|
学会員のワーキングペーパーの |
| 日本マーケティング学会 ワーキングペーパーVol.9 No.3 |
| 信頼とコミットメントによるレジリエンス |
| ―持続的購買関係の社会システム論による把握 ― |
| 岩永 洋平 九州産業大学 商学部 教授 |
| 発行：2022年12月19日 更新：2022年12月19日 |
| 分類 ： 論文 |
| 要約 ： 企業と消費者との相互作用により、不確定性を超える信頼がいかに形成されて事業成長をなすか。また危機に際してコミットメントが、どう復興に貢献するかを被災企業のケースで検討した。初回購買段階で消費者は、地域の知識の適用、また提供者の人格認識によって売り手を信頼して商品を購入した。事業者は自己表出を動的に操作する表現開発能力で信頼を形成していた。持続的購買段階で消費者は、売り手の振舞いの観察、過去の行ないと未来への意思の知識を得て信頼を深め関係を持続させた。事業者側は顧客と価値共創する動的な商品開発能力を得ていた。危機に際しコミットメントによる支援の意味の購買行為がなされ、売り手側も事業実践を返報の意味に捉え返していた。 |
| キーワード ： レジリエンス 信頼 コミットメント 社会システム論 リレーションシップ・マーケティング |
| ページ数 ： 表紙1 + 本文17 |
| ファイルサイズ ： 1299KB |
>戻る
