カンファレンス2012
レポート

学会員が一同に集まって、研究報告や議論を行う研究大会です。

 

第1回 マーケティングカンファレンス 2012

日本マーケティング学会設立記念大会

 

•日程:2012年11月11日(日)
•場所:〒102-8160
東京都千代田区富士見2-17-1
法政大学・市ヶ谷キャンパス
外濠校舎6階 薩埵(さった)ホール

 

2012/11/15

 

日本マーケティング学会設立記念大会が、11月11日(日) 法政大学市ヶ谷キャンパス(東京都千代田区)の薩埵ホールにて開催されました。『マーケティングカンファレンス2012』と題されたこの大会には、国内のマーケティングに携わる学者や研究者、実務家、学生など475名の学会員が参加しました。
『マーケティングカンファレンス2012』は、会員総会と設立記念大会、そして会場をホテルグランドヒル市ヶ谷(東京都新宿区)に移して行われた懇親会の三部構成で行われました。
会員総会では、学会の設立発起人を代表して、公益社団法人日本マーケティング協会の後藤卓也会長が学会への期待を述べた後、小林哲理事(大阪市立大学大学院経営学研究科準教授)の進行で、改正会則案および会員規定の採択と、内田和成副会長(早稲田大学商学学術院教授)、田中洋副会長(中央大学大学院戦略経営研究科教授)、そして古川一郎副会長(一橋大学大学院 商学研究科教授)をはじめ、理事および監事の承認を行いました。

 

写真左から内田副会長、田中副会長、古川副会長

 

 

続く設立記念大会は、まず石井淳蔵会長(流通科学大学学長)が大会テーマである「マーケティング研究の可能性」のタイトルで講演。続いてネスレ日本株式会社の高岡浩三代表取締役社長兼CEOは「ネスレ日本のBusiness Redesign ~ 成熟先進国モデルへの挑戦」、加護野忠男神戸大学名誉教授は「マーケティングへの期待」のタイトルでそれぞれ基調講演を行いました。

 


写真左から高岡浩三代表取締役社長兼CEO、加護野忠男神戸大学名誉教授

 

 

休憩をはさんだ後に行われたパネルディスカッションでは、コーディネーターとして小川孔輔理事(法政大学経営大学院イノベーション・マネジメント研究科教授)の進行で、パネリストとして高岡浩三・加護野忠男両氏に加えて内田和成副会長が、現在のマーケティング経営および研究の課題と可能性を議論しながら、それぞれの立場から学会への期待を語りました。

 

写真左から学会長、小川理事、パネルディスカッションの様子

 

 
パネルディスカッションの終了後、西川英彦理事(法政大学経営学部教授)の進行で現在開催が予定されている学会のプロジェクトについての紹介が行われました。「マーケティング・リサーチプロジェクト」として、田中洋副会長(中央大学大学院戦略経営研究科教授)から「ブランド&コミュニケーション研究会」、小川孔輔理事から「東南アジア・マーケティング研究会」、高橋一夫理事(近畿大学経営学部教授)から「観光・地域マーケティング研究会」の概要が説明され、続いて「マーケティング・サロン」として、サロン委員の長崎秀俊(法政大学MBA田中洋ゼミOB、インターブランド)と高村和久(早稲田大学MBA内田和成ゼミOB)の両氏から、サロンの概要が紹介され、会員の積極的な参加を呼びかけました。
懇親会では、発起人を代表して公益社団法人日本マーケティング協会理事長の嶋口充輝慶應義塾大学名誉教授が乾杯の挨拶を行った後、理事を代表して青木幸弘学習院大学経済学部教授、丸岡吉人株式会社電通iPR局局長、猶本良夫川崎医科大学教授が挨拶を行い、古川一郎副会長(一橋大学大学院商学研究科教授)が閉会挨拶をしました。懇親会には302名の学会員が参加し、学会員同士で積極的な交流がはかられるなど、終始なごやかな雰囲気で行われました。

 


写真左から懇親会乾杯、懇親会

 

第2回マーケティングカンファレンスは2013年秋に東京都内の大学をメイン会場に開催される予定です。

 
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