学会の歩き方:ジャーナル

学会プログラムや、その活用法、楽しみ方が良く分かるオンラインイベントです。

 

学会の歩き方:ジャーナル(オンライン)

*学会員のみ参加いただけます。入会後、お申込みください。
 
テーマ:論文の探し方、読み方、書き方を学ぼう!編集長たちに聞く、ジャーナルの活用法とは?
 
2023年5月29日(月)19:00よりオンライン開催
*事後配信を開始しました。お申し込みいただくと、録画配信を視聴できます。
 
 日本マーケティング学会には『マーケティングジャーナル』というDOAJによる国際認証を受けた学会誌があり、そこには沢山の学術論文が収録されています。
「え、無料? でも、一体どんな雑誌で、どこに行けば手に入るの?」
「どんな論文が収録されていて、どうやって探せばいいの?」
「面白そうな論文が探せた! でも、難しい…どうやって読めばいいの?」
「自信がついてきた! 自分も論文を書いてみたいけど、どんなふうに?」
「もし投稿したら、載せてもらえるの? え、その前に審査? 審査のウラ側は?」
そんな素朴な疑問やお悩みに解りやすくお答えします。
 
【スケジュール】
19:00~(1)解題(司会)(東京都立大学 水越 康介 副編集委員長)
19:10~(2)探し方(立命館大学 菊盛 真衣 編集委員)
19:25~(3)読み方(明治大学 竹内 亮介 編集委員)
19:40~(4)書き方:ケース論文編 (早稲田大学 芳賀 悠基 氏)
19:55~(5)書き方:投稿査読論文編 (東京都立大学 麻里 久 氏)
20:10~(6)審査のウラ側(慶應義塾大学 小野 晃典 編集委員長)
 
水越康介 (1)解題(司会)
水越 康介(マーケティングジャーナル 副編集委員長 / 東京都立大学 経済経営学部 教授)

 今回を初回とする「学会の歩き方」の全体像を紹介したのち、今回の「ジャーナル」編の趣意とアジェンダを示します。また、国際認証学会誌「マーケティングジャーナル」の歴史、現状、展望をお話しします。
 
〈プロフィール〉
神戸大学経営学部卒業、同大学経営学研究科前期後期博士課程修了、博士(商学)。首都大学東京 研究員、准教授を経て教授。主な『マーケティングジャーナル』掲載論文に、「クラウドファンディングとしてのふるさと納税 ― 寄付と寄付つき商品による理解 ―」第40巻3号(共著)、「イクメン言説の消費」第34巻第4号(共著)がある。

 
菊盛真衣 (2)探し方
菊盛 真衣(マーケティングジャーナル アソシエイトエディター / 立命館大学 経営学部 准教授)

 『マーケティングジャーナル』を読みたいとき、どこに行けば読めるのでしょうか。学会ウェブサイトから、日本学術振興会のページから、また、国際認証機関DOAJのページからアクセスし、だれでも無料で論文を入手することができます。膨大な掲載論文の中から、自分にとって面白そうな論文の入手の仕方、入手し終えた論文の整理の仕方まで、丁寧に解説します。
 
〈プロフィール〉
慶應義塾大学商学部卒業、同大学院商学研究科前期後期博士課程修了、博士(商学)。東洋大学経営学部助教を経て、立命館大学経営学部准教授。主な『マーケティングジャーナル』掲載論文に、「独自性欲求が口コミ発信行動に及ぼす影響」第37巻第3号(共著・ベストペーパー賞)、「制御焦点がチャネル選択・推奨に及ぼす影響 ― マルチチャネル・ショッパー行動の分析 ―」第38巻第2号(共著)、「グローバルカンパニーによる文化的カスタマイゼーションがWebサイトの使用容易性に及ぼす影響 」第40巻第1号(共著)がある。

 
竹内亮介 (3)読み方
竹内 亮介(マーケティングジャーナル アソシエイトエディタ― / 明治大学 商学部 専任講師)

 『マーケティングジャーナル』に掲載された論文、無料で入手した後、どうやって読めばよいでしょうか。学術論文は難しくてとっつきにくそう…忙しくてじっくり読む暇がない…そんな人でも大丈夫です。学術論文の読み方には、ちょっとしたコツがあります。そのコツをわかりやすく伝授します。
 
〈プロフィール〉
慶應義塾大学商学部卒業、同大学院商学研究科前期後期博士課程修了、博士(商学)。東洋大学経営学部専任講師を経て、明治大学商学部専任講師。主な『マーケティングジャーナル』掲載論文に、「消費者の制御焦点と広告回避」第38巻第2号(単著・ベストペーパー賞奨励賞)、「パーソナライズ広告に対する消費者の知覚の多様性」第40巻第1号(単著)、「広告における視覚的メタファーの設計 ― 認知的精緻化と理解に関するファジィ集合質的比較分析(fsQCA) ―」第42巻第1号(共著・ベストペーパー賞奨励賞)がある。

