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 日本マーケティング学会 ワーキングペーパーVol.6 No.8 
コロナショックを契機に変革するサービス・マーケティング
サービス・エコシステム概念から俯瞰するアフターコロナの社会
佐藤 幸夫
多摩大学 医療・介護ソリューション研究所 フェロー
発行:2020年05月08日
更新:2020年05月08日
分類 : コラム
要約 :
2020年2月11日に国際ウイルス分類委員会により“SARS-CoV-2”と命名された新型コロナウイルスは、感染爆発(パンデミック)を起こしその影響は計り知れない。新型コロナウイルスは、2019年12月に中国の武漢で感染が確認されて以来、瞬く間に世界的な感染拡大を起こし、社会的経済的な活動に多大な影響を与えている。中国の武漢で感染が始まったという情報を持ちながら世界的な影響を食い止められなかった理由は多く考えられる。グローバル化する社会の中で人や物の流動性が新型コロナウイルスの感染拡大に拍車をかけたことも大きな理由であるが、新型コロナウイルスという未知のウイルスという不確実性とともに感染症対策に対するリスクマネジメントが不十分であったことも事実であろう。現在の社会的状況を、冷静かつ客観的に認識し、今後の対策を講じることが必要であろう。出口の見えないパンデミックに際して、我々は何を行うべきかを考える時期として、新たな知見を積み重ねる機会となることを願う。本コラムでは、新型コロナウイルスの感染が拡大する社会をサービス・エコシステム概念から俯瞰することで、今後のサービス・マーケティング研究の一つの視座を提示する。
キーワード : 新型コロナウイルス グローバル化 オンライン化 サービス・エコシステム概念
ページ数 : 表紙1 + 本文9
ファイルサイズ : 634KB


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