学会員が一同に集まって、研究報告や議論を行う研究大会です。 |
第11回マーケティングカンファレンス2022
「マーケティングカンファレンス2022」を開催
学会員582名参加による、探求と創発の場
テーマ:ニューノーマル時代を切り拓くマーケター
日 程:2022年10月16日(日)
会 場:法政大学市ケ谷キャンパス 大内山校舎・富士見ゲート
カンファレンス委員長:鷲田 祐一(副会長 / 一橋大学 教授)
カンファレンス副委員長:八塩 圭子(常任理事 / 東洋学園大学 教授)
カンファレンス委員:阿久津 聡(副会長 / 一橋大学 教授)、小野 譲司(常任理事 / 青山学院大学 教授)、西川 英彦(副会長 / 法政大学 教授)
カンファレンス参加費
*9月30日まで早期価格(1,000円引き)でした。
カンファレンス参加費:5,000円
非学会員の学部生・修士院生参加費:5,000円
カンファレンス事後参加費
*事後参加費で、基調講演(会長挨拶、解題、話題提供1〜4、パネルディスカッション)の動画を視聴できます。
配信期間:2023年8月31日まで
非会員の事後参加費:10,000円
*今からご入会いただければ会員価格で視聴できます。
報告資料も一部掲載しています、文末のプログラムを確認ください。
ニューノーマル時代を切り拓くマーケター
日本マーケティング学会の2022年度の研究発表大会「マーケティングカンファレンス2022」が、10月16日(日)法政大学 市ケ谷キャンパス(東京都千代田区)にて開催されました。第11回目となる今年は「ニューノーマル時代を切り拓くマーケター」をテーマにした基調講演をはじめ、リサーチプロジェクト・セッション、オーラルセッション、ポスターセッション、ランチョンセッションが行われ、マーケティングに携わる学者や研究者、実務家、学生など約582名の学会員の皆さんとともに、「探求と創発」の大きな渦が生まれました。
写真は、基調講演 / 会長挨拶の様子
写真左は会場前入口の様子、写真右は受付の様子
リサーチプロジェクト・セッション
午前9時、「マーケティングカンファレンス2022」はリサーチプロジェクト・セッションからスタートしました。マーケティング研究の最前線のテーマに取り組んでいる学会のリサーチプロジェクトの報告会で、16テーマで実施。「エフェクチュエーション」、「ブランドマネージャー制度」、「ユーザー・イノベーション」、「医療マーケティング」、「地域創生マーケティング」、「ブランド&コミュニケーション」、「マーケティング・ツールとしての知的財産」、「アジア・マーケティング」、「地域活性化マーケティング」、「AI×5G時代のビジネスモデル」、「健康経営ブランディング」、「デザイン思考」、「サービス・マネジメント」、「マーケティング/PRテクノロジー」、「価値共創型マーケティング」、「オムニチャネル」の各テーマでこれまでの研究成果の報告が行われました。各会場では報告者の議論に聞き入る学会員の姿が数多く見られました。
写真左は「ブランド&コミュニケーション研究会」、写真右は「デザイン思考研究会」のセッションの様子
オーラルセッション
リサーチプロジェクト終了後、伝統的な学会の報告スタイルであるオーラルセッションを開催。本年度66件応募、61件審査、58件採択で、そして14会場にて一般報告54件、1会場にて博士報告4件と、合計58件の報告と質疑応答が行われました。各会場にコメンテーターを配置し、また報告された論文も審査を経て選ばれた質の高いものばかりで、各会場で白熱した議論が行われました。発表された論文の中から、理事の投票によりベストオーラルペーパー賞とベストドクトラルペーパー賞が選定されました。
写真は、オーラルセッションの様子
ランチョンセッション
オーラルセッションの後にはランチョンセッションを実施。株式会社コレクシア、株式会社 博報堂の2社と学会との共催によるセッションを行いました。
写真は、お弁当付きのランチョンセッションの様子
ポスターセッション
ランチョンセッション終了後、学会員は3階のカフェテリア つどひで行われたポスターセッションの会場に移動。ポスターセッションとはパネルに図表を掲示して参加者と対話しながら進める報告会で、若手のマーケティング学者や企業の研究者を中心に、本年度48件応募、48件審査、48件採択、そして48件の報告が行われました。ポスターセッションの前には発表者が自らの発表内容をレビューするセッションを実施し、学会員が事前に情報を得てポスターセッションに参加できるようにしました。各パネルの前には多くの人だかりができ、まるでフリーマーケットでのやり取りのように、発表者と学会員とのダイレクトの議論が行われました。
写真は、ポスターレビューの様子
写真は、ポスターセッションの様子
基調講演
ポスターセッション終了後、基調講演とパネルディスカッションが行われました。フリーアナウンサーで東洋学園大学の八塩圭子教授の司会のもと、まずは、小林哲会長(大阪公立大学 経営学研究科 教授)が、会長挨拶として「日本マーケティング学会の展望」を講演。また、来年4月から学会長は西川英彦副会長(法政大学 経営学部 教授)、副会長は阿久津聡副会長(一橋大学 大学院経営管理研究科 教授)・小林哲会長(大阪公立大学 経営学研究科 教授)・深澤勝義常任理事(日清食品ホールディングス株式会社 執行役員CMO 兼 欧州日清社長)・八塩圭子常任理事(東洋学園大学 現代経営学部 教授)・鷲田祐一副会長(一橋大学 大学院経営管理研究科 教授)が就任することが発表されました。
