第3回ソロモン流消費者行動分析研究報告会レポート |
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日 程:2015年7月10日(金)18:30-20:10
場 所:一橋大学千代田キャンパス1F リエゾン・ラボ
構成:
- マーケティング・リサーチにおける消費者行動論の意義
報告者:萩原 雅之(はぎはら・まさし)氏(トランスコスモス・アナリティクス株式会社 取締役副社長) - 本質直観と『ソロモン 消費者行動論』
報告者:水越 康介(みずこし・こうすけ)氏(首都大学東京大学院ビジネススクール 准教授)
【報告会レポート】
この1月に、消費者行動論の決定版テキストブック『ソロモン 消費者行動論』(丸善出版)を翻訳出版しました。第3回研究会では、このテキストブックがマーケティング・リサーチにとって持つ意義について考えてみました。
ゲストとして、萩原雅之氏(トランスコスモス・アナリティクス株式会社取締役副社長)をゲストとしてお迎えしました。萩原氏は、「インターネットサーベイ・メーリングリスト」主宰者として知られ、『次世代マーケティングリサーチ』(ソフトバンク クリエイティブ)を著すなど、新しいリサーチのあり方についての積極的な議論を展開されてきました。マーケティング・リサーチの観点からソロモンの消費者行動論の議論をどう活かすのか、ということについて語って頂きました。
萩原氏の議論を踏まえて、本研究会メンバーである水越康介氏(首都大学東京大学院ビジネススクール准教授)にもリサーチと消費者行動の関係について語ってもらいました。水越氏は昨年、『「本質直観」のすすめ。』(東洋経済新報社)を著し、外の世界を対象にした伝統的なマーケティング(リサーチ)の考え方を再考し、内の世界に向かうマーケティングというクリティカルな観点を示しました。