カンファレンス2013
レポート

学会員が一同に集まって、研究報告や議論を行う研究大会です。

 

第2回マーケティングカンファレンス2013

『マーケティングカンファレンス2013』を開催
多彩なプログラムに学会員443名が参加

 
テーマ:マーケティング戦略のグローバル・トレンド
日程:2013年11月10日(日)
場所:〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1
早稲田大学・早稲田キャンパス 8号館
カンファレンス委員長:恩藏 直人(日本マーケティング学会 常任理事、早稲田大学商学学術院 教授)
カンファレンス副委員長:内田 和成(日本マーケティング学会 副会長、早稲田大学商学学術院 教授)

 
カンファレンス学会賞:受賞一覧
プロシーディングス:Conference Proceedings 2013
*報告資料も一部掲載しています、文末のプログラムを確認ください
 
日本マーケティング学会の2013年度の研究大会『マーケティングカンファレンス2013』が、11月10日(日)早稲田大学早稲田キャンパス8号館(東京都新宿区)にて開催されました。今年度は『マーケティング戦略のグローバル・トレンド』をテーマに、マーケティングに携わる学者や研究者、実務家、学生など443名の学会員が参加しました。

 

充実したプログラム

日本マーケティング学会が、昨年11月11日に設立記念のマーケティングカンファレンスを開いてからちょうど1年。この間、マーケティングサロンやリサーチプロジェクトの実施、ホームページを通した会員サービスの提供、フェイスブックを積極的に使った広報活動、そしてジャーナルのオンライン出版など、これまでの学会とは違う学会のあり方を模索して活動を続けてきました。そして、この『マーケティングカンファレンス2013』は、その集大成と呼ぶにふさわしい内容の充実したプログラムとなりました。

 

リサーチプロジェクト・セッション

午前9時、『マーケティングカンファレンス2013』はリサーチプロジェクト・セッションからスタートしました。マーケティング研究の最前線のテーマに取り組んでいる学会のリサーチプロジェクトの報告会で、「ブランド&コミュニケーション」、「ソーシャル・ビジネス」、「クリエイティブ産業とイノベーション」、「価値創造型マーケティング」、「地域活性化マーケティング」の5つのテーマでこれまでの研究成果の報告が行われました。朝早い時間にもかかわらず、各会場では報告者の議論に聞き入る学会員の姿が数多く見られました。

 

リサーチプロジェクトセッション ブランド&コミュニケーション研究会の様子 ソーシャル・ビジネス研究会 (左より、ケアプロ川添社長、水越氏、福井氏)
写真(左)リサーチプロジェクトセッション ブランド&コミュニケーション研究会の様子
写真(右)リサーチプロジェクトセッション ソーシャル・ビジネス研究会 (左より、ケアプロ川添社長、水越氏、福井氏)

 

ポスターセッション

リサーチプロジェクト・セッション終了後、参加者は8号館地下1階の広間で行われるポスターセッションの会場に移動。ポスターセッションとは、パネルに図表を掲示して参加者と対話しながら進める報告会で、若手のマーケティング学者や企業の研究者を中心に29もの報告が行われました。各パネルの前には多くの人だかりができ、まるでフリーマーケットでのやり取りのように、発表者と学会員とのダイレクトの議論が行われました。ポスターセッションは、午前30分と午後30分という決められた時間以外のコーヒーブレイクやランチなどの休憩時間も、白熱した議論が行われました。また、学会員がスマホなどを使って、一番良い報告を選び投票し、その結果をベストポスター賞として発表するなど、新しい取り組みを行いました。

 

ポスターセッションの様子 ポスターセッションの様子

ポスターセッションの様子

 

オーラルセッション

続いて開催されたのが、伝統的な学会の報告スタイルであるオーラルセッションです。5つの会場に分かれ、計19もの報告と質疑応答が行われました。立ち見の聴衆が多数でるなど、各会場ともに白熱した議論が行われました。日本マーケティング学会の理事はフルペーパーを事前に審査し、投票によってベストペーパー賞とベストドクターコース賞を選定していましたが、各賞は夜の懇親会で発表されました。

 