続いて、日本マーケティング本 大賞、マーケティングジャーナルのベストペーパー授与、ワーキングペーパーのトップダウンロード賞、カンファレンスの各賞の授与が行われました。日本マーケティング本 大賞の今年度の大賞は『The Art of Marketing マーケティングの技法:パーセプションフロー・モデル全解説 』音部大輔氏で、準大賞は『ブランド戦略ケースブック2.0:13の成功ストーリー』田中洋氏と『マーケティングの新しい基本:顧客とつながる時代の4P×エンゲージメント』奥谷孝司氏・岩井琢磨氏が受賞しました。「マーケティングジャーナル」の今年度のベストペーパー賞は「デバイスの違いが消費者反応に及ぼす影響 ― 解釈レベル理論による効果の検討 ―」を発表した須田孝徳氏・石井裕明氏・外川拓氏・山岡隆志氏が、奨励賞は「高収益を生み出す流通チャネル戦略の探究 ― 質的比較分析(QCA)によるアプローチ ―」を発表した石井隆太氏、「小売ビジネスモデルを研究するための分析アプローチ ― 過程追跡法による事例内因果分析と質的比較分析 ―」を発表した横山斉理氏・東伸一氏、「広告における視覚的メタファーの設計 ― 認知的精緻化と理解に関するファジィ集合質的比較分析(fsQCA) ―」を発表した竹内亮介氏・王珏氏が受賞しました。
ベストオーラルペーパー賞は「組織成果を示唆するクリエイティビティ ― ブルデューの『ハビトゥス・界』理論概念を援用して企業組織を読み解く ―」(森泰規氏)、「ゲイン・ロスフレームが特定保健用食品の購買意思決定に及ぼす影響」(原広司氏・佐藤圭氏・小林哲氏)、「AI時代の実店舗の消費者行動分析 ― デジタルサイネージの効果検証 ―」(遠藤ありす氏・石井裕明氏・外川太郎氏・竹内駿氏)、「創造的中小企業におけるIMCの先行要因と帰結 ― 企業家的志向・ブランド志向・市場志向および事業成果との関係 ―」(柴田伊寿実氏・本條晴一郎氏)、「COVID-19におけるサービス経験の感情的要因 ― 感情種類による影響の探索的・実証的研究 ―」(張婧氏・梁庭昌氏)、「スキルシェアの位置付けと持続的幸福度の関係性 ― 副業と趣味の比較検討 ―」(青木慶氏)、「量り売り型小売店における価値共創プロセス ― 食品小売業を対象として ―」(山本莉央氏・岩嵜博論氏)、「医療機器および医療材料製造業におけるビジネス・エコシステムの構築 ― サスティナブル・プラットフォーム・モデルの提言 ―」(久保田昌宏氏・山下貴子氏)にそれぞれ贈られました。
また、ベストドクトラルペーパー賞は「小売店舗販売員によるイノベーション ― 企業内リードユーザーとの共創による新製品開発 ―」渡邉裕也氏に授与されました。
ベストポスター賞は「ブランドCFに登場する自己投影体験がブランドリレーションシップに与える効果」(森岡美沙子氏・吉川敬一氏・逆井充好氏)、「リードユーザー探索における「ダブルキャリア」の重要性 ― 約80名の探索から得た先進類似市場に辿り着くコツ ―」(和泉舞氏・西川英彦氏・岡田庄生氏・米満良平氏・今井郁弥氏・比留川ありさ氏・徳田周太氏)、「今の時代は本当に動画広告!?認知・感情的評価の商品と静止画・動画広告との相性に関する実験」(山口葉月氏・石川舞氏・桝田梨央氏)、「フェムテックの可能性を探る ― 女子大での生理用品無償化実証実験より ―」(高橋千枝子氏)、「芸術支援による相互波及効果と消費者関与の関係」(薗部靖史氏・川北眞紀子氏)に贈られました。
加えて、今年度最もダウンロードされたトップダウンロード賞は「中小BtoB企業による産学連携型商品企画によるブランド構築 ― そのプロモーション効果と本業回帰 ―」(坂田隆文氏)に贈られました。
写真左は基調講演の会場の様子、写真右は基調講演のライブビューイングの様子
写真左は司会の八塩圭子教授、写真右は基調講演の小林哲会長
写真左:左より小林哲会長、大賞受賞の音部大輔氏・宣伝会議の上条慎氏
写真右:左より小林哲会長、準大賞受賞の本著 長崎秀俊氏・同文舘出版の青柳裕之氏
写真左:左より小林哲会長、準大賞受賞の奥谷孝司氏・岩井琢磨氏
写真右:左より小林哲会長、ベストペーパー賞受賞の須田孝徳氏・石井裕明氏・外川拓氏・山岡隆志氏
写真左:左より小林哲会長、奨励賞受賞の竹内亮介氏・王珏氏
写真右:左より小林哲会長、トップダウンロード賞の坂田隆文氏
写真左:左より小林哲会長とベストオーラルペーパー賞・ベストドクトラルペーパー賞の受賞者
写真右:左より小林哲会長とベストポスター賞の受賞者
> 受賞一覧はこちら
