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ポスターセッションの報告要旨の |
| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.14 |
| 値上げより中身を減らす方が好まれる?! |
| 消費者が選ぶ”納得できる”負担のかたち |
| 望月 彩由 同志社大学 商学部 学生 |
| 頃末 夏希 同上 |
| 鉄東 加音 同上 |
| 廣橋 優子 同上 |
| 発行 : |
| 分類:U24ポスターセッション |
| 報告要旨 : 本報告の目的は,消費者がより積極的に商品を購入できる方法を検討し,企業の持続的な成長にどう役立つかを探ることだ。近年,特に食品業界では,原材料の高騰や輸送コストの増加が深刻な問題となっており,企業にとって価格設定が大きな課題である。その対策としてよく見られるのが「シュリンクフレーション」であり,価格をそのままにして内容量を減らすことで,実質的に値上げを行うという手法だ。一方で,内容量をそのままにして価格を改定する場合もある。 本研究では,「内容量を維持し価格を改定する方が消費者に受け入れられやすい」との仮説のもとアンケートを用いた分析を行ったが,結果は仮説と異なるものとなった。そこで新たな視点として「シュリンクフレーションの方が消費者に気づかれにくく,受容されやすいのではないか」と考えた。これを新たな仮説として,価格改定や内容量変更に対する消費者の意識を明らかにするための追加調査を行った。その結果を基に,企業が消費者の理解を得ながら購買意欲を維持•向上させる方法について考察した。 |
| キーワード : シュリンクフレーション 価格改定 消費者心理 |
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