基調講演 / パネルディスカッション

オーラルセッション終了後、ランチと午後のポスターセッションを挟んで、恩藏直人カンファレンス委員長(早稲田大学商学学術院教授)の司会で、基調講演とパネルディスカッションが行われました。基調講演は、まず石井淳蔵会長(流通科学大学学長)が、会長挨拶「日本マーケティング学会の展望」(> 資料 360KB)として、学会ミッションの確認や学会活動報告をはじめ、若手リサーチャー支援や、「医療マーケティング研究会」や「ソーシャルビジネス研究会」という戦略的プロジェクト支援など今後の展望を説明。続いて『マーケティングカンファレンス2013』のテーマである「マーケティング戦略のグローバル・トレンド」について、内田和成カンファレンス副委員長(早稲田大学商学学術院教授)による解題が行われた上で、株式会社良品計画の松井忠三代表取締役会長の「無印良品のマーケティング戦略」(> 資料 5.6MB )、ボストン コンサルティング グループの市井茂樹シニア・パートナー&マネージング・ディレクターの「日本企業グローバル化のチャレンジ」(> 資料 1.1MB )と、それぞれ基調講演が行われました。

休憩をはさんだ後に行われたパネルディスカッションでは、恩藏直人カンファレンス委員長の進行で、パネリストとして松井忠三・市井茂樹・内田和成の3氏が、グローバル時代の日本企業のマーケティング経営の課題と可能性を議論しながら、それぞれの立場から処方箋を論じました。

 

挨拶 石井会長 解題 内田副会長 基調講演 良品計画松井会長 基調講演 BCG市井シニアパートナー

写真左より、石井会長、内田副会長、良品計画松井会長、BCG市井シニアパートナー

 

パネルディスカッション 基調講演会場の様子

写真(左)パネルディスカッション(左より、恩藏先生、松井会長、市井シニア・パートナー、内田副会長)
写真(右)基調講演会場の様子

 

企業展示

『マーケティングカンファレンス2013』のポスターセッションが行われた会場では、出版、リサーチ、コンサルティングなどマーケティング関連の15社が企業展示に参加、多くの学会員が立ち寄り、積極的な情報交換等を行っていました。またランチタイムにはドリンクとサンドウィッチの提供を行い、会員相互の活発な交流を促しました。加えて、コーヒーブレイクにはネスレ日本株式会社によるコーヒー提供が行われました。

 

ポスターセッション 企業展示会場 企業展示の様子

写真左より、ポスターセッション・企業展示会場、企業展示の様子

 

懇親会

リーガロイヤルホテルのロイヤルホールに会場を移して行われた懇親会には、142名の学会員が参加しました。懇親会は、司会の新井将能氏(栃木トヨタ自動車株式会社 代表取締役社長 早稲田大学MBA OB)をはじめ、いつもマーケティングサロンを企画運営している各大学MBA OBで構成されるマーケティングサロン委員による、運営で行われました。懇親会では、『マーケティングカンファレンス2013』各学会賞が発表され、ベストペーパー賞は「メディア接触のコウホート効果に関する研究」(石田実氏・田中洋氏・鈴木暁氏)と「『女子』の誕生-雑誌記事タイトルのテキストマイニングによる流行語の研究-」(松井剛氏)に贈られた。また、ベストドクターコース賞は「消費者との共創コミュニティにおける製品開発に関する研究-Quirly社 事例研究-」(青木慶氏)に、ベストポスター賞は「消費者コ・クリエーション-創造性が高まる条件とは-」(立山郁子氏)、「購入型クラウドファンディングにおける出資動機に関する実証研究」(小南陽子氏)、「食卓・メニューのコウホート分析-世代・年齢の変化へのマーケティング対応の考察-」(塚原新一氏・井上朋子氏・磨井美幸氏・黒田ルヰ氏)に贈られました。

 

第3回マーケティングカンファレンスは2014年秋に東京都内の大学をメイン会場に開催される予定です。

 

懇親会の様子 授与式の様子 左より、ベストペーパー賞受賞の田中洋氏、松井剛氏、プレゼンターの古川副会長
写真左より、懇親会の様子、授与式の様子(左より、ベストペーパー賞受賞の田中洋氏、松井剛氏、プレゼンターの古川副会長)

 