続いて「マーケティングカンファレンス2022」のテーマである「ニューノーマル時代を切り拓くマーケター」に関して、小林哲会長による解題が行われました。続く話題提供では、株式会社クー・マーケティング・カンパニー 代表取締役 音部大輔氏の「現在に転生した葛飾北斎は、時代遅れの役立たずか、希代のアーティストか。」、日清食品ホールディングス株式会社 執行役員CMO 兼 欧州日清社長 深澤勝義氏の「【日清流】マーケティング、のその先へ! ― 人びとの幸せが溢れる社会へ ―」、ネスレ日本株式会社 チーフ・マーケティング・オフィサー 専務執行役員 マーケティング&コミュニケーションズ本部長 石橋昌文氏の「『新しい現実』は変わるがマーケティングの本質は変わらない。」、横河電機株式会社 宇宙ビジネス・ディベロップメント・エグゼクティブ 宇宙事業開発室長 兼 チーフ・サステナビリティ・オフィサー 黒須聡氏の「パーパスドリブンB2Bマーケティング ― 国際競争サバイバルから、SDGs、そして宇宙まで ―」と、講演を行いました。その後のパネルディスカッションでは、八塩教授のコーディネートにより、石橋氏、音部氏、黒須氏、深澤氏、小林氏の5者による議論が行われました。さらに、会場の講演や議論に呼応するように「#マーケ学会2022」を付けたSNSでの投稿が多く行われ、会場の議論が参加者以外にもリアルタイムで共有されました。
なお、第12回マーケティングカンファレンスは2023年秋に東京都内の大学をメイン会場に開催される予定です。
写真左は基調講演の音部大輔氏、写真右は基調講演の深澤勝義氏
写真左は基調講演の石橋昌文氏、写真右は基調講演の黒須聡氏
写真は、パネルディスカッションの様子
<プログラム>
基調講演
解題 「ニューノーマル時代を切り拓くマーケター」
小林 哲(会長 / 大阪公立大学 経営学研究科 教授)
今日、企業を取り巻く環境は多方面で大きく変化しており、COVID-19は、その変化に拍車をかけたに過ぎない。今後その到来が予想される(あるいはすでに訪れている)ニューノーマル時代に求められるマーケター像と、それを支える知(研究)について、本学会を代表するマーケターの問題提起をもとに議論する。
<プロフィール>
専門は、プレイス・ブランディング、フード・ビジネス研究。1984年明治学院大学経済学部卒業。1989年慶応義塾大学商学研究科後期博士課程単位取得退学後、大阪市立大学商学部助手。その後、同大学同学部、専任講師、准教授を経て教授(博士(商学))。2022年4月に大阪府立大学と統合し、現在に至る。
話題提供① 現在に転生した葛飾北斎は、時代遅れの役立たずか、希代のアーティストか。
音部 大輔(理事 / 株式会社クー・マーケティング・カンパニー 代表取締役)
「北斎が才能を発揮できたのは、浮世絵という手法に精通したからであって、そのニーズがなくなった現代では役立たずだ」という意見があります。対して「彼は絵画芸術の本質を体得しているはずだから、絵筆と版木をペンタブレットにもちかえ、あるいは動画やプロジェクションマッピングまで手掛けるかもしれない」という主張もあります。もちろん検証不可能な、モノの例えでしかありません。とはいえこの話は、デジタル化に関わるマーケティングの考え方やスキルの議論と通じるところがありそうです。「デジタル化が進んだので、マーケティング活動を全面的に変更する必要がある」と唱える主張や、そうした変化に慄くこともあるでしょう。反対に、「デジタル化などしょせん手法にすぎない」などと、開き直って顧みないこともあるかもしれません。両者を分ける領域があるとすれば、どのように解するべきか。実務事例からの学び方について交わされる議論など、話題のひとつとして共有したいと思います。
<プロフィール>
17年間の日米P&Gを経て、欧州系消費財メーカーや資生堂などで、マーケティング組織強化やビジネスの回復・伸長を、マーケティング担当副社長やCMOとして主導。2018年より独立し、現職。消費財をはじめ、輸送機器、家電、化粧品、放送局、電力、D2C、飲料、医薬品、IP、ネットサービス、BtoBなど国内外の多様なクライアントに、マーケティング組織強化やブランド戦略を支援。博士(経営学 神戸大学)。著書に『なぜ「戦略」で差がつくのか。』(宣伝会議)、『マーケティングプロフェッショナルの視点』(日経BP)、『The Art of Marketing マーケティングの技法 – パーセプションフロー・モデル全解説』(宣伝会議)などがある。
話題提供② 【日清流】マーケティング、のその先へ! ― 人びとの幸せが溢れる社会へ ―
深澤 勝義(常任理事 / 日清食品ホールディングス株式会社 執行役員CMO 兼 欧州日清社長)
COVID-19は、社会の仕組みを大きく変化させ、人々によりVUCAを意識させることとなった。その中で、人々の意識も大きく変わり、「人にとって何が大切か?」「幸せって何だろう?」という生きることへの本質的な問いを考えはじめた。また企業も「株主資本主義」から「ステークホルダー資本主義」への転換が求められており、「人や社会を幸せにすること」こそがビジネスの根幹となりつつある。しかし、社会や人々の意識や行動がどのように変化しようとも、消費者・ターゲットを観察し、理解する、つまり人間研究というマーケティングの本質は変わることはない。そして、そのターゲットの変化への対応こそが、時代を切り拓くマーケターに必要とされている力である。今回は、ターゲット観察から得られたインサイトに基づく、日清食品によるユニークな取組み事例を紹介しつつ、「幸せ」の源泉のひとつである「感動を創造すること」「消費者の期待を上回ること」の重要性を示しつつ、議論できればと思います。
<プロフィール>
