リサーチプロジェクト
研究報告会レポート

第3回ニューロ・サイエンスの流通マーケティング活用研究報告会レポート「ブレインテックの現状とニューロ・サイエンスのマーケティング活用」

#いまマーケティングができること

第3回ニューロ・サイエンスの流通マーケティング活用研究報告会(春のリサプロ祭り・オンライン)
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テーマ:ブレインテックの現状とニューロ・サイエンスのマーケティング活用

  1. ブレインテックの現在、将来可能性
    長谷川 清(株式会社NeU 代表取締役 CEO)
  2. 買い物客の購買意思決定とニューロ・マーケティングに関する考察
    杉本 ゆかり(跡見学園女子大学 兼任講師)
    中村 博(中央大学 戦略経営研究科 教授)

日 程:2023年3月18日(土)14:45-16:15
場 所:Zoomによるオンライン開催
 
【報告会レポート】
 当日の参加者はZOOMで合計5名であった。
 長谷川氏から今日のおニューロサイエンスのビジネスへの活用について、多方面の領域からお話をいただいた。例えば、①ブレインテック(BMI)市場は2024年に5兆円、②BMIは脳波から快適さや集中の度合いを測定、③侵襲型と非侵襲型(耳は脳に近くて動きやノイズにも強い)、④ある企業は片耳につけるBMIを開発し、集中度を測定する。すでに30社(2021年秋発売)が採用、⑤VIE STYLEも耳型でデータを人工知能が学んで脳の活動を推定する、⑥ブレインテックのTVCM(興味を持たせる)、⑦ニューラリンク(テスラの子会社):脳で考えるだけで車を運転できるBMIを開発すると発表しているなどである。
 杉本ゆかりおよび中村博からEEGを用いた店頭の実証研究結果について報告がなされた。下記にある感情円環モデルから右上の楽しさの感情および左上のストレスの感情についてEEGをリアル店舗とネットスーパーの両方について測定し、報告した。その結果、実店舗がネットスーパーより楽しさの感情が高いことが報告された。
 

 
(文責:プロジェクトリーダー 中村 博)

 
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