リサーチプロジェクト
研究報告会レポート

第2回AI×5G時代のビジネスモデル研究報告会レポート「未来志向のビジネスモデル創造の思考法とデータサイエンスの手法」

#いまマーケティングができること

第2回 AI×5G時代のビジネスモデル研究報告会(春のリサプロ祭り・オンライン) > 研究会の詳細はこちら
テーマ:未来志向のビジネスモデル創造の思考法とデータサイエンスの手法
報告者:堀場 久美子(Hakuhodo Consulting Asia Pacific Head of Market Intelligence)
    福島 健吾(野村総合研究所 上級システムコンサルタント兼データサイエンティスト)
日 程:2021年3月13日(土)14:45-16:15
場 所:Zoomによるオンライン開催
 

【報告会レポート】
 第2回目の報告会は、リサプロでのオンライン開催となり、全国の実務家や研究者など最大50名(報告者、研究会メンバー含む)の方々にご参加頂きました。
 報告会では、まず安岡氏から本リサーチプロジェクトの概要が再度紹介されました。
 続いて、堀場氏から「未来志向のビジネスモデルアイデア開発」と題し、報告が行われました。報告では、技術やビジネスのイノベーションのサイクルが速くなった現代における未来志向型ビジネスモデル創造を実践するための思考法が紹介されました。
 
堀場氏による講演の様子
堀場氏による講演の様子
 
 堀場氏の講演後には、参加者から「未来ペルソナ検討でBMC以外にVPCなどを応用することは検討されたのか?」の質問があり、既存フレームワークから未来志向への発展はどうすべきかの研究テーマにもなり得る課題を頂きました。また、「業界を超えて検討することはあるのか?」「未来を考える時間軸はどれくらいか?」などの質問や、「ツールがあってもそれを活かす人や組織のイノベーティブ度合いに大きく影響を受ける」などの貴重な意見も寄せられ、非常に有意義な質疑応答でした。
 次に、福島氏から「AI×5G時代の生活者(顧客)理解手法」と題し、報告が行われました。ビジネスモデル創造にむけたエンドユーザー理解のためのデータサイエンスにおける最前線の手法が紹介されました。
 
福島氏による講演の様子
福島氏による講演の様子
 
 福島氏の講演後には、参加者から「成果を出すまでにどれくらいの時間がかかるのか?」「どれくらいの期間のデータを活用するのか?」「時間をかけるとデータの不可逆性はないのか?」などの質問もあり、こちらも非常に有意義な質疑応答でした。
 また、両者への「検討期間は?」という質問に対して、前者の未来シナリオのプランニングのプロジェクトと共に、後者のデータを活用したモデル構築の予測や解釈を行うプロジェクトも3ヶ月程度の期間が妥当という同様な回答になりました。異なる方向で実施された2つの報告でしたが、このような共通性もあり、興味深い報告内容と質疑応答になりました。
 その他、Zoomのチャットにて賛同するご意見も頂きながら、最後まで多くの方に残って頂き、好評のうちに幕を閉じました。
 
(文責:安岡 寛道)

 
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