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学会員のワーキングペーパーの |
| 日本マーケティング学会 ワーキングペーパーVol.12 No.3 |
| 地域を越える食品スーパー・チェーン |
| ― 東海から関東・関西に出店するバローの事例 ― |
| 清水 信年 流通科学大学 商学部 教授 |
| 発行:2026年05月12日 更新:2026年05月12日 |
| 分類 : 論文 |
| 要約 : 日本の食品スーパーは、その主力商品である生鮮三品を中心に地域ごとの食文化や嗜好差が大きく、卸売市場や産地との関係、鮮度管理等が重要であるため、寡占が進みにくい業態とされてきた。既存研究では、チェーン組織における仕入れと販売の調整、生鮮食品の廃棄・欠品リスクなどの課題が指摘されている。一方、近年は他地域の市場に参入を図る食品スーパー・チェーンが相次いでいる。本稿では、東海地域を中心に成長した食品スーパー「バロー」が、関西や首都圏へ進出する過程に注目し、食品加工、卸売、物流、農業、食品スーパーの子会社化などを通じて垂直統合型の「流通業」を構築してきたバローホールディングスがどのような需要対応や仕入れ活動の工夫をしているのか、二次資料を用いて事例分析する。結論として、バローの越境展開は外部環境の変化だけでなく、長年蓄積してきた製造・調達・物流・販売を統合する組織能力に支えられているが、成果検証は今後の課題である。 |
| キーワード : 生鮮三品 垂直統合 仕入プロセス革新 |
| ページ数 : 表紙1 + 本文12 |
| ファイルサイズ : 412KB |
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