マーケティング・
リサーチプロジェクト

マーケティング・ツールとしての知的財産研究会

【研究目的】
 マーケティング・ツールとしての知的財産(権利のみならず特許情報等も含む。以下「知財」)の可能性・有用性を研究テーマとする。既に先進企業では、公開されている特許情報をSWOT分析の強み・弱みの定量的把握に用いており、5フォース分析においても新規参入や代替品の脅威の判断等において有効に活用できるが、従来、知財は注意すべき「法律」というコンプライアンス視点が大きかったように思われる。しかし、知財権は独占排他権であることから企業にとっては自社の市場への他社参入を抑制し、場合によっては他社を市場から排除できるなど「市場の維持」に深く関係する機能を有しているため、特に中長期的視点において価格競争に陥らないためのツールとして見ることも可能である。そこで、本PJでは、マーケティングの目的といいうる「市場の維持・拡大及び新市場の創造」に関し、知財がその「手段」として活用できる可能性と有用性について実践的に検証する。目標はマーケティング論においてツールとしての知財を研究分野として確立することにある。なお、本テーマでは知財を「資産」ではなく「ツール」として捉えるため、資産としてのブランドという視点については取り扱わない予定である。

 

【研究方法および研究計画】
 研究会としては、各回のテーマ(予定)として、第1回が市場環境分析、第2回がセグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング、第3回が製品戦略・価格設定戦略、第4回が流通戦略・プロモーション戦略とし、それぞれのテーマについて知財をツールとして捉えたときにどのように活用しうるかについて実務家ゲストあるいは代表者・運営メンバーから研究レビュー・実践的事例の発表を行う。
 

【研究期間】
2015年4月〜2017年3月

 

【リーダー】
杉光 一成 金沢工業大学大学院 イノベーションマネジメント研究科 教授
 

【企画運営メンバー】
田中  洋 中央大学ビジネススクール大学院 戦略経営研究科 教授
川上 智子 早稲田大学商学学術院 教授
上野  博 東京国際大学 商学部 教授 
小田 哲明 立命館大学大学院 テクノロジー・マネジメント研究科 准教授、弁理士
山内  明 株式会社三井物産戦略研究所新事業開発部知財戦略室室長
小林  誠 デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー株式会社 シニアヴァイスプレジデント
武藤 謙次郎 イノベーションリサーチ株式会社 AIPE認定知的財産アナリスト
川邊 光則 岩谷産業株式会社 技術部知的財産担当
六角 マリ マーケティング・コンサルタント、中央大学戦略経営アカデミー フェロー講師
八幡 宏之 新都心国際特許事務所 弁理士

 

【研究報告会の案内】
第2回 2016年10月19日
> 武藤謙次郎氏(イノベーションリサーチ株式会社 取締役副社長)「特許情報を使ったSTP分析 ~BtoB マーケティングとしての活用法~」
  
【研究報告会レポート】
第1回 2015年7月23日
> 山内明氏((株)三井物産戦略研究所 技術・イノベーション情報部 知的財産室室長/弁理士、AIPE認定知的財産アナリスト)「市場環境分析、特に知財情報解析を活用した3C/ 5forcesベースの実践事例紹介」

 
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