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ポスターセッションの報告要旨の |
| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.14 |
| 「24時間」と「1日」は同じじゃない? |
| 時間フレーミングが広告の機能的・情緒的効用に与える影響 |
| 前崎 百映 法政大学 経営学部 学生 |
| 福冨 希羽 同上 |
| 渡邉 真弓 同上 |
| 発行 : |
| 分類:U24ポスターセッション |
| 報告要旨 : 本研究の目的は,広告表現における時間フレーミングの違いが機能的効用と情緒的効用に与える影響を明らかにすることである。 背景として,広告には機能的効用を訴求するものと情緒的効用を訴求するものが存在する。その中で,機能的効用と情緒的効用の時間表現において時間フレーミングが用いられる。時間フレーミングとは,「24時間」と「1日」のように,単位の違いで表現を変える手法である。先行研究では,時間フレーミングが消費者の利益やコストの知覚に影響を与えることを明らかにした(Monga and Bagchi,2012)ものの,時間フレーミングが広告における機能的効用と情緒的効用に与える影響については明らかにされていない。 そこで,本研究では時間フレーミングが消費者の広告態度と製品魅力度,購入意図に与える影響の仮説を構築し,日本人の18〜75歳男女を対象に,機能的効用と情緒的効用を訴求する広告を示したアンケート調査により,実証する。 以上により,本研究は,機能的効用型と情緒的効用型の広告における時間フレーミングの最適な活用方法を示すことで,消費者に訴求力の高い広告設計に貢献するものである。 |
| キーワード : 数値ヒューリスティック 広告表現 広告態度 製品魅力度 購入意図 |
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