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研究報告会レポート

第2回顧客価値創造型営業戦略研究
報告会レポート
「営業研究の新たな可能性」

第2回 顧客価値創造型営業戦略研究会 > 研究会の詳細はこちら
テーマ:「営業研究の新たな可能性」
報告者:登坂 一博 氏(株式会社ビジネスイノベーションコンサルティング 代表取締役)
    本下 真次 氏(関西学院大学大学院 経営戦略研究科 博士後期課程)
    佐藤 善信 氏(関西学院大学専門職大学院 経営戦略研究科 教授)
日 程:2015年3月26日(木)19:00-20:30
場 所:関西学院大学大阪梅田キャンパス 1406教室

 

【報告会レポート】
 今回の報告会は年間活動報告、講演、参加者ディスカッションの三部構成で行いました。
 
 まずは登坂一博氏(株式会社ビジネスイノベーションコンサルティング代表取締役)による活動報告です。1999年から続く関西学院大学MBAの同窓活動「営業研究会」をルーツに、2010年に書籍「顧客価値創造型営業への進化」を出版し、MBAでの授業を5年間行ってきた経緯を踏まえ、将来的には、「営業学」という極めて実践的な学問として体系化することを目指した、2014年度の取り組み、2015年度の計画が報告されました。

 
登坂一博氏
登坂一博氏
 

 次に佐藤善信先生(関西学院大学経営戦略研究科教授)による講演です。Sales研究の歴史的な流れ、例えば、成果をあげる営業担当者の特性や、マーケティング部門と販売部門の関係などが紹介されました。その上で、近年出てきた営業に関連する新しいトピックとして、コーチングやSDロジックなどに言及の上、今後、国際比較研究を行い、日本的営業を再定義の上、国際的に発信するのはどうかと提案されました。
 
佐藤善信先生
佐藤善信先生
 

 最後は、参加者の質問を受ける形から、改めて、営業研究の新たな可能性に関するディスカッションです。武士道、おもてなし、キャリアパス、リーダーシップスタイル、研修、流通、産学連携など、様々な切り口から積極的な議論がなされました。
 
ディスカッションの様子
ディスカッションの様子
 

【報告会を終えて】
 多種多様な参加者を迎えてのディスカッションは、あっという間に時間が過ぎ、報告会が終わった後も個別に抱えている営業課題について相談する様子が見られました。各テーマでの営業研究の深堀はもちろん、こうした議論の場の継続そのものが非常に有意義であることを再認識します。月1回ペースで行っている研究会への参加は常に歓迎しておりますので、ご興味いただいた方は是非ともお声がけください。
 

(企画運営メンバー:本下真次)

 
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