1986年に花王株式会社入社。35年に及ぶマーケティング歴の中、ヘアケア部門では「アジエンス」「セグレタ」といった新ブランド立上げ、「エッセンシャル」「メリット」といった数々のロングセラーブランドを再生。花王のポジションを断トツのトップメーカーに押し上げた。
ファブリックケア部門では苦戦していた液体洗剤市場に超濃縮の「アタックNeo」を投入、社会貢献価値も含めた市場創造を図る。
2016年に日清食品取締役マーケティング部長を経て、2018年に現職である日清食品ホールディングス執行役員兼CMOに就任、“サイエンスとアートを融合した新時代のマーケティング”を実践。日本マーケティング学会常任理事、マーケティング総合大会副委員長(能率協会)。
話題提供③「新しい現実」は変わるがマーケティングの本質は変わらない。
石橋 昌文(常任理事 / ネスレ日本株式会社 チーフ・マーケティング・オフィサー 専務執行役員 マーケティング&コミュニケーションズ本部長)
コロナ禍、人口構成、政治・経済状況など、我々を取り巻く状況は日々変化している。また、サステナビリティなどの社会課題への取り組みやデジタル化の波、ダイバーシティー&インクルージョンなど、ビジネスを取り巻く環境も大きく変わってきている。
このような変化は「新しい現実」であり、この「新しい現実」がもたらす「新しい問題」に我々は取り組まなければならない。敢えて言うならば、「マーケティングの本質」は変わらないが、我々を取り巻く「新しい現実」に向き合い、理解し、そこからもたらされる「新しい問題」を発見し、解決策を導いていくことがマーケターに求められていると考える。
マーケターとして求められる資質は何なのか、どうやって伸ばしていくのか。
組織の中でのマーケティングの在り方を議論し、個人として組織として、どのように課題に取り組んでいくのかを議論したいと考えます。
<プロフィール>
神戸大学経済学部卒業。1985年にネスレ日本株式会社に入社。1990年以降はネスレUKやスイス本社を含め、コンフェクショナリービジネスに携わってきた。2002年からスタートした「キットカット」の受験キャンペーンを推進。2009年からは現職に就き、ネスレ日本全体のマーケティング戦略の立案と実行に関わってきた。
日本マーケティング学会の常任理事も務め、マーケティング講演にも対応し、マーケティングの理解を広める活動を行ってきた。趣味は読書で、休日は料理作りや旅行を楽しむ。
話題提供④ パーパスドリブンB2Bマーケティング
― 国際競争サバイバルから、SDGs、そして宇宙まで ―
黒須 聡(常任理事 / 横河電機株式会社 宇宙ビジネス・ディベロップメント・エグゼクティブ 宇宙事業開発室長 兼 チーフ・サステナビリティ・オフィサー)
企業は何のために存在するのか?そして何をすべきなのか?グローバル化による激しい国際競争にさらされ、気候変動、自然破壊、不平等拡大等深刻化する世界的課題への対応を迫られている企業にとって、パーパスに立ち返って経営を行うことが益々重要になっています。そして株主資本主義からステークホルダー資本主義へのパラダイムシフトが起きている昨今、「三方よし」を常識とした企業理念を掲げる日本企業が、本来持っていた強みを生かせるチャンスが来たとも言えます。横河電機がどの様に国際多国籍企業との厳しい戦いに生き残ったか。それにパーパスを起点としたマーケティングがどう寄与したか。生々しいサバイバルの歴史をお話しします。そして世界中100か国以上に展開し、海外売上が7割に達しようとする企業となった今、パーパスをどの様にビジネス拡大に活かそうとしているのか、トレンドであるSDGsと、人類の新たなフロンティアである宇宙を例にお話しします。
<プロフィール>
国際多国籍企業との闘いでマーケティングの必要性を痛感し、マーケティングを始め、ハマる。「BtoBブランディング」で2009年「第1回日本マーケティング大賞 奨励賞」を受賞。マーケティング、事業企画、開発、経営に関わる。2019年よりチーフ・サステナビリティ・オフィサーを務め、サステナビリティを起点としたビジネス開拓(産業及び宇宙)を行う。2022年4月に宇宙事業開発室を設立し、室長として現在に至る。JMAC常任理事。月面産業ビジョン協議会メンバー。大学宇宙工学コンソーシアム国際委員会アドバイザリーボードメンバー。慶應工学会理事。WBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)カウンシルメンバー。BCTI(Business Commission to Tackle Inequality)コミッショナー。
基調講演:司会、パネルディスカッション:コーディネーター
八塩 圭子(常任理事 / フリーアナウンサー / 東洋学園大学 現代経営学部 教授)
<プロフィール>
上智大学法学部卒業。テレビ東京で10年務めた後フリーアナウンサーに。法政大学大学院社会科学研究科経営学専攻マーケティングコース修士課程修了。関西学院大学商学部准教授、学習院大学経済学部経営学科特別客員教授を経て、2016年4月から東洋学園大学現代経営学部准教授、2021年4月から現職。報道番組司会、コメンテーターなど多数。
08:40- | 受付開始(大内山校舎 1F,午後より富士見ゲート5Fに移動) | |||||||
09:00- 10:30 |
