マーケティング・
リサーチプロジェクト

世界観研究会

【研究目的】
 本研究の目的は、ブランドが構築する「世界観」について研究を行う。
 これまで多くの研究者や実務家がブランドにおける世界観の重要性を述べているが、具体的な構成要素に関する研究はまだ十分に行われていない。
 ブランドの世界観はこれまでの研究から消費者の共感や愛着を生み、購買行動やブランドロイヤルティを促進するものと考えられる。また、ブランドの世界観がもたらす影響について消費者行動の視点からも研究を行う。特に、SNSやデジタルメディア、店舗などが世界観の形成や浸透に果たす役割についても分析し、これらを基に世界観を効果的に設計するためのフレームワークを構築することを目指す。本研究は、ブランド研究の進展を促すだけでなく、実務におけるマーケティング・コミュニケーション活動、店舗設計や内装の方針決定等にもおいても有益になるものと考えられる。

 

【研究方法および研究計画】
 本研究は、ブランドが構築する「世界観」が消費者行動に与える影響を明らかにするために、質的および量的手法を組み合わせる。
 予備調査として、世界観を特徴づけるブランド事例を特定するために二次データ分析を行う。主に国内外の学術論文、企業レポート、マーケティング業界の事例報告を収集し、世界観の要素や構成を分類する。
 次に、質的研究として、ブランドの世界観の構築に関わる実務家や作家へのインタビューを実施する。対象者には、ブランド戦略の専門家、広告代理店のクリエイティブディレクター、物語の制作に携わる作家、デジタルマーケティング、店舗設計の担当者などを含める。このインタビューでは、ブランドの世界観を形成するためにどのような工夫を行っているのかを探る。また、インタビューの内容を質的データとして分析し、世界観構築における実践的な洞察を抽出する。
 量的調査として、アンケート調査を実施する。対象ブランドを複数設定し、それぞれのブランドの世界観に対する認識と購買行動の関係を測定する。収集したデータは統計分析を用いて仮説を検証し、ブランドの世界観が購買行動に及ぼす具体的な影響を定量的に明らかにする。

 

【研究期間】
2025年4月〜2026年3月

 

【リーダー】
星野 卓也 城西国際大学 メディア学部 准教授

 

【企画運営メンバー】
津村 将章 神奈川大学 経営学部 准教授
新倉 貴士 法政大学 経営学部 教授
深澤 幸村 法政大学大学院 経営学研究科 博士後期課程
世良 真理 三井情報株式会社 経営企画統括本部 本部長補佐
藤田 美幸 株式会社和光 営業企画部 マネージャー
 

【研究報告会の案内】
次回開催日が決定次第、お知らせします。​​​​
 
【研究報告会レポート】
第1回 2025年7月12日(東京)
>「ブランドとエンターテイメントにおける世界観」
都留泰作氏(元京都精華大学 マンガ学部 教授 / 漫画家)・深澤幸村(法政大学大学院 博士後期課程)・津村将章(神奈川大学 経営学部 准教授)・星野卓也(城西国際大学 メディア学部 准教授)・司会:新倉貴士(法政大学 経営学部 教授)

 

 
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