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ポスターセッションの報告要旨の |
| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス |
| パッケージデザインの視覚的複雑性がプラントベースフード受容に与える影響 |
| 岩田 彩 インディペンデント・リサーチャー |
| 発行 : 2026年02月28日 |
| 分類:U24ポスターセッション |
| 報告要旨 : 本研究は,プラントベースフード(PB)の普及障壁である「快楽的魅力の欠如」という消費者意識に対して,パッケージデザインの視覚的複雑性が及ぼす効果を検証したものである。先行研究では,視覚的に複雑なデザインは製品の快楽知覚を高めることが明らかになっている。そこで,本研究では,複雑なパッケージのPBは消費者の快楽知覚を高め,その結果として購買意向および製品評価を向上させるという仮説を導出し,検証を行った。 パッケージの視覚的複雑性を操作した被験者間実験の結果,複雑なパッケージはPBの快楽知覚を有意に高め,この知覚を媒介して購買意向と製品評価に正の影響を及ぼすことが明らかになった。製品カテゴリ(肉 vs. PB)による調整効果は有意ではなかったものの,条件付き効果の分析では,PBにおいてのみ快楽知覚を媒介した間接効果が確認された。 本研究は,PB受容において,視覚的複雑性を用いた快楽的魅力の訴求が有効なマーケティング戦略となることを示唆している。 |
| キーワード : プラントベースフード パッケージデザイン 視覚的複雑性 |
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