リサーチプロジェクト・セッション 16セッション(大内山校舎5-7F) | |||||||
エフェクチュエーション研究会(Y501) | ブランドマネージャー制度 研究会(Y502) |
ユーザー・イノベーション 研究会(Y503) |
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リーダー:栗木 契(神戸大学大学院 経営学研究科 教授) >プロジェクト詳細 小売企業の国際化に伴う不確実性とエフェクチュエーション ― FLO Optics Pte. Ltd.の事例から ―
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リーダー:佐藤 達郎(多摩美術大学 美術学部 教授) >プロジェクト詳細 なぜあなたの仕事は邪魔されるのか? ― 日本企業におけるブランドマネジャー制度の組織的課題 ― |
リーダー:西川 英彦(法政大学 経営学部 教授) >プロジェクト詳細 リード・ユーザーに「足りないモノやコト」を支援するしくみ ― DMM.make AKIBAの事例 ―
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医療マーケティング研究会(Y504) | 地域創生マーケティング研究会(Y505) | ブランド&コミュニケーション研究会(Y506) | ||||||
リーダー:的場 匡亮(昭和大学大学院 保健医療学研究科 准教授) >プロジェクト詳細 患者視点の質指標 ― 患者経験価値(Patient Experience:PX)と活用 ―
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リーダー:山口 夕妃子(佐賀大学 芸術地域デザイン学部 教授) >プロジェクト詳細 地域創生に必要な考え方と実践とは ― 熱海と山梨の実践から学ぶ ―
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リーダー:杉谷 陽子(上智大学経済学部 教授) >プロジェクト詳細 ブランド・トランスフォーメーション(BX) ― 価値共創時代の新しいブランド経営 ― 司会:外川 拓(上智大学 経済学部 准教授)
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マーケティング・ツールとしての知的財産研究会(Y601) | アジア・マーケティング研究会(Y602) | 地域活性化マーケティング 研究会(Y603) |
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リーダー:杉光 一成(金沢工業大学 イノベーションマネジメント研究科 教授) >プロジェクト詳細 マーケティング支援を目的として行われた改正「意匠法」の活用
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リーダー:薗部 靖史(東洋大学 社会学部 教授) >プロジェクト詳細 多形化する消費者行動
| リーダー:宮副 謙司(青山学院大学大学院 国際マネジメント研究科 教授) >プロジェクト詳細 産官学連携による地域活性化の新動向
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AI×5G時代のビジネスモデル 研究会(Y604) |
健康経営ブランディング研究会(Y605) | デザイン思考研究会 (Y606) |
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リーダー:安岡 寛道(明星大学 経営学部 教授 / 中小企業診断士) >プロジェクト詳細 AIを活用したマーケティング・リサーチの最前線 モデレーター:安岡 寛道(同上)
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リーダー:阿久津 聡(一橋大学大学院 経営管理研究科 教授) >プロジェクト詳細 予防医学からみた健康経営ブランディング
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リーダー:廣田 章光(近畿大学 経営学部 教授) >プロジェクト詳細 日立製作所の社会イノベーション事業の推進とデザイン活用
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サービス・マネジメント研究会(Y701) | マーケティング/PRテクノロジー研究会(Y702) | 価値共創型マーケティング 研究会(Y703) |
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リーダー:向井 光太郎(関西学院大学 ハンズオン・ラーニングセンター 准教授) >プロジェクト詳細 サービスとしての営業
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リーダー:藤崎 実(東京工科大学 メディア学部 専任講師) >プロジェクト詳細 1832年創業の「楯の川酒造」が推進する広報と酒蔵DX戦略
