マーケティング・
リサーチプロジェクト
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質的リサーチ研究会

プロジェクトは2019年3月末で終了しています。

 
【研究目的】
 本プロジェクトの目的は、(1)質的リサーチがどのようにマーケティング戦略の策定を左右しているのか探求し、(2)実践力のある質的リサーチのスキル向上を図り、(3)研究成果としてアクション・リサーチに基づくビジネス・エスノグラフィーを発表することにある。
  企業が戦略を策定する際、現場からの質的データが不可欠である。定量データは業務の改善等の「標準化」には効果はあるものの、これまでにはない商品やサービスによる「差別化」にはむしろ質的データが必要である。仮説を検証する前に仮説を導くことがまず重要であり、そのための消費者インタビューや参与観察といた質的データが良質でなければならない。
 本プロジェクトでは、質的リサーチの熟達者のスキルを報告会で発表し、そのスキルの共有を促進することで会員への貢献を果たしつつ、研究成果としての論文・著書を発表する。

 

【研究方法および研究計画】
 本年度の研究成果である、マーケティングアブダクションを導くツールの活用事例をワークショップ形式で蓄積し、飛躍的発想法の確立に寄与したい。
 ビデオ撮影によってツール活用を観察し、モノグラフにしていく計画である。
 なお、本ツールはアクションリサーチに利用できるものになっており、ビジネスエスノグラフィーの執筆をサポートするものでもある。

 

【研究期間】
2014年4月〜2019年3月

 

【リーダー】
田村 直樹 岡山商科大学 経営学部 准教授

 

【企画運営メンバー】
横山 斉理 日本大学 商学部 准教授
大谷 泰斗 関西外国語大学 外国語学部 講師
松尾 真吾 株式会社クロス・マーケティング マーケティング&リサーチ部マネージャー 
井上 香織 カルビー株式会社 近畿支店営業企画課 アナリストチーム
鈴木  隆 大阪ガス株式会社 エネルギー・文化研究所 主席研究員

 
【研究報告会の案内】
次回開催日が決定次第、お知らせします。
 
【研究報告会レポート】
第13回 2018年9月15日
> 「マーケティングアブダクションからのアクションリサーチ」田村直樹(岡山商科大学 准教授)
 
第12回 2018年7月14日
> 「飛躍的発想の方法」田村直樹(岡山商科大学 准教授)
 
第11回 2018年6月9日 *参加者なしのため、不開催になりました。
「マーケティングアブダクション 飛躍的発想の方法」田村直樹(岡山商科大学 准教授)
 
第10回 2017年3月17日(春のリサプロまつり)
> 「マーケティングアブダクション -飛躍的発想の支援ツール-」田村直樹(岡山商科大学 准教授)
 
第9回 2017年6月10日
> 「飛躍的発想ツールの開発3」田村直樹(岡山商科大学 准教授)
 
第8回 2017年3月11日
> 「飛躍的発想ツールの開発2」田村直樹(岡山商科大学 准教授)
 
第7回 2017年2月5日
> 「飛躍的発想ツールの開発1」田村直樹(岡山商科大学 准教授)
 
第6回 2016年2月21日
> 「ビデオ撮影とKJ法」田村直樹(岡山商科大学 准教授)
 
第5回 2014年11月24日
> 「中間報告」田村直樹(関西外国語大学 准教授)
 
第4回 2014年8月30日
> 「KJ法、紙芝居による報告」田村直樹(関西外国語大学 准教授)
 
第3回 2014年8月9日
> 「フィールドワーク、アフォーダンスの発見」田村直樹(関西外国語大学 准教授)
 
第2回 2014年7月6日
> 「消費者ペルソナ」田村直樹(関西外国語大学 准教授)
 
第1回 2014年6月8日
> 「ビジネスエスノグラフィー・ワークショップ:物語性について(物語の作り方、構成の方法など)」田村直樹(関西外国語大学 准教授)

 
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