リサーチプロジェクト
研究報告会の案内

リサーチプロジェクト第8回<ユーザー・イノベーション研究会>

第8回ユーザー・イノベーション研究報告会(札幌リサプロ祭り)

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テーマ:ユーザー創造アバター(キャラクター)がもたらす効果

 


法政大学 西川英彦

ローソン 白井明子
シニアマネジャー
  1. 「ユーザー創造製品がもたらす効果」
    西川 英彦(法政大学 経営学部 教授)
  2. 「ユーザー創造アバターがもたらす効果:ローソンクルー♪あきこちゃん」
    白井 明子(株式会社ローソン マーケティング本部シニアマネジャー)
  3. ディスカッション

 

ローソンクルー♪あきこちゃん ユーザー自身の開発により生まれる「ユーザー創造製品」の実践や研究は多く行われている。こうした製品は、企業の専門家が開発する伝統的製品開発により生まれる「専門家創造製品」に比べて、高い売上実績など市場成果をあげるという。こうしたユーザー創造製品が市場成果をもたらすのは、「製品効果」と「ラベル効果」という複合的な効果をもつためである。「製品効果」とは、ユーザー創造製品が高い新規性や顧客便益などをもつ製品であるという、「製品」そのものを要因とみるモノ的効果である。一方 、「ラベル効果」とは、ユーザー創造製品という「ラベル」(表示)が要因とみる心理的効果である。
 こうした中、企業アバター(企業や自治体の代表者として使用できる仮想キャラクター)においても、消費者参加型開発で生み出されることも多い。はたして、ユーザー創造アバターがもたらす効果は、ユーザー創造製品と何か違いはあるのであろうか。
 そこで、札幌のリサプロ祭りでは、まず本プロジェクトの西川英彦リーダーによる、製品効果やラベル効果などの理論的背景の解説からはじめ、次に、株式会社ローソンの白井明子シニアマネジャーにより、ユーザーのイラストや声の投稿から生まれたユーザー創造アバターである「ローソンクルー♪あきこちゃん」がもたらす効果について説明が行われる。あきこちゃんは、LINE やTwitter、Facebook をはじめとするソーシャルメディア 22媒体を通して、毎日2600万人を超える顧客に、ローソンの最新情報を発信する有名な企業アバターである。最後に、ディスカッションを通して、ユーザー創造アバターがもたらす効果を、ユーザー創造製品と比較しつつ、その効果について理解を深めていく。

 

日 時:2018年5月12日(土) 14:20-15:50
    *リサプロ祭り全体では、14:00-19:30になります。
    詳細は、全体プログラムを確認のこと。

場 所:小樽商科大学札幌サテライト >MAP
    札幌市中央区北5条西5丁目7番地 sapporo55ビル3階
 

参加費:<学会員>1,000円
    <学会員以外の方>2,000円
(どこかの研究会に参加申請すれば、全ての研究会に参加できますが、参加費は申し込まれた研究会の資金となります)
定 員: 先着60名(札幌リサプロ祭り全体の定員)

 
【お願い】
*当日は、サイト掲載の為会場の様子を撮影予定です。問題がある場合は、当日、プロジェクト企画運営メンバーにお伝えください。
*報告会は定員制であり、追加募集などの処理が煩雑になるため、キャンセルができないことをご了解ください。
 
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