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リーダー:村松 潤一(岐阜聖徳学園大学 経済情報学部 教授) >プロジェクト詳細 カスタマー・サクセスと価値共創
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オムニチャネル研究会(Y704) | ||||||||
リーダー:近藤 公彦(小樽商科大学大学院 商学研究科 教授) >プロジェクト詳細 リテールDXとイノベーション
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10:40- 12:00 |
オーラルセッション(大内山校舎5-7F) *フルペーパー(論文)を準備の上で,理事によるコメンテーターのもと,報告(12分)・質疑応答(7分)を行う,いわゆる伝統的な学会の報告スタイル。理事の投票による,ベストオーラルペーパー賞,ベストドクトラルペーパー賞(博士課程個人報告対象)も予定。 |
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オーラルセッション1 (Y501) |
オーラルセッション2 (Y502) |
オーラルセッション3 (Y503) |
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コメンテーター:栗木 契(神戸大学大学院 経営学研究科 教授) | コメンテーター:畢 滔滔(立正大学 経営学部) | コメンテーター:織田 由美子(名古屋商科大学 商学部 准教授) | ||||||
10:40-10:59 ダイバーシティ・チームにおけるコミュニケーションの課題 ― グローバル・デザインファームのインターナル・マーケティングを中心に ― 本下 真次(岡山理科大学 経営学部 准教授)・竹村 明里(Bright Village) |
10:40-10:59 地域住民の階層意識と地域の人間関係に対する認知及び外国人に対する受容度の関係 宗 健(大東建託株式会社 賃貸未来研究所 所長) |
10:40-10:59 聴衆認知による顧客経験の形成と変容 ― Saying-Is-Believing効果のアプローチから ― 梁 庭昌(富山国際大学 現代社会学部 講師)・張 婧(金沢大学 人間社会研究域 講師)・相馬 敏彦(広島大学 人間社会科学研究科 准教授) |
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11:00-11:19 新規事業を創出する経営者分析 ― 酒販店経営者のイノベーションプロセスの考察 ― 山本 誠一(大阪国際大学 経営経済学部 経営学科 准教授) > 資料 |
11:00-11:19 コロナ禍による就労環境の変化が,働く母親へ与えた影響 ― 女性の活躍を可能とするパラダイムシフトの出現 ― 西山 裕子(ミライフ 代表)・山下 貴子(同志社大学大学院 ビジネス研究科 教授) |
11:00-11:19 顧客経験はビジネス書においてどのように語られているのか ― システマティックレビューによる内容分析 ― 大藪 亮(岡山理科大学 経営学部 教授)・洪 恵彬(岡山理科大学 総合情報研究科 博士課程) |
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11:20-11:39 新時代におけるブランドコミュニティとしての茶の湯 相島 淑美(神戸学院大学 経営学部 准教授)・佐藤 善信(芸術文化観光専門職大学 教授) |
11:20-11:39 循環型共生社会を目指した市民へのコミュニケーションモデルの導出 ― 分散型インフラの普及に向けて ― 長尾 雅信(新潟大学 人文社会科学系准教授)・八木 敏昭(新潟大学 人文社会科学系産官学連携研究員)・勝見 一生(新潟大学 自然科学研究科 前期課程)・荻野 祐己(新潟大学 自然科学研究科 前期課程)・南雲 航(新潟大学 自然科学研究科 前期課程) |
11:20-11:39 国内バレエ団の持続的運営に関する研究 ― Experiential Value Scale for Ballet Consumption:EVSBCを用いた考察 ― 上嶋 啓悟(一般社団法人 西岡・福谷バレエ団)・山下 貴子(同志社大学大学院 ビジネス研究科 教授) > 資料 |
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11:40-11:59 中小企業におけるエフェクチュエーションの実践 ― 金属リサイクル業界のケース ― 西川 拓(西川商工株式会社 取締役)・山下 貴子(同志社大学大学院 ビジネス研究科 教授) |
11:40-11:59 電気自動車の走行音は商品の魅力を高めるか? ― 日本の自動車業界におけるガソリン自動車のエンジン音との比較検証 ― 加藤 拓巳(明治大学 商学部 専任講師)・横手 龍次(本田技研工業株式会社 研究員) |
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オーラルセッション4 (Y504) |