受賞者の皆さん

左より、石井会長、ベストペーパー賞受賞の田中洋氏(中央大学 教授、副会長)、石田実氏(アークエンジン 代表取締役)、松井剛氏(一橋大学大学院商学研究科 教授)、ベストポスター賞受賞の井上朋子氏(ライフスケープマーケティング 新市場開発部 部長)、立山郁子氏(サン・アロー 商品部商品課)、小南陽子氏(法政大学大学院経営学研究科 研究生)、ベストドクターコース賞受賞の青木慶氏(神戸大学大学院経営学研究科 博士後期課程)、そしてプレゼンターの古川副会長です。

 

プログラム

8:30- 受付開始(8号館 B1階)
9:00-
10:30
リサーチプロジェクト・セッション 

*マーケティング研究の最前線のテーマに取り組んでいる、学会のリサーチプロジェクトの報告会。

ブランド&コミュニケーション研究会(308教室)
リーダー:田中 洋(中央大学ビジネススクール大学院戦略経営研究科 教授)
>プロジェクト詳細
 

  1. 「マーケティングリサーチからみたブランド測定の課題と提案」萩原 雅之(マクロミルネットリサーチ総合研究所 所長・トランスコスモス株式会社 理事)・上田 雅夫(マクロミルネットリサーチ総合研究所 主席研究員)
  2. 「ブランド研究で今、何がホットなのか?」研究会メンバーとのパネディスカッション
ソーシャル・ビジネス研究会 

(309教室)

リーダー:廣田 章光(近畿大学経営学部 教授)

>プロジェクト詳細

 

  1. 研究会の今年度実績概要報告
  2. 「日本型ソーシャルビジネスモデル ワンコイン健診が世界を変える−ケアプロによる健診弱者解消への取り組み−」川添 高志(ケアプロ株式会社 代表取締役社長)
  3. 「日本型ソーシャルビジネス可能性、ソーシャルビジネスのマーケティング研究の役割」研究会メンバーとのパネディスカッション
  4. 質疑・総括
クリエイティブ産業とイノベーション研究会(310教室) 

リーダー:鷲田 祐一(一橋大学大学院商学研究科 准教授)

>プロジェクト詳細

 

  1. 「デザインはイノベーションを伝えることができるか?」鷲田 祐一(一橋大学大学院商学研究科 准教授)
  2. 「クリエイティブ産業の海外展開における異文化ゲートキーパーの役割」松井 剛(一橋大学大学院商学研究科 教授)

 

価値共創型マーケティング研究会(311教室) 

リーダー:村松 潤一(広島大学大学院社会科学研究科 教授)

>プロジェクト詳細

 

  1. 「S-Dロジックにおける価値共創概念とマーケティング研究及び実践」井上 崇通(明治大学商学部 教授)・田口 尚史(茨城キリスト教大学経営学部 准教授)・藤岡 芳郎(大阪産業大学経営学部 教授)・清野 聡(マツダ株式会社 商品企画部主幹)
地域活性化マーケティング研究会(312教室) 

リーダー:宮副 謙司(青山学院大学大学院国際マネジメント研究科 教授)

>プロジェクト詳細

 

  1. 「本リサーチプロジェクトにおける『地域活性化の捉え方』の基本認識」宮副 謙司(青山学院大学大学院国際マネジメント研究科 教授)
  2. 「地域活性化マーケティングの事例研究 −たねや、SASEBO時旅、シブヤ大学、ポートランド市−」宮副 謙司・研究会メンバー
  3. 「地域活性化の目標設定・評価指標の捉え方 −事例を踏まえた研究報告とディスカッション−」佐伯 悠(青山学院大学大学院国際マネジメント研究科 博士課程)・研究会メンバー

コーヒーブレイク(地下1階 B101, B102, B107教室)

10:50-

11:20

ポスターセッション①(地下1階 教室前スペース)

*パネルに図表を掲示して、逐次、参加者と対話しながら進める報告会。フリーマーケットのように、聞き手と交流しつつ深く議論できる手法。会場にて学会員の投票による、ベストポスター賞も予定。

