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研究報告会レポート

第12回ブランド&コミュニケーション研究報告会レポート「新しい消費と新しいマーケティング」

#いまマーケティングができること

第12回ブランド&コミュニケーション研究報告会(リアル開催) > 研究会の詳細はこちら
 
テーマ:新しい消費と新しいマーケティング
登壇者(50音順):
    稲田 豊史 氏(ライター / 編集者)
    片寄 航 氏(株式会社インテージ)
    久保田 進彦 氏(青山学院大学 経営学部 教授)
    財津 涼子 氏(CCCマーケティング総合研究所)
    髙橋 広行 氏(同志社大学 商学部 教授)
    三橋 紗和子 氏(株式会社インテージクオリス)
日 程:2022年8月20日(土)13:00-17:00
場 所:青山学院大学 青山キャンパス 17406教室(17号館・4階)
 
【報告会レポート】
 2022年8月20日に、青山学院大学青山キャンパスにおいて「新しい消費と新しいマーケティング」というテーマで、第12回ブランド&コミュニケーション研究報告会が行われました。
 
 Part1では、同志社大学の髙橋広行教授とCCCマーケティング総合研究所の財津涼子さんから、「『持たない時代のマーケティング』から考える「新しい消費」」というタイトルで報告が行われました。まず高橋教授から、サブスクリプションとシェアリングについて、概念的・理論的な説明があり、つづいて財津さんからケースを用いた分析が報告されました。
 
 Part2では、ライター・編集者の稲田豊史さんによって、「映像コンテンツ“消費“の現在形」というタイトルで報告がありました。映像作品の作り手であるプロデューサーやディレクターと、その鑑賞者である一般消費者の双方に対するインタビューに基づき、最近よく見られる早送りやスキップといった映像作品の鑑賞方法について、非常に興味深い分析が報告されました。
 
 Part3では、青山学院大学の久保田進彦教授、インテージの片寄航さん、そしてインテージクオリスの三橋紗和子さんから、「リキッド消費とマーケティング」というタイトルで報告がありました。はじめに久保田教授からリキッド消費の概要について説明が行われたあと、片寄さんから定量的分析の結果について、三橋さんから定性的分析の結果について報告があり、最後に久保田教授から事例を用いた説明および整理がありました。
 
 その後は、登壇者と会場参加者の交流会が行われ、約1時間ほど研究会の内容について議論が行われました。オンラインでの研究会が続くなか、久々の対面開催ということもあり、非常に充実した研究会となりました。
 

 
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