オーラルセッション5 (Y505) |
オーラルセッション6 (Y506) |
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コメンテーター:的場 匡亮(昭和大学大学院 保健医療学研究科 准教授) | コメンテーター:杉光 一成(金沢工業大学 イノベーションマネジメント研究科 教授) | コメンテーター:徳山 美津恵(関西大学 総合情報学部 教授) | ||||||
10:40-10:59 従業員の健康づくりにみる共通価値のエコシステム ― 健康課題解決の取り組みにおける乳製品利活用動向からの検討 ― 上西 智子(東北大学大学院 経済学研究科 博士研究員) |
10:40-10:59 ゲイン・ロスフレームが特定保健用食品の購買意思決定に及ぼす影響 原 広司(横浜市立大学 国際商学部 准教授)・佐藤 圭(甲南大学 経営学部 経営学科 講師)・小林 哲(大阪公立大学 経営学研究科 教授) |
10:40-10:59 リユース企業による路面店舗の出店戦略と顧客体験 ― なぜ,ブランド品と古着のリユース企業は,主要なリテールエリアに出店するのか? ― 栗栖 郁(CBRE リサーチ ディレクター) |
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11:00-11:19 歯周病は,いかにして社会へ広がったのか ― 歯槽膿漏から歯周病への変容プロセスの分析 ― 小山 まい(早稲田大学大学院 経営管理研究科 修士課程) |
11:00-11:19 医療機器および医療材料製造業におけるビジネス・エコシステムの構築 ― サスティナブル・プラットフォーム・モデルの提言 ― 久保田 昌宏(株式会社ホギメディカル)・山下 貴子(同志社大学大学院 ビジネス研究科 教授) |
11:00-11:19 地域ブランディング再考 ― 文脈価値の視点から ― 宮脇 靖典(岡山理科大学 経営学部 教授) |
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11:20-11:39 Twitterにおける「コロナ」「ワクチン」を含むツイートにみられるWebサイト誘導について 大谷 光一(武庫川女子大学 共通教育部 助手) |
11:20-11:39 COVID-19におけるサービス経験の感情的要因 ― 感情種類による影響の探索的・実証的研究 ― 張 婧(金沢大学 人間社会研究域 講師)・梁 庭昌(富山国際大学 現代社会学部 講師) |
11:20-11:39 地域産品ブランド評価が産地への訪問意向に与える影響 外山 昌樹(淑徳大学 経営学部 助教) |
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11:40-11:59 インフルエンサー・ドクターが変える中国の医療 ― Tiktokのフォロワー数に影響する要因 ― XU YING(早稲田大学 経営管理研究科) |
11:40-11:59 スキルシェアの位置付けと持続的幸福度の関係性 ― 副業と趣味の比較検討 ― 青木 慶(甲南大学 マネジメント創造学部 准教授) > 資料 |
11:40-11:59 地域産品のブランド価値構造に関する研究 ― トップブランド米「コシヒカリ」を事例に ― 勝見 一生(新潟大学大学院 自然科学研究科 博士前期課程) |
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オーラルセッション7 (Y601) |
オーラルセッション8 (Y602) |
オーラルセッション9 (Y603) |
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コメンテーター:森 一彦(京都先端科学大学 国際学術研究院 教授) | コメンテーター:春木 良且(先端社会科学技術研究所 理事) | コメンテーター:今村 一真(茨城大学 人文社会科学部 教授) | ||||||
10:40-10:59 アパレルセレクトショップの宣伝動画におけるモデルの視線移動と視聴者の記憶 内藤 有香(中央大学 国際経営学部 学生)・中村 潤(中央大学 国際経営学部 教授) |
10:40-10:59 ビジネスコンテストからの事業化は成功するか ― イノベーションと⼈材育成の両⾯からの考察 ― 山嵜 未有希(早稲田大学大学院 経営管理研究科 修士課程) |
10:40-10:59 グローバル・ブランドのソーシャルバリューによる標準化の分岐点 ― マルチ・レイヤー分析の提案 ― 榊原 萌々(早稲田大学大学院 経営管理研究科 修士課程) |
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11:00-11:19 行動的経験を訴求するイベント広告が消費者の評価に及ぼす影響 ― 時間的距離に着目して ― 牧野 耀(金沢星稜大学 経済学部 講師)・瀨良 兼司(京都橘大学 経営学部 講師) |
11:00-11:19 顧客満足のためのパラドキシカル・インターナル・マーケティングに関する研究 ― 石川県金沢市の旅館・由屋るる犀々のケース・スタディ・リサーチ ― 平岩 英治(北陸学院大学 コミュニティ文化学科 准教授) |
