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ポスターセッションの報告要旨の |
| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.14 |
| ディズニーのインターナルマーケティングが「ハピネス」を生み出すメカニズムの経営学的考察 |
| ~「キャストとゲスト」双方の幸福を最大化する戦略~ |
| 清水 秀哉 国士舘大学 経営学部 学生 |
| 山田 桃子 同上 |
| 浅品 真優 同上 |
| 三浦 亮馬 同上 |
| 発行 : |
| 分類:U24ポスターセッション |
| 報告要旨 : 本報告は、顧客が商品そのものでなく「経験価値」を重視する現代において、東京ディズニーリゾートがゲストに「ハピネス」と称される卓越した体験を提供し続けられるメカニズムを、経営学の視点から解明することを目的としている。 その原動力は、ゲストだけでなく、従業員である「キャスト」のハピネス(働きがい・誇り)を最大化する独自のインターナルマーケティング戦略にあると本報告では捉えた。公開資料によれば、全キャストが共有する行動基準「The Five Keys」を基盤とし、理念への共感を重視する「キャスティング(採用)」、世界観を浸透させる「ディズニー・ユニバーシティ(教育)」そして称賛文化を醸成する評価制度といった一貫した施策が展開されるている。 これらの取り組みがキャストに仕事への誇りと自己効力感を与え、その結果として生まれる自発的で質の高いおもてなしが、ゲストの感動体験を創出すると本報告では捉えた。 本報告では、このキャストとゲスト双方のハピネスが相互に作用しあう好循環のメカニズムを明らかにする。 |
| キーワード : インターナルマーケティング 経験価値 ハピネス |
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