リサーチプロジェクト
研究報告会レポート

第16回女性マーケティング研究報告会（リアル・オンライン併用開催）　> 研究会の詳細はこちら
テーマ：現役女子大生によるZ世代リサーチ報告会『関西女子大生のリアル。』2nd Season
日　程：2024年2月16日（金）17:00-19:00（質疑応答・交流会含む）
報告者：武庫川女子大学経営学部高橋ゼミ「Z世代リサーチチーム」
司　会：高橋 千枝子（武庫川女子大学 経営学部 教授）
場　所：武庫川女子大学中央キャンパス 公江記念館KM7Fオープンスペース
　　　　およびZoomによるオンライン
共　催：本研究会は武庫川女子大学経営学部との共同開催
 
【報告会レポート】
　本報告会は、本研究会リーダーである武庫川女子大学経営学部教授高橋千枝子が率いる高橋ゼミのゼミ生（Z世代の現役女子大生）二期生12名が、一年間かけて自らZ世代のリアルを独自リサーチして、レポートやSNSで定期的に外部発信してきた成果を総まとめとして報告したものである。昨年3月に高橋ゼミ一期生が同様報告会を開催し好評だったため、テーマを変えて2nd Seasonとして開催した。本報告会は武庫川女子大学経営学部との共催の為、日本マーケティング学会員だけでなく、本大学と関係のある地元自治体や地元企業など多くの社会人が参加した。
 
　「Z世代とは」「Z世代男子」「ファッション」「音楽」「推し活」を調査テーマに設定し、定量調査、定性調査、フィールド調査等からZ世代の価値観・消費動向・今後のマーケティングについて深掘りしました。「Z世代男子」はZ世代女子に比べて外食や飲み代、趣味・娯楽に支出し、貯金が少ないことが浮き彫りになった。また「ファッション」ではネット購入で失敗しないため、「骨格診断」や「パーソナルカラー診断」を参考に自分と近い人のSNSを参考にしていることがわかった。報告後は、来場者とゼミ生との交流会を実施し、報告内容への質疑応答や意見交換を行った。
 

 
【報告会を終えて】
　本報告会は、昨年のZ世代リサーチ報告会の2nd Seasonとして開催した。今回も調査企画・SNS発信・報告会準備・報告会運営までゼミ生主体で担当してもらった。運営で不備もあったが、大人の意見・視点を入れない彼女達の視点は交流会でも参加者にとって新たな気づきが得られたようだ。
 
（文責：高橋 千枝子）