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第27回地域活性化マーケティング研究報告会レポート「地域活性化マーケティングの担い手の新動向」 |
第27回地域活性化マーケティング研究報告会(仙台) > 研究会の詳細はこちら
テーマ:地域活性化マーケティングの担い手の新動向
報告者:
- 官民連携における新たな企業の取組み事例-前橋市の地域活性化
宮副 謙司(青山学院大学 教授) - 農家の事例-複数農家による法人化-静岡県富士市・日本茶茶茶株式会社の取組み
青木 洋高(文教大学 専任講師) - クリエーターの事例-繊維産地における連携の取組み
内海 里香(文化ファッション大学院大学 教授) - 大学の事例-学生の関わり方:関係人口から活動人口への進化による地域活性化
佐々木 秀之(宮城大学 准教授)
日 程:2024年11月11日(月)16:00-18:00
場 所:宮城大学 サテライトキャンパス(仙台駅前)
【報告会レポート】
今回の研究報告では、(1)担い手そのものが新しい(これまでにない業種や組織づくりなど)事例として、①官民連携の中で、企業側に新しい担い手としての動きがある事例、②本来農業を担う複数農家が法人を設立してブランド化をめざす事例が報告されました。
次に、(2)関係人口の活発化から生みだされる新しい担い手の顕在化として、③繊維産地のクリエーターが複数連携して商品開発に取組む事例、④学生の地域活動から発展し地域での就業など、「関係人口」からさらに「活動人口」に進化している事例が報告されました。
今回特に仙台での開催、宮城大学との共催ということで、近隣の行政・企業・団体の方に数多く参加いただき、会の後半では宮城県・東北地方の諸問題をいかに解決し活性化させていくかの具体的な内容でのディスカッションが活発に行われました。また学会会員同士の交流も進み、盛会となりました。
【報告会を終えて】
今回の研究報告会は、10月の法政大学で開催されたマーケティングカンファレンスで、1つのテーマのもとに企画運営メンバーがそれぞれの分野での研究の進捗を発表するスタイルが好評だったことを踏まえ、それと同様の構成で、さらに進めた研究内容を東京以外でも報告することができました。場所のご提供や運営の支援を頂きました宮城大学の関係者の方々に厚く御礼を申し上げます。
仙台開催の好評を受けまして、当研究会としましては、2025年度は九州:福岡で4月春に開催することを予定していますので、九州;福岡の皆さま、どうぞご期待ください。

写真左より、報告者:宮副謙司先生、報告者:青木洋高先生

写真左より、報告者:内海里香先生、報告者:佐々木秀之先生

写真左より、会場の様子、宮城大学サテライト(仙台駅前)
(文責:宮副 謙司)

