学会員のワーキングペーパーの |
日本マーケティング学会 ワーキングペーパーVol.4 No.2 |
〈関係の創造と維持〉バッティストーニとライゾマティクスリサーチ |
技術と芸術の<統合>に向けた課題 |
森 泰規 株式会社 博報堂 ブランド・イノベーションデザイン局 |
発行:2017年10月02日 更新:2017年10月03日 |
分類 : コラム |
要約 : 前号コラムと同様に、芸術作品を窓として様々な考察を深める企画である。歌劇『オテロ』(舞台上演形式 全幕)2017年9月8日 東京・渋谷 Bunkamura オーチャードホールより。技術と芸術の双方を掛け合わせて今までにない思考枠組みや表現の可能性を打ち出そうというこころみへの考察を行う。コラボレーションというのは二つの柱が並んで立っているだけではなく、それらが統合化されてより高い頂きまで届くものへと変容した姿を指す。そして、技術と芸術とを、それぞれを単独にではなく結びつけて新しく優れた成果を生み出そうと考える場合に、そこで求められるのは、単なる総合である以上に、「統合」を志向した戦略であるかもしれない。今回の公演は、イタリア・オペラ作家のヴェルディがほぼ最終期に制作した作品『オテロ』が、技術と芸術の「統合」に向けて様々な注意点を示唆したことを紹介したい。 |
キーワード : 技術と芸術の統合 バッティストーニ ライゾマティクスリサーチ オテロ |
ページ数 : 表紙1 + 本文4 |
ファイルサイズ : 1051KB |
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