ポスターセッション

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 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.14 
重点道の駅たがみを事例としたブランド価値協創の研究
小野 光朝
新潟大学大学院 自然科学研究科 修士課程
発行 :
分類:U24ポスターセッション
報告要旨 :
本研究は、地域サービス空間としての道の駅におけるブランド価値構造と価値協創の実態を明らかにし、持続可能な地域づくりへの示唆を得ることを目的とする。国土交通省は2025年を目標に「道の駅第三ステージ」を掲げ、道の駅を地域の中核拠点として世界ブランド化し、交流や観光、災害対応など多様な役割を果たす場へと進化させる方針を示している。こうした動向の中で、道の駅は単なる物販施設にとどまらず、地域資源や文化を活かしたブランドの「器」として機能することが期待されている。本研究では、2020年に開設され「重点道の駅」に指定された新潟県の道の駅たがみを対象とし、和田他(2020)のブランド価値構造の枠組みおよび勝見(2022)の「コシヒカリ」をめぐる地域ブランド研究を参照しつつ、供給主体・消費者・第三の主体に半構造化インタビューと自由記述アンケートを実施した。収集した自由連想データをKH Coderで分析し、抽出語を基本価値・便宜価値・感性価値・関係価値・観念価値の五つの価値に分類することで、三者間における認識の差異や共通点を構造的に明らかにした。
キーワード : ブランド価値協創 道の駅 計量テキスト分析 プレイスブランディング


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