学会のフェロー会員・殿堂入り制度です。 |
日本マーケティング学会フェロー会員および殿堂入り制度
(目的)
1.学会に貢献した者を表彰し、長く会員に留めておくことを目的にフェロー会員および殿堂入り制度を設定する。
(フェロー会員の定義)
2.学会に一定の貢献をした会員を「日本マーケティング学会フェロー会員」(名誉会員)と称し、表彰する。
(フェロー会員の要件)
3.前年度末(3月31日)時点で、以下の3つの要件を全て満たした場合、新年度よりフェロー会員となる。
①継続会員期間が5年目以上の会員であること。
②年齢が公的年金開始年齢(65歳、以下適応年齢)以上であること。なお、公的年金開始年齢が変更の際は、適応年齢も変更となる。ただし、変更以前にフェロー会員となった会員には、適応しない。
③以下の学会貢献項目において、合計20ポイント以上獲得すること。なお、学会賞を除く役職ポイントの獲得は、細目に記された「各役職に定められた役務の要件」を満たしていることが条件となる。複数の役職を兼務する場合は、最もポイントの高い役職に定められたポイントと役務の要件のみが適応される。また、学会賞ポイントの獲得は、受賞時に会員であることが条件となる。
会 長:10ポイント/1期
副 会 長 : 5ポイント/1期
常任理事: 3ポイント/1期
理 事: 2ポイント/1期
監 事: 2ポイント/1期
委 員: 1ポイント/1期
学会賞A: 日本マーケティング本 大賞「大賞」、ジャーナルベストペーパー賞
4ポイント/1回
学会賞B: 日本マーケティング本 大賞「準大賞」、ジャーナル奨励賞、ベストオーラルペーパー賞、
ベストドクトラルペーパー賞
3ポイント/1回
学会賞C: ベストポスター賞、ワーキングペーパートップダウンロード賞
2ポイント/1回
(フェロー会員の権利)
4.フェロー会員となった場合は、カンファレンス(懇親会を含む)およびサロンの参加費を無料、それ以降の更新時の会費を5円とする。
(フェロー会員の権利および資格の失効)
5. 会員継続が途切れた場合、獲得したポイントは無効となる。また、すでにフェロー会員になっている場合は、その資格を失う。なお、ここで言う会員継続が途切れた場合には、会員規定第7条の「クレジットカード情報の不備による会費未納に基づく会員資格の喪失」も含まれる。
(殿堂入りの定義)
6.フェロー会員が一定の要件を満たすとき、「マーケティング殿堂入り」(マーケティング功労者)と称し、表彰する。
(殿堂入りの要件と権利)
7.フェロー会員が、前年度末(3月31日)時点で、76歳以上の年齢である場合に、新年度より、フェロー会員からマーケティング殿堂入りとなる。それ以降の会費5円も継続し、またカンファレンス(懇親会を含む)およびサロンの参加費も無料とする。なお、会員継続が途切れた場合も、殿堂入りの資格は継続し、会費を更新すれば、学会活動にも参加できる。
(適用)
8.なお、本制度は2012年の設立時まで遡って適用する。
2018年10月13日 理事会 制定
2019年6月19日 理事会 改定
2020年3月26日 理事会 改定
※ 第3条③細則 各役職に定められた役務の要件
学会活動参加および会議出席は、システム上のデータをもとに判断する。そのため、自らが企画・運営する学会活動(カンファレンスやリサーチプロジェクト、サロン等)の場合も、システムでの申し込みがない場合は、参加・出席のカウントをしないので注意すること。なお、本細則は、第3期から適応する。第1-2期についてはシステムで把握できないため、活動状況に関係なく、ポイントは適応する。
以下の要件は、ポイント対象となる役職に関する全ての要件を満たすこと。
1.全役職(ただし、監事を除く)
・1任期期間中に1回以上のカンファレンス参加
・1任期期間中にカンファレンス以外の学会活動(研究報告会あるいはサロン)に年1回(期間中2回)以上の参加
2.各役職
(a)副会長・常任理事
・1任期期間中に常任理事会および理事会への半数以上の出席
・1任期期間中に担当委員会への半数以上の出席
(b)理事
・1任期期間中に1回以上の理事会への出席
・1任期期間中に1回以上のオーラルセッションの審査
(c)監事
・1任期期間中に2回の監査業務の実施
(d)委員
・全ての委員は、1任期期間中に出席が必要な委員会への半数以上の参加
・編集委員は、1任期期間中に半数以上のデスク審査を実施
・サロン委員は、1任期期間中に1回以上のサロン企画運営を担当
2019年6月19日 理事会 制定
2020年3月26日 理事会 改定