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第8回マーケティング/PRテクノロジー研究報告会レポート「ネット時代のマーケティング/PRのあり方とテクノロジー融合の可能性」 |
第8回マーケティング/PRテクノロジー研究報告会(三都市カンファレンス:福岡会場) > 研究会の詳細はこちら
テーマ:ネット時代のマーケティング/PRのあり方とテクノロジー融合の可能性
- 事例①「ネット時代のマーケティング/PRにおけるワークスタイル事例」
発表者:高梨 杏奈 氏(株式会社クロスビット 広報) - 事例②「老舗企業との産学連携による新商品開発とクラウドファンディングの取り組み」
発表者:奥野 辰広 氏(常磐大学 准教授) - 事例③「ファンとのリレーションに着目したマーケティング/PRの事例」
発表者:藤崎 実 氏(研究会リーダー / 東京工科大学 准教授) - 「クロージングセッション」報告者と参加者とのディスカッション
モデレーター:藤崎 実 氏(同上)
日 程:2025年3月8日(土)13:30-14:40
場 所:福岡大学およびZoomによるオンライン開催
【報告会レポート】
第8回研究報告会は、2025年3月8日に開催された「三都市カンファレンス2025」の福岡会場(福岡大学)にて、「ネット時代のマーケティング/PRのあり方とテクノロジー融合の可能性」というテーマで、事例研究(ケーススタディ)を中心に議論をしました。研究報告会では、3つの事例研究もとに報告者と参加者によるディスカッションが行われました。
事例①「ネット時代のマーケティング/PRにおけるワークスタイル事例」
発表者:高梨 杏奈 氏(株式会社クロスビット 広報)
株式会社クロスビットの高梨杏奈氏から「ネット時代のマーケティング/PRにおけるワークスタイル事例」というタイトルで事例研究の成果について発表されました。高梨氏は、はじめにこれまでの広報活動の役割とネット時代の広報活動について解説しました。つぎにマーケティング/PRに関する「ワークスタイルの工夫」「テクノロジーの活用」「ビジネスコミュニケーション」の詳細について事例研究の成果を発表しました。総括として、高梨氏は、広報担当者の働き方もリモートワークやデジタル化が進む中で、テクノロジーを活用したPR活動進めていくためにもデータを活用した戦略的な広報活動の取り組みの重要性について指摘しました。

事例②「老舗企業との産学連携による新商品開発とクラウドファンディングの取り組み」
発表者:奥野 辰広 氏(常磐大学 准教授)
常磐大学の奥野辰広氏から「老舗企業との産学連携による新商品開発とクラウドファンディングの取り組み」というタイトルで事例研究の成果について発表されました。奥野氏からは、前半に老舗企業の経営課題と産学連携での商品開発と6次産業化の取り組みについて解説が行われました。後半は、クラウドファンディングとプロモーション施策の詳細について事例研究の成果を発表しました。総括として、奥野氏は、老舗企業の組織変革を進めるにも中長期視点でブランド価値を上げるマーケティング/PRやデジタルの活用を行うことの重要性について指摘しました。さらに地域資源の活用と産学連携の今後の課題について指摘しました。
事例③「ファンとのリレーションに着目したマーケティング/PRの事例」
発表者:藤崎 実 氏(研究会リーダー / 東京工科大学 准教授)
東京工科大学の藤崎実氏から「ファンとのリレーションに着目したマーケティング/PRの事例」というタイトルで事例研究の成果について発表されました。藤崎氏からは、学術研究における「ブランド・コミュニティ研究」と企業実務における「ファンマーケティング」「アンバサダープログラム」の関連性について解説されました。つぎに藤崎氏が企業実務で実際に関わったプロジェクト事例をもとに事例研究の成果を発表しました。総括として、藤崎氏は、企業がファンマーケティングを進めるうえで、中長期視点で顧客との関係性を深めていくことの重要性を指摘しました。さらに顧客との最適なコミュニケーションを図るうえで企業のマーケティング担当者(マーケター)は、マーケティングデータを活用し企業と顧客(ファン)が共創と協業を図ることが必要であると指摘しました。

「クロージングセッション」報告者と参加者とのディスカッション
モデレーター:藤崎 実 氏(同上)
最後に本研究会のリーダーである東京工科大学の藤崎実氏をファシリテータとして、オーディエンスからの質疑を受けながら発表者とのクロストークが行われました。オーディエンスから活発な議論が行われ会場内では参加者との有意義なディスカッションを行うことができました。
【研究会を終えて】
今回の研究発表会は、三都市カンファレンス2025での開催となり、リアル参加(福岡会場)に加えて、Zoomでのライブ配信で多くの方に参加いただき大変有意義な研究会となりました。会場となった福岡大学は西日本最大の規模を誇る広大なキャンパスと教育研究施設を兼ね備えており、研究発表会が行われた2号館(商学部棟)も充実した設備で発表側も安心して発表を行うことができました。また、研究発表会終了後に実施された地域懇親会で多くの方々と交流を深めることができました。当日、大会運営をサポートいただきました福岡大学の関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
(文責:奥野 辰広)

