リサーチプロジェクト
研究報告会レポート

第11回サービス・マネジメント研究報告会レポート「続『サービスとしての営業』」

#いまマーケティングができること

第11回サービス・マネジメント研究報告会(春のリサプロ祭り・オンライン) > 研究会の詳細はこちら
 
テーマ:続「サービスとしての営業」
報告者:本下 真次(株式会社コトバノミカタ 取締役 / 岡山理科大学 経営学部 准教授)
    向井 光太郎(関西学院大学 ハンズオン・ラーニングセンター 准教授)
日 程:2023年3月18日(土)14:45-16:15
場 所:Zoomによるオンライン開催
 
【報告会レポート】
 今回の報告会では、2022年10月のカンファレンスに続き、企画運営メンバーの本下真次氏(株式会社コトバノミカタ 取締役 / 岡山理科大学 経営学部 准教授)による報告をメインコンテンツとして、Hughes and Ogilvie(2020)によって主張されたプロフェッショナルセールスのサービス化などを中心に、「サービスとしての営業」の理論的背景の発表がなされました。この報告会は、カンファレンスのリサプロ・セッションでのスタイルを踏襲して、本報告会に参加された学会メンバーの皆さんとのインタラクティブなコミュニケーション機会を加えて進めました。本下氏からは、そのインタラクティブなコミュケーションから生まれた素朴な疑問(なぜ、この研究会で営業を扱うのか)に応じて、マーケティング活動の実践に不可欠な人的接触活動としての営業活動に関する研究の重要性を紹介され、そのあと、参加者全員の自己紹介と実務的な問題意識を共有した上で、「サービスとしての営業」の具体例の検討や、どのようにすれば自社の営業組織を変革できるかなど、積極的な議論を行いました。
 

 

 
 最後に向井光太郎(同研究会リーダー)より、マーケティングおよび営業の研究で扱われる「価値」の捉え方について研究紹介(途中)があり、営業活動を売り手から買い手への交換ベースで見るのか、売り手と買い手の使用ベースに見るのか、引き続き議論していくべきであるとの問題提起を行いました。営業活動における実務上の疑問や課題を紹介される参加メンバーに恵まれ、対面型での研究会の新たな企画と実施意欲を参加メンバーの皆さんと共有し、定刻通り閉会しました。
 
(文責:向井 光太郎)

 
Join us

会員情報変更や、領収書発行などが可能。

若手応援割
U24会費無料 &
U29会費半額
member