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研究報告会レポート

第6回サステナブル・マーケティング研究報告会レポート「サステナブル・マーケティングは、通常のマーケティングとは何が違うのか ― 実践者と理論家との対話を超えて ―」

#いまマーケティングができること

第6回サステナブル・マーケティング研究報告会(春のリサプロ祭り・オンライン) > 研究会の詳細はこちら
テーマ:サステナブル・マーケティングは、通常のマーケティングとは何が違うのか
    ― 実践者と理論家との対話を超えて ―
日 程:2023年3月18日(土)13:00-14:30
場 所:Zoomによるオンライン開催
 
【報告会アジェンダと実施概要】
冒頭あいさつ
本セッションについて、本報告会開催概要
・ファシリテーター:萩谷 衞厚(株式会社メンバーズ)
 
第一部:サステナブル・マーケティングの視点
以下、パネラーから各人が考えるサステナブル・マーケティングの視点を伝えディスカッションを実施
・高島 太士(一般社団法人 NEWHERO 代表)
・原 裕(株式会社メンバーズ 執行役員)
・砂川 和雅(キャスレーコンサルティング株式会社 代表取締役)
・青木 茂樹(駒澤大学 経営学部 市場戦略学科 教授)
 

 

 

 
第二部:上記ディスカッションへのコメント
ディスカッションへのコメント
・北村 暢廉(サントリーホールディングス株式会社 サステナビリティ経営推進本部 サステナビリティ推進部長)
・江戸 克栄(広島県立大学大学院 経営管理研究科 教授)
 

 
所感
 パリ協定による1.5℃目標、SDGsの採択など、2015年以上、サステナビリティへの意識は高まり、欧米では、ビジネスやマーケティングの領域でもその流れはメインストリームになりつつある。一方で日本国内のサステナビリティを軸としたマーケティングの取り組みは積極的に行われているとは言えず、本研究会が果たす役割は非常に重要であることを実感した報告会であった。
 本報告会では、サステナビリティに関わるIT事業者、コンサルティング、メディア関係者、研究者といった研究会の各メンバーによる有意義な意見や活発なディスカッションをすることができた。
 印象に残ったキーワードとして、以下内容が挙げられる。
・企業が伝えるべきはパーパスではなく、パーパスが染みついたサービス・プロダクト
・長期の時間軸で考えることの重要性
・組織を超える3Dでの協働
・「素晴らしい過去になろう」(サントリー コーポレート・メッセージ)
 積極的にサステナビリティ経営を進める丸井グループが、ステークホルダーの一つに「将来世代」を組み込むように、サステナブル・マーケティングの視点の一つとして、次世代とのエンゲージメントは必須要素であると言える。
 
(文責:萩谷 衞厚)

 
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