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CMO研究会

プロジェクトは2020年3月末で終了しています。

 
【研究目的】
 本研究会の目的は、企業におけるマーケティングの活動や機能の在り方を明らかにすることにある。さらにCMO(チーフ・マーケティング・オフィサー=マーケティング管掌役員)をひとつの鍵概念と捉え、CMOの在り方を通じてマーケティング活動や機能が企業において今後どうあるべきかを考察する。CMOという名称はまだ日本ではなじみが少ない。このことは日本企業においてマーケティングが重視されていないことを意味してはいないだろうか。2010年代に起きた企業のデジタルシフトによってマーケティングの地位は向上したようにもみえる。しかしトップマネジメント層においてマーケティング志向が十分に浸透しているだろうか。このような問題意識をベースとして、本研究会では企業におけるマーケティングの現状の在り方を探り出し、国際的比較も視野に入れながら、今後企業においてマーケティングはどのようにあるべきか、その方向性を提案していくことを目指している。
 
【研究方法および研究計画】

  1. 企業におけるマーケティングの現状把握:企業インタビュー、観察、調査票などの複数の手法を用いて、日本国内企業、外資系企業あるいは、海外企業におけるマーケティングの地位・機能・活動の現状を探る。
  2. 特定の視点からの分析:マーケティング志向、顧客志向などの概念を用いて、どの程度その企業がマーケティングを重視しているか、また、CMO職、マーケティング活動と、業績との関係などを分析する。
  3. 研究結果から、実務的なインプリケーション、また、新たなマーケティングと組織にかかわる法則性を導き出して定式化する。

 

【研究期間】
2018年4月〜2020年3月

 

【リーダー】
田中  洋 中央大学 戦略経営研究科 教授

 

【企画運営メンバー】
安藤 元博 博報堂(兼)博報堂DYメディアパートナーズ 執行役員・エグゼクティブマーケティングディレクター
髙宮  治 博報堂 ストラテジスト
三浦 ふみ pwc マーケット部 シニアマネージャー
丸岡 吉人 跡見学園女子大学 教授

 

【研究報告会の案内】
第2回 2020年3月14日(春のリサプロ祭り)
>「マーケティング組織はどうあるべきか」
田中洋(中央大学ビジネススクール 教授)・音部大輔(クー・マーケティング・カンパニー 代表取締役)・丸岡吉人(跡見学園女子大学 マネジメント学部 教授、元電通デジタル社長)

 

 
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