学会員のワーキングペーパーの |
日本マーケティング学会 ワーキングペーパーVol.4 No.13 |
サービス産業における国際化とサービスの多言語化および英語化について |
現状と今後のあり方 |
氏家 佐江子 SBFコンサルティング/早稲田大学/国士舘大学 |
発行:2018年06月29日 更新:2018年09月27日 |
分類 : 論文 |
要約 : グローバル化の進行により、サービス産業では多言語および英語化が広がっている。非英語圏の企業も、多様なバックグランドを持つ人的資源を効率的に管理・活用するには英語を公用語ないしは共通語として使用せざるを得ない状況に置かれている。本研究は、主要な先行研究をもとに、日本国内の企業の英語使用の現状について聞き取り調査に基づく。サービス企業内で英語がどのように使用されているか、現状を把握し、問題点や課題を洗い出し、今後の調査・研究の分析・検証の対象領域を明確化することを目的とする。インタビュー調査を、英語を日常的に使用している日本人バイリンガル・プロフェッショナルを対象に実施。調査の結果、英語がサービス産業で非常に広範に使用されていることが明らかになった。さらに、日本企業では、実際のビジネスが二言語ないしは多言語を使用して行われている事実に対する認識が薄く、英語能力の向上に重点が置かれている傾向がある。今後はサービス産業における多言語性と言語管理の研究の重要性が増すと考えられる。 |
キーワード : サービス産業のグローバル化 サービス産業における多言語対応 社内英語公用語化 |
ページ数 : 表紙1 + 本文18 |
ファイルサイズ : 330KB |
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