ポスターセッション

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 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス 
コーズ・リレーテッド・マーケティングにおけるコーズ選択が消費者態度に及ぼす影響
消費者の価値志向性に着目したターゲット別分析を通じて
山口 綾
西南学院大学商学部 学生
発行 : 2026年02月28日
分類:U24ポスターセッション
報告要旨 :
企業の社会的責任への関心が世界的に高まる中,消費者が自ら寄付先を決定できる「選択制CRM」は,その有効性が期待されつつも実務での活用範囲は限定的である。本研究では,この手法の可能性を広げるべく,二つの概念を掛け合わせた枠組みを検討した。第一に,消費者の主体的な関与が自己決定感を醸成し,企業が行う社会貢献を「自分ごと」として捉えさせる「コーズ選択」。第二に,社会貢献への内発的動機や納得感の形成を左右し,CRMへの反応に個人差をもたらす本来的な心理特性である「価値志向性」。これら両者の相互作用が支払意思額(WTP)に及ぼす影響を検討した。アンケート調査の結果,属性別分析により,若年層かつ高い社会的志向を持つ層において,選択制CRMに対し高いWTPを示す一定の傾向が見られた。これは,若年層において「自己の価値観を寄付先に反映させる」という選択体験が,購買意欲を高める一要素となっている可能性を示唆している。本報告では,以上の知見に基づき,消費者の特性に適合したCRM戦略のあり方について考察を行う。
キーワード : コーズ・リレーテッド・マーケティング 価値志向性 選択制CRM


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