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サービス・マネジメント研究会

プロジェクトは2017年3月末で終了しています。

 

【研究目的】
 本研究会は、2016年2月29日発売された C. Gronroos, Service Management and Marketing, Fourth edition(原著)をテキストに、最新のノルディック学派のサービス・マネジメントの考え方を学び、日本のサービス・マネジメントとの比較研究を行うことを目的とする。同時にその翻訳の完成も目指そうとする。
 最近、企業のマーケティング活動は、有形物を中心とした活動からサービス(無形物)を中心に据えて考える活動に変化してきている。このような状況では、コトラーに代表される従来型の有形物取引を前提としたマーケティングの考え方だけでは、対応しきれなくなってきている。それでノルディック学派が提唱しているサービス・マーケティングが注目されるようになってきたのだろう。そこで、この研究分野の中心的研究者のひとりであるGronroosの最新出版物”Service Management and Marketing, Fourth edition”を教材にし、日本におけるマーケティング・営業の実情と照らし合わせて研究していくことを計画した。最終目標は、日本型サービス・マネジメント&マーケティングの理論を確立して、海外へ発信していくことにおく。

 

【研究方法および研究計画】
 今年度は、まずC. Gronroos, Service Management and Marketing, Fourth edition(原著)をテキストにして、研究会メンバーと輪読会を実施。各章を精読のうえ、日本の現状にそのまま当てはまるのかどうかを議論、研究していく。
 研究会の成果は、随時学会員に提供・発信していき、また、意見を求めるというサイクルを創り出してダイナミックな議論へと発展させていきたい。

 

【研究期間】
2016年4月~2017年3月

 

【リーダー】
向井 光太郎 奈良佐保短期大学 准教授

 

【企画運営メンバー】
瀧川 雅行 日医工株式会社 営業本部オンコロジー広域病院部バイオシミラーグループ担当部長
川島 隆志 株式会社Bizパートナーズ 代表取締役
上田 利博 富士ゼロックス大阪株式会社 ニュービジネス統括部
登坂 一博 ビジネスイノベーションコンサルティング代表
本下 真次 関西学院大学大学院 経営戦略研究科 博士課程後期在学

 
 
【研究報告会レポート】
第2回 2017年3月15日
>「日本型“ナレッジブローカー”の定義に向けたワークショップ」
佐藤善信氏(関西学院大学 専門職大学院経営戦略研究科 教授)・上田利博氏(富士ゼロックス大阪株式会社 ニュービジネス統括部)・向井光太郎(奈良佐保短期大学 生活未来科 准教授)

 
第1回 2017年2月26日
>「最近の新しい営業スタイル”ナレッジブローカー”に関するサービス・マネジメントの視点からの考察」
瀧川雅行氏(日医工株式会社 オンコロジー広域病院部 担当部長)

 

 
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