マーケティング・
リサーチプロジェクト

ファッション・マーケティング研究会

【研究目的】
 ファッションに関わる産業(モノづくり・流通・小売・ECなど)が、大きく構造的な変革期にある現状を踏まえ、これからの新しい方向性を見出していくことを研究の目的として、マーケティングの観点から、様々な産業の変化の本質について、理論面及び実務面から調査研究に取り組む。多くの関係者とディスカッションを深めてこの領域での学術的貢献を目指すとともに、実践的な示唆を求めることとする。

 

【研究方法および研究計画】
 上記の本研究の目的に則り、以下の3段階での研究ステップにより計画を進める。第1段階では研究会を開催し、新たなファッションの価値創造に取りくむ企業や地域の関係者からの発表・ヒアリングにより事例研究を行う。第2段階では事例研究に基づき、新たなファッションビジネスのマーケティングのモデル化を行い、実証分析によってその妥当性を検討する。最後に第3段階で、得られた知見についてファッションビジネスに関わる実務家・関係者と意見交換し理論の体系化を試みると同時に、出版等を試み、国内外に発信し政策提言をまとめていく予定である。
 
具体的な研究テーマ(2023年度の案)
・地方の繊維産地の研究
・ファッション企業(アパレルメーカー、ブランド、専門店、EC、関連機器など)の事例研究
・VMDの理論整理と実例
・サーキュラー・エコノミーの新たな担い手など

 

【研究期間】
2023年4月〜2025年3月

 

【リーダー】
内海 里香 文化ファッション大学院大学 ファッションビジネス研究科 教授

 

【企画運営メンバー】
松浦 良高 StrategyX Company 代表取締役 / 信州大学 特任教授
篠原 航平 国際ファッション専門職大学国際ファッション学部 教授
田中 直高 株式会社タナカヤ 代表取締役
宮副 謙司 青山学院大学大学院 国際マネジメント研究科 教授

 

【研究報告会の案内】
次回開催日が決定次第、お知らせします。​​​​
 
【研究報告会レポート】
第1回 2023年12月25日(東京)
>「日本の繊維工業企業における新製品開発と新市場開拓に見る成長戦略 ― コール天、ホームスパン、久留米絣を例に ―」
篠原航平氏(国際ファッション専門職大学 国際ファッション学部 ファッションビジネス学科 教授)

 
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