  1. 「マーケティング3.0の具現化メソッド『マーケティング3.1』」山崎 浩人(ネオ・アット・オグルヴィ(株) チーフ・マーケティング・プロデューサー)
  2. 「消費者コ・クリエーション−創造性が高まる条件とは−」立山 郁子((株)サン・アロー 商品部商品課) > 資料(1MB)
  3. 「購入型クラウドファンディングにおける出資動機に関する実証研究」小南 陽子(法政大学大学院経営学研究科 研究生)
  4. 「ソーシャルメディアでのクチコミ動機 −自己とブランドとの関係からの考察−」臼井 浩子(早稲田大学大学院商学研究科 博士後期課程)
  5. 「Tweet行動における送り手の信頼性の効果」片桐 英毅(学習院大学大学院経営学専攻 博士後期課程)
  6. 「自治体WEBにおけるマーケティング戦略と可能性」藤川 遼介(一橋大学大学院商学研究科 修士課程)・松村 茂(東北芸術工科大学デザイン工学部 教授)・佐藤 恒平(山形県朝日町情報交流推進員 地域おこし協力隊)
  7. 「BtoB市場でのWEBマーケティングによる顧客開拓において、商品特性の絞り込みがコンバージョン率に与える影響の実測と評価」粟津 啓介(ベルエアー(株)代表取締役)
  8. 「消費者の事例ベース意思決定における重要属性の発見 −アブダクションの応用−」金城 敬太(沖縄国際大学経済学部 講師)・古川 康一(嘉悦大学大学院ビジネス創造研究科 教授)・尾崎 知伸(日本大学文理学部 准教授)
  9. 「顧客行動分析における自己組織化マップの適用可能性の考察」飯塚 香(有限責任監査法人トーマツ デロイトアナリティクス マネジャー)・服部 邦洋(有限責任監査法人トーマツ デロイトアナリティクス シニアマネジャー)・小城 左直(有限責任監査法人トーマツ デロイトアナリティクス マネジャー)
  10. 「ウェブ標準の普及に実装主義が果たした役割 −HTML5を事例に−」深見 嘉明(慶應義塾大学 SFC研究所 上席所員(訪問))
  11. 「新たな製品サイクルを考えるマーケットライフサイクルの提案」富澤 豊((有)富澤事務所 取締役社長 / 浜松大学ビジネスデザイン学部 教授)
  12. 「企業の広告宣伝部門に多様性を与える要因について」山田 卓司((株)小学館 マーケティング局 雑誌宣伝課 副課長)
  13. 「顧客経験の記述とサービスデザインのアプローチ」吉橋 昭夫(多摩美術大学情報デザイン学科 准教授)
  14. 「NPOにおけるインターナルマーケティングに関する研究」瀬下 真由美(法政大学大学院経営学研究科 研究生)
  15. 「社会的価値創造に取り組む中小企業の研究」後藤 紀彦(東京都中小企業診断士協会 城北支部 中小企業診断士) > 資料(438KB) > 論文要旨(570KB)
  16. 「プロフェッショナル・サービス・ファームのマーケティング戦略の考察 −法律事務所を題材に−」小谷 恵子(青山学院大学大学院国際マネジメント研究科 修士課程) > 資料(1.7MB)
  17. 「観光エコシステムの形成 −キーストーンとしての小田急箱根−」豊島 一浩(東京急行電鉄(株)経営管理室 東急病院管理部 課長) > 資料(365KB)
  18. 「組織間サービス財取引におけるリレーションシップ・マーケティングの有効性に関する研究 −金融サービスにおける価値共創、顧客内シェア向上モデルを中心に−」渡部 吉昭(筑波大学大学院ビジネスサイエンス系国際プロフェッショナル専攻 准教授 / (株)マーケティング・キャピタル 代表取締役)
  19. 「LCCの世界における実態と今後の展望 −JAL、ANAの戦略とLCC−」水野 俊広((株)ブルックスブラザーズジャパン 経営企画室長)
  20. 「事業一体型の社会貢献活動を展開するマザーハウスの事例研究 −価値創造・伝達・提供のマーケティング観点からの分析−」藤井 祐剛(青山学院大学大学院国際マネジメント研究科 修士課程)
  21. 「医療用医薬品における患者のブランド指定行動に関する考察」石川 明紀(グラクソ・スミスクライン(株)泌尿器領域マーケティング部 アソシエイト・プロダクトマネージャー)
  22. 「”ブランドらしさ”の構築における考察 ―女性ファッション誌3誌に見る”そのブランドらしさ”に関する調査報告―」富川 淳子(跡見学園女子大学文学部 教授)
  23. 「物語によるブランドの意味の形成」平方 文哉(関西学院大学 博士前期課程 聴講生)
  24. 「『Intel Inside』のブランド・コンセプトは知的財産として保護されるのか?−商標権を巡るインテルとKDDIの攻防の考察−」山本 岳美(弁理士)
  25. 「食卓・メニューのコウホート分析 −世代・年齢の変化へのマーケティング対応の考察−」塚原 新一((株)ビデオリサーチ 調査業務局 専門職局次長)・井上 朋子((株)ライフスケープマーケティング 新市場開発部 部長)・磨井 美幸((株)ライフスケープマーケティング 新市場開発部 マネージャー)・黒田ルヰ((株)ビデオリサーチ 第四営業部 課長補佐)
  26. 「神戸の洋菓子産業における顧客の変遷」森元 伸枝(奈良産業大学 専任講師)
  27. 「基礎化粧品購買における消費者の業態選択」久須美 薫子(アモーレパシフィックジャパン(株)Business support unit) > 資料(1MB)
  28. 「質的調査としてのエスノメソドロジーによるテクスト連接分析 −『すりかえ型消費』へのまなざし−」田村 直樹(関西外国語大学 准教授)> 資料(504KB)
  29. 「事業の今をコミュニケーションする意義と実践」徳永 朗((株)博報堂 研究開発局 主席研究員)

