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ポスターセッションの報告要旨の |
| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス Vol.14 |
| 日本のコーヒー市場における消費行動の変容と新たなマーケティング戦略の構築 |
| 杉原 貫太 山梨県立大学 国際政策学部 学生 |
| 秋山 由布子 北陸先端科学技術大学院大学 |
| 発行 : |
| 分類:U24ポスターセッション |
| 報告要旨 : 近年,コーヒー豆の生産国や途上国においてコーヒーの消費量が増加していることに伴い,コーヒーの価格は高騰している。 日本では,コーヒー豆の価格の高騰や物流コストの上昇により,生活に身近なコンビニコーヒーを中心として値上げが進んでいる。 しかし,「コンビニコーヒー」をはじめとした手軽で安価なコーヒー消費のモデルが現状の価格上昇の中では持続可能性が低いと考えられる。 本研究では,サードウェーブコーヒーのような付加価値をつけたコーヒーサービスを対象に,日本のコーヒーサービスの新たなターゲット創出や購買モデル構築の可能性を検証した。 結果,日本においては、「コンビニコーヒー」に代表される手軽で安価なコーヒーではなく,「コーヒーを楽しむ」という,より質の高い消費へと変化していくと考えられる。 本研究は,世界におけるコーヒー市場が変容するなかで,日本のコーヒーサービスがどのようなマーケティング戦略を構築すべきなのかについて新たな示唆をもたらすといえる。 |
| キーワード : サードウェーブコーヒー 高付加価値化 コンビニコーヒー 価格上昇 |
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