第4回顧客価値創造型営業戦略研究 報告会レポート 「日本におけるマーケティングと営業の関係進化に向けて」 |
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テーマ:「日本におけるマーケティングと営業の関係進化に向けて」
日 程:2016年3月25日(金)19:00-21:00
場 所:関西学院大学大阪梅田キャンパス1002教室
【報告会レポート】
今回の報告会は「営業スタイルと顧客価値創造との関係性の理論的フレームワーク構築への挑戦」研究報告、「印刷業界における営業変革」事例報告、「日本的営業研究の可能性」ディスカッションの三部構成で行いました。
まずは上田利博氏・向井光太郎氏(ともに関西学院大学専門職大学院 経営戦略研究科 非常勤講師)による活動報告と研究報告です。リサーチプロジェクトの2015年度の取り組み、2016年度の計画が報告され、セールスに関する国際学会であるGSSI(Global Sales Science Institute)2016にエントリーしている論文4テーマに関する紹介がなされました。
写真左から、上田利博氏、向井光太郎氏
次に本下真次氏(関西学院大学大学院 経営戦略研究科 博士後期課程)による事例紹介です。同氏が実務家として所属する印刷業界において、営業を起点とした事業改革がいかにして行われ、現在、どういった課題を抱えており、自身はどのように活動しているかの報告がなされました。
佐藤善信先生(左側)・本下真次氏(右側)
最後は、佐藤善信先生(関西学院大学専門職大学院 経営戦略研究科 教授)も加わり、ディスカッションを行いました。これまでのマーケティングとセールスの研究蓄積を踏まえながら、日本の営業の特徴について仮説フレームが提示され、参加者との積極的な議論がなされました。
【報告会を終えて】
当日は多くの研究者の方、実務家の方が集まり、営業研究に対する産学両面からの期待の高さが伺えました。営業研究は極めて実践的な分野である為、実務者からの積極的な話題提供が欠かせません。月1回ペースで行っている研究会への参加は常に歓迎しておりますので、ご興味いただいた方は是非ともお声がけください。
(企画運営メンバー:本下真次)