|
ポスターセッションの報告要旨の |
| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.14 |
| 「推しコラボ」は消費者の購買意欲にどう影響するか |
| 選択式コンジョイント分析による実証研究 |
| 尾郷 充 近畿大学 産業理工学部 学生 |
| 発行 : |
| 分類:U24ポスターセッション |
| 報告要旨 : 近年,SNSの普及と個人の価値観の多様化により,特定のアイドルやキャラクター等を応援する「推し活」が社会的に広く浸透している。多くの企業がこのトレンドを捉え,推しと商品をコラボさせることで消費者との接点を増やし,購買意欲を喚起するマーケティング活動を展開している。一方で,商品そのものが持つ価値やブランド,そして推しとのコラボという付加価値のうち,消費者の購買意欲にどの要素がより強く影響するのかは明らかではない。本研究では,この社会的背景と問題意識に基づき,推しコラボが価格やブランドと比較して消費者の購買意欲に与える影響を明らかにすることを目的とした。調査対象は推し活を行っている近畿大学の学生とし,学内やSNSを通じて最低100名に協力を求めた。調査は選択式コンジョイント分析を用いたアンケート形式で実施し,Tシャツを調査対象商品として「推しコラボの有無」「価格」「ブランド」の3つの属性を組み合わせた仮想的な選択肢を提示した。回答者は複数の選択肢の中から最も魅力的な商品を選び,その選択結果から各属性が購買意欲に与える影響度を定量的に分析した。以上の調査で得られた結果を報告する。 |
| キーワード : 推しコラボ 選択式コンジョイント分析 購買意欲 |
>一覧

