マーケティング・
リサーチプロジェクト

ユーザー・コミュニティとオープン・メディア研究会

【研究目的】
 ユーザー(消費者)コミュニティが価値共創の苗床となり、ビジネスを生み出す事例が増えている。ユーザーが生成するコンテンツ(User Generated Content)が個人の趣味を超えて、企業が開発して販売する商品・サービスに素材を提供したり、これを模倣して注目を集める例もある。UGCを中心とする集合知は、既存メディアの制作-流通-消費の形態にも変革を促し、メディア企業主導型のビジネスが、ユーザー主導のオープン・メディアにシフトする流れもある。
 本研究会では、アカデミックな観点からユーザー・コミュニティ主導型マーケティングの理論枠組みの構築を目指すとともに、メディア業界の関連企業やSNSを利用したオウンド・メディア(企業コミュニティ)の運営に関心のある企業との事例交換や議論を通じて問題意識を深め、オープン・メディアへの展望と設計について有意義な示唆を引き出す目的で運営したい。

 

【研究方法および研究計画】
次のような研究の方法と計画で運営する。

  1. 先行研究理論における位置づけを確認し、問題提起として、これまでの先端事例の研究成果を紹介し、研究計画を展望する。
  2. 企業コミュニティに関連する実務家から取り組みの事例を報告する。
  3. メディア関連の企業から、オープン・メディアへの取り組み事例を報告する。
  4. UGCをビジネスに活用する企業から取り組みの事例を報告する。
  5. 研究グループが実施する調査(質問紙とグループ・インタビュー)の結果をとりまとめて報告する。
  6. 事例研究と理論研究の両面から得られた示唆をもとに、オープン・メディアの設計とユーザー・コミュニティ主導型マーケティングの理論構築を行い、研究成果を学術誌に発表する。

 

【研究期間】
2016年4月~2019年3月

 

【リーダー】
片野 浩一 明星大学 経営学部 教授

 

【企画運営メンバー】
石田  実 東洋大学 経営学部 講師
伊藤 智久 明星大学 経営学部 准教授
高野 大輔 クオン株式会社 経営企画本部経営企画室 主任
山田 洋介 大日本印刷株式会社 コンテンツビジネス本部 シニアエキスパート
宮井 弘之 株式会社博報堂

 

【研究報告会の案内】
次回開催日が決定次第、お知らせします。
 
【研究報告会レポート】
第4回 2018年5月12日(札幌リサプロ祭り)
> 「「初音ミク」10年の軌跡」片野浩一(明星大学 経営学部 教授)・伊藤博之(クリプトン・フューチャー・メディア株式会社 代表取締役社長)
 
第3回 2018年3月17日(春のリサプロ祭り)
> 「コミュニティ・ジェネレーション-クリエイティブ・ユーザーの創作行動に迫る-」小山乃舞世氏(オフィスサークル ツインドリル代表)
 
第2回 2018年3月14日
> 「企業の顧客コミュニティが生み出すユーザー創発のパワーとそのマネジメント」伊藤智久(明星大学 経営学部 准教授)・安岡寛道(野村総合研究所 プリンシパル/中小企業診断士)
 
第1回 2017年3月18日(春のリサプロ祭り)
>「ユーザー・コミュニティと参加型プラットフォームが共創する「初音ミク」と「アイドル」たち」
片野浩一(明星大学 経営学部 教授)・濱野智史(社会学者/評論家・rakumo株式会社リサーチャー・元アイドルプロデューサー)

 
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