マーケティング・
リサーチプロジェクト

エフェクチュエーション研究会

【研究目的】
 2000年以降、アントレプレナーシップの研究分野において、ハーバート・サイモンの最晩年の弟子にあたるサラス・サラスバシーによって、優れた起業家の意思決定プロセスに関するエフェクチュエーションの研究が興隆してきた。この研究潮流は、事業機会の認識に関するエキスパート(熟達者)という文脈において、マーケティング研究にも影響を与えつつある。
 特に、事業機会の認識に関するエキスパートという観点では、認知科学の熟達研究の知見を踏まえ、マーケティングにおける潜在的なニーズを顕在化するプロセスについて、企業家個人のみならず、大企業や商社の新規事業開発担当者や広告代理店の人材育成にも幅広く応用可能と考える。したがって、企業家研究とマーケティングの学際的な研究プロジェクトを深化させることを念頭において、本学会においてプロジェクトを設置する。

 

【研究方法および研究計画】
 商社、政治家、広告代理店等に在籍するビジネスパーソンに協力いただき、エフェクチュエーションのプロトコル分析を実施する。
 また、彼ら自身の経験を踏まえ、エフェクチュエーションに関する事例研究を開発する。
 以上をふまえ、新規事業開発やベンチャーのアクション・リサーチを実施する。

 

【研究期間】
2014年4月〜2019年3月

 

【リーダー】
栗木  契 神戸大学大学院 経営学研究科 教授

 

【企画運営メンバー】
吉田 満梨 立命館大学 経営学部 准教授
高瀬  進 京都大学大学院 工学研究科メカトロニクス研究室 研究員
渡辺 さりな メガネの田中ホールディングス株式会社 マーケティング部 部長
宮井 弘之 博報堂ブランドデザイン
松田 温郎 山口大学 経済学部 准教授

 

【研究報告会の案内】
第7回 2018年7月4日
> 「デジタル・マーケティングとエフェクチュエーション」栗木契(神戸大学大学院経営学研究科教授)・横田浩一(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任教授)
 
【研究報告会レポート】
第6回 2018年3月17日(春のリサプロ祭り)
> 「大企業におけるエフェクチュエーション」藤岡昌則(三菱日立パワーシステムズ(株) 高砂サービス部)・吉田満梨(立命館大学 経営学部 准教授)・高瀬進(京都大学経営管理大学院 特定助教)
 
第5回 2017年9月25日
>「戦略人事とエフェクチュエーション」曽山哲人氏(株式会社サイバーエージェント取締役 人事統括)
 
第4回 2017年3月18日(春のリサプロ祭り)
>「エフェクチュエーションとイノベーター」吉田満梨(立命館大学)・高瀬進(京都大学)・宮井弘之(博報堂ブランドイノベーションデザイン局)
 
第3回 2017年2月1日
>「ロボット・ベンチャーとエフェクチュエーション」松野文俊教授(京都大学工学研究科)・多田まこと氏(べステラ株式会社・3D事業部長)・高瀬進研究員(京都大学工学研究科)・司会進行:栗木契教授(神戸大学 経営学研究科)
 
第2回 2015年9月13日
>「経営学・マーケティング論の理論潮流とエフェクチュエーション」加護野忠男氏(甲南大学 特別客員教授、神戸大学 名誉教授)・石井淳蔵氏(流通科学大学 学長、神戸大学 名誉教授)・司会進行:栗木契(神戸大学 教授)
 
第1回 2015年1月29日
>「熟達した起業家による意思決定 -エフェクチュエーション- の可能性」栗木契(神戸大学 大学院経営学研究科 教授)・高瀬進(神戸大学 大学院経営学研究科 研究員)・谷井等氏(シナジーマーケティング株式会社 代表取締役社長)・宮井弘之(博報堂ブランドデザイン)

 
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