 
芳賀悠基 (4)書き方:ケース論文篇
芳賀 悠基(早稲田大学大学院 商学研究科 博士後期課程)

 『マーケティングジャーナル』には、初めての読み手、初めての書き手に親しみやすい、「マーケティングケース」という論文種別があります。この種別の論文を書いて、投稿してみようと思ったら、どのように書けばよいのでしょうか。大学研究室の先輩たちからノウハウを引き継いだ新進気鋭の著者が、最新の体験談に基づいて解説します。
 
〈プロフィール〉
早稲田大学政治経済学部卒業、同大学商学研究科修士課程修了。現在、同大学同研究科博士後期課程に在籍。主な『マーケティングジャーナル』掲載論文に、「テクノロジーの活用による価値あるマーケティング・データの創出」第42巻第4号(共著)がある。

 
麻里久 (5)書き方:投稿査読論文篇
麻里 久(東京都立大学大学院 経営学研究科 博士後期課程)

 『マーケティングジャーナル』の花形は、「投稿査読論文」です。この最も難しい種別の論文の執筆・投稿に挑むには、どうしたらよいでしょうか。大学院在学中かつ実務家でもありながら、一流学者との競争に打ち勝って学会賞を受賞した経験のある著者が、その成功談に基づいて解説します。
 
〈プロフィール〉
広告会社勤務。首都大学東京社会科学研究科経営学専攻高度専門職業人養成プログラム修了(MBA)。現在、東京都立大学社会科学研究科博士後期課程に在籍。主な『マーケティングジャーナル』掲載論文に、「ソーシャルメディアはブランドコミュニティか,ブランドパブリックか? ― 企業公式Facebookページの分析 ―」第39巻第3号(単著・ベストペーパー賞奨励賞)がある。

 
小野晃典 (6)審査のウラ側
小野 晃典(マーケティングジャーナル 編集委員長 / 慶應義塾大学 商学部 教授)

 論文を投稿したとしても、残念ながら、必ず『マーケティングジャーナル』に掲載されるとは限りません。それは審査があるからです。普段は知ることの難しい、『マーケティングジャーナル』編集委員会による審査の舞台裏を、今回、特別にご披露します。
 
〈プロフィール〉
慶應義塾大学商学部卒業、同大学院商学研究科前期後期博士課程修了、博士(商学)。慶應義塾大学商学部 助手、専任講師、助教授、准教授を経て教授。主な『マーケティングジャーナル』掲載論文に、「独自性欲求が口コミ発信行動に及ぼす影響」第37巻第3号(共著・ベストペーパー賞)、「「製品の顔」のデザインに対するニーズ多様性 ― 擬人化製品のカスタマイゼーションの可能性を探究して ―」第38巻第4号(単著)、「コンテンツビジネスの消費者としてのファン・マニア・オタク ― リキッド/ソリッド消費と個人的/集団的所有感に基づく考察 ―」第43巻第1号(共著)がある。

 
【担当者】
小野 晃典(マーケティングジャーナル 編集委員長 / 慶應義塾大学 商学部 教授)
水越 康介(マーケティングジャーナル 副編集委員長 / 東京都立大学 経済経営学部 教授)
 
【日時】
2023年5月29日(月)19:00-20:30
*後日、事後配信も行う予定です。
 
【参加方法】
Zoom
*申し込み終了後、URLを送ります。
 
【参加費】
無料
 
【定員】
先着300名(増員しました)
 
【応募締切】
2023年5月28日(日)
 
【事後配信のお申し込み】
*事後配信を開始しました。お申し込みいただくと、録画配信を視聴できます。
(配信期間:2023年10月31日まで)
視聴申し込みはこちら
 
【注意事項】
*ビデオ会議システムZoomを利用します。Wi-Fiにつながった、カメラ付きのパソコンやタブレット、スマートフォン等から、ご参加ください。
*すでにZoomアプリをインストールしている場合は、最新版にアップデートしてからご参加ください。
*視聴にあたっては、「イベント申し込み完了メール」のリンクからご参加ください。なお、参加にあたり、Zoomのアカウントは不要です。
*学会員向けのイベントのため、映像や音声の録音は禁止です。また、接続先のリンクを第三者に教えないでください。
*運営側で、「ビデオの開始(映像オン)」、「音声ミュート」を初期設定しています。なお、ご自身の背景などカメラに映るものに著作権上の問題がないようにご注意ください。
*質問は、適時チャットにコメントください。質疑応答の時間に取り上げます。なお、全て対応できない場合はご容赦ください。
*当日は、サイト掲載のためZoomの様子を画面キャプチャする予定です。問題のある方は、「ビデオの停止(映像オフ)」にしてください。なお、前述した著作権上の問題はご注意ください。
*オンライン開催にあたり、運営側が不慣れなためのトラブルや、参加者のインターネット接続、映像・音声等のトラブルには対応できないことを、あらかじめご了解ください。

 
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