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 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.14 
「Society6.0 自然回帰社会」が実現する公益資本主義
― 「泥んこバレーボール大会」の実践から学ぶ地方創生の方向性 ―
藤川 遼介
(株)エピテック 代表取締役
発行 :
分類:一般報告
報告要旨 :
 日本経済の発展に向けて注目されている地方創生が目指す方向性は,「Society5.0 超スマート社会」の先を見据えることが重要だといえる。
 当研究は,全国で実践を続けてきた遊休地を活用した「泥んこバレーボール大会」を題材に地方創生の方向性に関する考察を行う。
 「泥んこバレーボール大会」は,大きな収益を見込みにくいものの,老若男女が楽しめ,地域の魅力発信を効果的に行える。したがって,実施する意義を明確化し,無理のない運営を続けることで,地域に浸透させやすい企画となっている。その結果,開催地域では,新たなコミュニティ創造に結びつき,プロジェクトづくりや結束力向上に繋がっている。
 このような実践からローカルな現場で生まれたコミュニティは,グローバルな視点でも注目されている自然文化など環境に配慮した取り組みに関心を寄せる傾向にあるといえる。したがって,このコミュニティをグローバルな視点で価値づけすることは, 「Society6.0 自然回帰社会」と呼べる新たな社会構造に繋がると考えられる。
 このような背景を踏まえ,当研究は,「泥んこバレーボール大会」の事例からグローカルな視点で地方創生に関する見解を紹介する。
キーワード : Society5.0 地方創生 公益資本主義 グローカル サーキュラーエコノミー


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