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ポスターセッションの報告要旨の |
| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.14 |
| 推し活を通して見る消費行動 |
| 田口 真衣 常磐大学 総合政策学部 学生 |
| 発行 : |
| 分類:U24ポスターセッション |
| 報告要旨 : 本研究の目的は,推し活がどのような影響を人々に与えているかを解明するとともに実態を明らかにし,今後さらに市場を拡大するためにファンの人々の意見を分析することである。 近年「推し」や「推し活」といった言葉をテレビや街中で見かける。そのことから推し活を行う人が増え需要があることがうかがえる。推しと呼ばれる芸能人やキャラクターと企業がコラボを行うことでの利益拡大は研究が進み多くの企業がコラボを実施している。しかし推し活については2020年以降に出てきた言葉のため,言葉だけ知っていて実態までは知らないという人も多い。先行研究である博報堂・SINING(2024)の共同調査によると,3人に1人の割合で推しがいると自認しており,可処分所得の4割近くを使っていた。10代に限定すると5割程度推し活に使用していた。推しがいないと回答した人の中にも好きなものや趣味がある人は多く,推し活の市場はまだまだ拡大の余地があると考える。 これらの先行研究を踏まえて、実際に推し活を行っている人を対象に実態や今後への期待を調査するためのアンケート調査を実施した。ここではその結果から推し活の経済的価値を示す。 |
| キーワード : 推し活 ファンマーケティング 応援消費 コト消費・トキ消費 アンケート調査 |
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