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| 日本マーケティング学会 ワーキングペーパーVol.12 No.8 |
| 「えどがわメティ」の商品受容性に関する実証研究 |
| 栄養分析・味覚分析・官能評価による地域ブランド形成への示唆 |
| 青木 洋高 文教大学 |
| 発行:2026年07月06日 更新:2026年07月06日 |
| 分類 : 論文 |
| 要約 : 本研究は,東京都江戸川区で地域特産品化が進められている「えどがわメティ」の商品受容性を,栄養分析,味覚分析,官能評価により実証的に検討し,地域ブランド形成への示唆を得ることを目的とした。これまで,「フェヌグリーク」の種子に関する研究は豊富である一方,「メティ」を対象とした研究,とりわけ商品受容性を科学的に評価した研究はほとんど確認されなかった。 分析の結果,「えどがわメティ」は小松菜と比較して,たんぱく質,食物繊維,ビタミンCなどの栄養成分で優位性を示した。味覚分析では旨味や旨味コクなどに特徴が確認された。一方,官能評価では料理により評価が異なり,水餃子やクッキーでは香りや特別感が総合評価と関連する傾向が認められたが,カレーでは明確な差は限定的であった。 以上より,「えどがわメティ」は在日インド人のコンフォート・フードを支える社会的価値に加え,料理との組み合わせによって商品価値を発揮する可能性を有することが示された。また,小松菜と競合するのではなく,多文化共生という物語性を付加価値として既存地域資源と結び付くことで価値を高める共存型地域ブランドとして展開できる可能性が示唆された。 |
| キーワード : えどがわメティ 商品受容性 地域ブランド |
| ページ数 : 表紙1 + 本文24 |
| ファイルサイズ : 1746KB |
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