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日本マーケティング学会 共催
2014年10月度 嶋口・内田研究会レポート
「いちばんの満足をあなたに ~小商圏化対応の重要性~」

日本マーケティング学会 共催 2014年10月度 嶋口・内田研究会レポート
「いちばんの満足をあなたに ~小商圏化対応の重要性~」
 
日程:2014年10月27日(月)19:00~20:30
場所:社団法人日本マーケティング協会
講師:株式会社サークルKサンクス 代表取締役社長 竹内 修一 氏
共催:日本マーケティング学会

 

【レポート】
「いちばんの満足をあなたに」
 このビジョンは接客や品揃え、商品力など全ての面で、地域ひとりひとりのお客様に“いちばんの満足”を提供できるお店でありたい、という想いから生まれました。そして“あなた”という言葉にはお客様はもちろん、加盟店や社員、お取引様など全ての人への想いを込めています。“いちばんの満足”を提供したいという変わらぬ想いを実現させるため、サークルKサンクスは一丸となって取り組んでまいります。
 
 昨今、コンビニエンスストアの使われ方が変化し、女性や中高年層など新たなお客様が利用するシーンが増加しております。このような社会構造の変化に柔軟に対応するべく、ユニーグループ・ホールディングスのもと、ユニーの総合スーパー事業と当社のコンビニエンスストア事業を中心とした強固なグループ体制を築き、店舗開発やプライベート商品の開発、商品調達、物流など多方面においてグループシナジーの最大化に取り組んでおります。また、人口減少や消費マーケットの縮小に対応するため「小商圏化対応」を進め、新しいコンビニエンスストア像を創造してまいります、という内容の講演でした。

  
竹内修一氏
竹内修一氏
  

【概要】
講師自己紹介
・竹内氏は、サークルKサンクス入社前に化学系会社の研究開発部門に在籍した経緯をお話しされ、建機等の運転もできるとのお話がありました。

 

CVS業界の現状と今後の展開

・GMS、SM、CVSの歴史
過去大店法等による法規制からGMSは郊外に店舗展開を変え、中心部には商店街の空洞化現象を起こし、そこにCVSの店舗モデルが受け入れられ、さまざまなサービスを次々と付加されることにより、その地位が確立されていった。
・CVS 50,000店突破
2013年には全国でCVS店舗数が50,000店を突破。その前までは50,000店飽和説があったものの、東日本大震災後のシニア・女性の来店増加や、さまざまな出店形態(駅ナカ、病院、学校等)の拡大、商品・サービスのレベル向上により、CVS業態はまだまだ成長し続けている。

 

サークルKサンクス 今後の方向性
・ユニーグループ・ホールディングスによるシナジー効果拡大
 GMSとSM、CVSの総合小売業化や仕入共同化、営業企画共同化を展開強化
・小商圏化における取組
 シニア・女性客増加に伴う、客層変化による売上の維持・拡大
・ペルソナ戦略
 女性客率向上を目的とした、“CKS Woman Project”発足
・会員カード、ID-POS戦略
 ロイヤルカスタマーの維持・育成、個店競争力向上、MD強化、計画生産、出店精度向上へ
・新しい取組
 ニューコンセプトストア「サークルKフレッシュ」「K’s CAFÉ」の展開スタート
・わたしたちがめざす店舗モデル
 CVSに必要な標準の品揃え➡地域・立地のニーズに応じた品揃えの拡充➡お客様の期待を超える付加価値の提供

 
竹内修一氏 会場の様子
写真左から、竹内修一氏、会場の様子

 

【研究会を終えて】
 コンビニエンスストアチェーンのトップの方のご講演ということもあり、当日は会場を拡大した上の満席状態でした。講演の内容をすべてお伝えすることはできませんが、これまでのコンビニエンスストアの歴史から現状の小売(GMS・SM・CVS)経営状態から、今後の業界動向とサークルKサンクスの方向性まで、とてもわかりやすくご講演をいただきました。本来であれば決算発表等で行われるお話までしていただき、参加者からも「わかりやすく、とてもおもしろい講演でした」との声を多数いただきました。
 サークルKサンクスがめざす方向性が、「小商圏化対応」を具現化し、社会インフラとしての要望が高まるコンビニエンスストア業界において、セブンイレブンとは違った戦略をいかに実行するか。その起点がお客様の期待を超える付加価値の提供である、という竹内社長の熱い想いが伝わる、有意義な研究会でした。
 
(文責:嶋口・内田研究会事務局 早稲田大学ビジネススクール内田ゼミM1 品田貴志)

 
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