ポスターセッション

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 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.14 
“潜在”マーケティング
試食における販売員の手袋の色が消費者に与える影響について
森 飛友
同志社大学 商学部 学生
森嶋 香帆
同上
上平 華
同上
川尻 章太
同上
発行 :
分類:U24ポスターセッション
報告要旨 :
本研究は、試食時における販売員の手袋の色が顧客の反応に影響を及ぼすのかを調査したものである。そして、調査結果に応じて使用するべき色についての示唆を与えることを目的としている。検証方法としては、手袋の色のみを変えた食パンの試食を提供している様子の画像を用意し、100人ずつ印象に関してのアンケートを取った。手袋の色については一般的に用いられることが多い青色、黒色、白色の三色を用い、アンケート内容は食パンの製品評価に関わると思われる項目を選定した。調査を開始するにあたって、青色は寒色であることや、食品において潜在的な拒否反応を示す可能性があるという研究から、我々は青色の手袋が他の二色に比べて製品評価が低くなると仮説を立てた。そして、検証を行ったが、全体的に三色で有意な差は見られなかった。しかし、唯一差があると思われたのは温度感についてで、青色の手袋は他の手袋よりも食パンが温かく感じられたと調査結果から判明した。このことから、青色は生産者側の視点からすると異物混入を発見しやすいという明確な利点があるため、どの色を用いても製品評価に大きく影響がないのであれば、青色の手袋を用いるべきである。
キーワード : 潜在意識 手袋の色 試食販売


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