3-4階の会場へ移動

11:30-
13:00

オーラルセッション

*フルペーパー(論文)を準備の上で、報告・質疑応答を行う、いわゆる伝統的な学会の報告スタイル。理事の投票による、ベストペーパー賞、ベストドクターコース賞(博士課程個人報告対象)も予定。

A会場(308教室)

B会場(309教室)

C会場(310教室)

11:30-11:50
「都市景観の空間イメージ形成を補う屋外広告物の広告的役割についての考察−商業経営者100人に聞く自店の看板満足度調査−」髙橋 芳文(法政大学大学院政策創造研究科 博士後期課程)
11:30-11:50
「先進国企業によるリバースイノベーションの可能性」古江 奈々美(一橋大学大学院商学研究科 前期博士課程)・鷲田 祐一(一橋大学大学院商学研究科 准教授)
11:30-11:50
「日本・台湾・中国におけるセルフ・ギフト −消費者の自己概念を理解するための国際比較−」劉 安廸(一橋大学大学院商学研究科 博士後期課程)
> 資料(1.6MB)
11:50-12:10
「メディア接触のコウホート効果に関する研究」石田 実((株)アークエンジン 代表取締役)・田中 洋(中央大学 教授)・鈴木 暁((株)ビデオリサーチ・メディアコミュニケーション事業推進部専門職部長)
11:50-12:10
「情報革命によるBtoBマーケティング・コミュニケーションの変化と経験価値の訴求」山口 平八郎(青山学院大学大学院国際マネジメント研究科 博士課程)・井田 昌之(青山学院大学大学院国際マネジメント研究科 教授)
11:50-12:10
「東アジアにおける消費者行動の文化差に関する実証研究 −自己贈与消費における日中差−」鈴木 智子(京都大学大学院経営管理研究部 特定講師)・竹村 幸祐(京都大学大学院経営管理研究部 特定助教)・浜村 武(香港中文大学 助理教授)
12:10-12:30
「パパ消費の考察」フローリアン・コールバッハ(ドイツ日本研究所 経営・経済領域 リーダー)・水越 康介(首都大学東京社会科学研究科 准教授)
12:10-12:30
「新市場の形成期における製品開発 −高級炊飯器市場の事例研究−」宮尾 学(滋賀県立大学人間文化学部生活デザイン学科 助教)
12:10-12:30
「海外現地法人における戦略目標とマーケティング行動のずれ −概念枠組みの提示−」上原 渉(一橋大学大学院商学研究科 准教授)・山下 裕子(一橋大学大学院商学研究科 准教授)・鷲田 祐一(一橋大学大学院商学研究科 准教授)、佐々木 将人(一橋大学大学院商学研究科 准教授)・福地 宏之(東洋学園大学現代社会学部 専任講師)・福冨 言(京都産業大学経営学部 准教授)
12:30-12:50
「『女子』の誕生 −雑誌記事タイトルのテキストマイニングによる流行語の研究−」松井 剛(一橋大学大学院商学研究科 教授)
> 資料(676KB)
12:30-12:50
「成熟市場における新製品・新サービス開発に関する考察 −外食企業の事例から−」鶴岡 公幸(宮城大学食産業学部フードビジネス学科 教授)・高力 美由紀(宮城大学事業構想学部事業計画学科 准教授)・堀田 宗徳(宮城大学食産業学部フードビジネス学科 准教授)
D会場(311教室) E会場(312教室)
11:30-11:50
「イノベーションとマーケティングの同時進行による持続的競争優位の実現 −ユニクロの着こなし提案募集の事例を通じて−」中田 寛(首都大学東京大学院社会科学研究科 博士後期課程)
11:30-11:50
「『弁当の日』で地域とつながる小売・メーカー・生産者 −子供たちのためにマーケティングができること−」太宰 潮(福岡大学商学部 准教授)
11:50-12:10
「クラウドファンディングが予感させるマーケティングパラダイムの転換−コミュニティを基盤としたガバナンスメカニズムの分析−」熊沢 拓(早稲田大学大学院 環境エネルギー研究科 博士課程)・鎗目 雅(東京大学公共政策大学院 特任准教授)
11:50-12:10
「『日陰の場』としてのコミックマーケット −腐女子を事例として−」呉 佳蓉(一橋大学大学院商学研究科 博士後期課程)
> 資料(3.6MB)
12:10-12:30
「消費者との共創コミュニティにおける製品開発に関する研究−Quirky社 事例研究−」青木 慶(神戸大学大学院経営学研究科 博士後期課程)
> 資料(2.3MB)
12:10-12:30
「現場で『役に立つ』事例研究の記述様式の試論 −アクターネットワーク理論の展開−」入江 信一郎(京都工芸繊維大学デザイン経営工学部門 助手)
12:30-12:50
「食品スーパーの競争優位の源泉としての店頭 −店舗従業員の組織行動に関する経験的研究−」横山 斉理(日本大学商学部 准教授)・尾形 真実哉(甲南大学経営学部 准教授)
> 資料(676KB)
12:30-12:50
「組織における顧客理解の高度化 −アクションリサーチによるカスタマー・ビジットの導入効果の探索−」栗木 契(神戸大学大学院経営学研究科 教授)・田村 直樹(関西外国語大学外国語学部 准教授)・三矢 裕(神戸大学大学院経営学研究科 教授)・永井 康子(プライミクス(株)マーケティング本部経営企画部 執行役員)
13:00-
13:50

