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学会員のワーキングペーパーの |
| 日本マーケティング学会 ワーキングペーパーVol.2 No.15 |
| マーケティング研究におけるグランウンデッド・セオリー・アプローチの適用可能性の考察 |
| 地域ブランディング研究を中心に |
| 山崎 義広 新潟大学大学院 現代社会文化研究科 博士後期課程 |
| 発行:2016年07月05日 更新:2016年11月14日 |
| 分類 : 論文 |
| 要約 : 近年,マーケティング研究分野における質的なアプローチのひとつとして,グラウンデッド・セオリー・アプローチ(以下,GTA)への関心が高まっている。本稿では主にヒューマン・ケア領域で発展したとされるGTAについて,マーケティング研究への適用可能性の考察を試みるものである。現在,GTAは様々なバージョンが存在するが,共通する基本特性を概観した上で,特に木下康仁による修正版GTA(M-GTA)を用いたマーケティング研究を中心とした適用事例の紹介を行った。その上で主に地域ブランディング研究における今後の意義や適用可能性を論じ,分析条件とデータの範囲の限定の積極的提示による,分析プロセスの明示性の重要性が示された。 |
| キーワード : グラウンデッド・セオリー・アプローチ 地域ブランディング 分析プロセスの明示性 |
| ページ数 : 表紙1 + 本文18 |
| ファイルサイズ : 1053KB |
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