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ポスターセッションの報告要旨の |
| 日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス |
| eスポーツにおけるエコシステムの問題点と展望 |
| スポンサー維持とパブリッシャーのエコシステム未介入 |
| 草場 洸毅 福岡大学大学院 商学研究科 博士課程前期 |
| 中島賢一 福岡大学商学部教授 |
| 発行 : 2026年02月28日 |
| 分類:一般報告 |
| 報告要旨 : 現在、日本のeスポーツは,ゲーム大国にも関わらず興行や市場規模において海外に対し「遅れている」と指摘される。財務省「日本におけるeスポーツの発展のために」によると2024年は世界全体の市場規模に対して,日本の市場シェアは10%ほどになっている。 この「遅れている論」に対し深く言及した先行研究は少ない。本研究ではその原因についてエコシステムとそのステークホルダーの側面から検討し,問題点の整理を行う。 現状のエコシステムにおける最大の問題点は,資金の源流であるスポンサー維持のモデルが日本では成立しにくい状態にあることだ。興味を持った企業が一度の投資で見切りをつけ,継続的な活動ができない現状がある。 また,パブリッシャーがエコシステム構築に十分に介入できていない点も課題である。国外の成功モデルではパブリッシャー主導の大会運営が主流であり,国内でもCAPCOMの『ストリートファイター』のように,事例が存在する。 本発表では,新たなeスポーツ・エコシステムへの展望として,発展の方向性を示す「トラジェクトリ」,活動の「再文脈化」,および「社会的意義」の観点から考察を試みる。 |
| キーワード : eスポーツ エコシステム トラジェクトリ 再文脈化 スポンサー |
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