ランチ(B101, B102, B107教室)

*学会員同士の交流のため、数に限りがあるが多少のサンドイッチ、クッキーなどの軽食・コーヒーなどの飲み物を用意。

13:50-
14:20

ポスターセッション②(地下1階 教室前スペース)

*「論題」報告者は、①と同じ

106教室に移動

14:30-
16:30

基調講演(106教室)

14:30-14:40「会長挨拶」 > 資料(360KB)
日本マーケティング学会会長 石井 淳蔵(流通科学大学 学長)

14:40-15:10 解題「マーケティング戦略のグローバル・トレンド」
内田 和成(カンファレンス副委員長、早稲田大学商学学術院 教授)

15:10-15:50 基調講演①「無印良品のマーケティング戦略」 > 資料(5.6MB)
松井 忠三(株式会社良品計画 代表取締役会長)

15:50-16:30 基調講演② 「日本企業グローバル化のチャレンジー先進国の常識を超えた戦略を」
> 資料(1.1MB)
市井 茂樹 (ボストン コンサルティング グループ シニア・パートナー&マネージング・ディレクター)

コーヒーブレイク(地下1階 B101,B102, B107教室)
16:45-
17:45

パネルディスカッション(106教室)

「マーケティング戦略のグローバル・トレンド」
コーディネータ:恩藏 直人(カンファレンス委員長、早稲田大学商学学術院 教授)
パネラー:松井 忠三(株式会社良品計画 代表取締役会長)・市井 茂樹(ボストン コンサルティング グループ シニア・パートナー&マネージング・ディレクター)・内田 和成(同上)

ホテルに移動(徒歩7-8分)
18:15-
20:15

懇親会(リーガロイヤルホテル東京 3階 ロイヤルホールⅠ)

*学会員同士の交流を目的とした懇親会。各賞の授賞式も実施。

>MAP

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