リサーチプロジェクト
研究報告会レポート

第3回合同リサプロレポート「日本における健康経営の現状と課題、今後の展望について」

#いまマーケティングができること

第3回合同リサプロ「第4回 健康アセットマーケティング研究会 」✕「第5回 健康経営ブランディング研究会」(オンライン)
 
テーマ:日本における健康経営の現状と課題、今後の展望について
日 程:2022年9月29日(木)19:00-21:00
場 所:Zoomによるオンライン開催
 
【報告会レポート】
 健康アセットマーケティング研究会と健康経営ブランディング研究会の共催企画の第三弾として合同リサプロを開催した。経済産業省の山崎様からは行政視点から見た健康経営推進上の現状と課題、今後の展望のお話を伺った。その後、学術・実務両面から健康経営に関わられている新井先生から地方との健康経営の関係性について、大学教育の一環として健康経営に関する企業への訪問・調査の取り組みなど具体的な事例を交え、ご説明いただいた。その後のパネルディスカッションでは、健康経営推進に関わる社団法人の代表理事浅野様を交えて職域、学域における健康経営の現状と課題、今後の在り方について活発な議論が行われた。
 
1. はじめに(解題)
 神奈川大学 経営学部 准教授 中見真也先生(5分)

 
2. 経済産業省 商務・サービスグループ ヘルスケア産業課 課長補佐 山崎牧子様よりご講演(40分)
 山崎様より予防健康分野の課題とヘルスケア産業の役割から、近年健康経営と業務パフォーマンス、株価の相関といった効果がみえてきているお話をいただいた。資本市場、労働市場での健康経営推進の効果がみえてきたことで健康経営の取り組み自体が人的資本投資の意味でも重要となってきていることが伺える。今後は、中小企業、地方でも健康経営のすそ野拡大が求められている。
 

 
3. 山野美容芸術短期大学 教授 新井卓二様よりご講演(30分)
 新井様より、「健康経営と地方での活用」をテーマに大学生とともに地方での訪問・調査の取り組みを紹介いただいた。地域での健康経営の活用、教育として大学生を巻き込んで進めていくことはSDGsの教育の中でも貢献をするので今後も活動を広めていく方向で進めている。
 

 
4. パネルディスカッション、Q&A(45分)
  MC:中見真也(同上)
  パネリスト:山崎氏(同上)、新井氏(同上)、阿久津聡氏(一橋大学ICS 教授)、
        浅野健一郎氏(一般社団法人社会的健康戦略研究所 代表理事)

 浅野様より、地域、地方で中小企業が健康経営の活動を取り組んでもらえるか、環境に入ってもらえるかが課題だが、地域住民とっては異動をせず長く働く環境下での調査をするモデルが出てきて、地域が巻き込める可能性につながる旨のコメントがあった。
 また、大学への健康経営の教育効果について、学生のヘルスリテラシーを高めることにはまだ課題があるが健康に対して興味を持つことへのきっかけになると考えられるコメントが新井様よりあった。
 阿久津先生より、経営学の中の健康経営の話をする際には、経営・会社側からみると手段であり、企業は持続的な生産活動のための場所であるので、モチベーションが続き、生産するために健康は必要な条件となるコメントがあった。これまでの研究で働きがいを持って、理念に共感をしている方がより健康に働いていたことがわかった。現在、継続して調査研究を進めている。
 
 今後も健康アセットマーケティング研究会と健康経営ブランディング研究会リサプロを企画予定で、みなさまのご参加をお待ちしております。

 
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