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ポスターセッションの報告要旨の |
| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス |
| 「ハマる」を測る |
| 関与研究へのシリアスレジャー測定尺度(SLIM)の適用可能性 |
| 阿部 太一 福岡大学大学院 商学研究科 博士課程後期 |
| 発行 : 2026年02月28日 |
| 分類:一般報告 |
| 報告要旨 : 対象製品やブランドに並外れた関与を持つ超高関与消費者は,熱狂的な消費行動やUGCによるC to Cコミュニケーションを通し,市場の拡大に貢献する。関与の源泉には,快楽等の報酬や,製品知識と自己の目的が結びついた「自己関連性」がある。しかし自己関連性の形成過程に起こり得る様々な制約への,消費者自身による対処方略は明らかでない。また多様な消費者の動機を捉えることは困難であり,先行研究ごとに独自の質問項目が作成されてきたなど,測定尺度の確立も課題である。一方,隣接領域のレジャー研究では「シリアスレジャー」として,楽しいだけでなく,専門的で長期間継続する余暇への関わり方が捉えられている。近年,余暇への真剣さと報酬を測定する心理尺度(SLIM)が日本語訳され,多くの研究蓄積を持つ国際的な尺度を用いた量的研究が可能となった。本研究はSLIMで測定・構造化される「努力」「レジャーキャリア」「持続的利益」「アイデンティティ」といったシリアスレジャーの要素が,制約下での消費の継続や,自己関連性の形成とどのように関連するか探索的に検討し,製品関与研究に新たな視点と実務的貢献を提供することを目指す。 |
| キーワード : 超高関与消費 シリアスレジャー Serious Leisure Inventory and Measure |
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