11:00-11:19 B2BブランドのCSR・財務的な特徴 真鍋 友則(中央大学 企業研究所 客員研究員)・石島 博(中央大学大学院法務研究科)・久保 知一(中央大学 商学部) |
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11:20-11:39 ストーリーが企業ブランディングに与える影響 ― ストーリーと受け手側との関係に着目して ― 紙谷 由美子(株式会社リップル 代表取締役) |
11:20-11:39 スタートアップにおけるインターナルブランディングの役割 ― ブランド・リーダーシップとブランド理念を中心に ― 伊藤 佳代(社会保険労務士法人ソーケム 代表社員)・陶山 計介(関西大学 名誉教授) |
11:20-11:39 インターナルブランディングにおいて周縁的ストーリーが果たす役割 杉浦 愛(大日本印刷株式会社 情報イノベーション事業部)・小菅 竜介(立命館大学大学院 経営管理研究科 教授)・安田 裕子(立命館大学 総合心理学部 教授) |
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11:40-11:59 創造的中小企業におけるIMCの先行要因と帰結 ― 企業家的志向・ブランド志向・市場志向および事業成果との関係 ― 柴田 伊寿実(静岡大学 総合科学技術研究科 工学専攻 事業開発マネジメントコース 修士課程)・本條 晴一郎(静岡大学学術院 工学領域 准教授) |
11:40-11:59 組織成果を示唆するクリエイティビティ ― ブルデューの「ハビトゥス・界」理論概念を援用して企業組織を読み解く ― 森 泰規(株式会社 博報堂 BID局 ディレクター) |
11:40-11:59 採用ブランディングの理論と実際の乖離に関する調査研究 ― 採用ブランディングの効果を最大化するために ― 深澤 了(むすび株式会社 代表取締役) |
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オーラルセッション11 (Y605) |
オーラルセッション12 (Y606) |
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コメンテーター:依田 祐一(立命館大学 経営学部 教授) | コメンテーター:金 雲鎬(日本大学 商学部 教授) | コメンテーター:片野 浩一(明星大学 経営学部 教授) | ||||||
10:40-10:59 ケイパビリティ(組織的能力/知恵)起点のビジネスモデル・イノベーション創発に関する1考察 ― 老舗機械エンジニアリング企業におけるビジネスモデル変革への挑戦(第3報) ― 宗 陽一郎(株式会社神戸製鋼所 技術開発本部 主任研究員) |
10:40-10:59 QRコード決済利用者のプライバシー懸念に関する実証研究 楊 婕(北海道大学 国際広報メディア・観光学院 修士課程) > 資料 |
10:40-10:59 PRとは何か ― PR/広報という言葉はどう定義づけられ,どう捉えられているか ― 加藤 恭子(株式会社ビーコミ 代表取締役) |
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11:00-11:19 モバイルアプリ活用による顧客エンゲージメント実現の多様性 ― 事例研究に基づく価値拡張マップ(Value Expansion Map:VEM)の提唱 ― 八木田 貴史(早稲田大学大学院 経営管理研究科 修士課程) |
11:00-11:19 カスタマージャーニーマッピング自動化における説明可能性の適用限界 岡崎 孝太郎(SONAR アカウントプランナー)・羅 國彦(SONAR サイエンティスト) |
11:00-11:19 豊岡市神鍋地域における内発的地域イノベーション・エコシステム ― 株式会社Teamsのケーススタディ ― 辻村 謙一(芸術文化観光専門職大学 専任教員)・佐藤 善信(芸術文化観光専門職大学 教授)・三浦 健太(豊岡市商工会 経営指導員)・中村 嘉雄(芸術文化観光専門職大学 助教) |
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11:20-11:39 化粧品D2Cブランドの戦略転換に関するクチコミ分析 ― お気に入りが世に広まると消費者の心は離れるのか ― 円藤 雅文(早稲田大学大学院 経営管理研究科 修士課程) |
11:20-11:39 最新のITサービス開発におけるマーケティングの立ち位置 ― Product-led Growth戦略と変化するマーケティングの役割 ― 高山 善光(ヤフー株式会社 データマーケティング本部) |
11:20-11:39 SNSで踊る社長と企業イメージの研究 ― TikTokを活用した採用活動において就活生が抱く企業イメージとは ― 谷村 将太朗(中央大学 国際経営学部 学生)・中村 潤(中央大学 国際経営学部 教授) |
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11:40-11:59 DXのデータ共有における協調化マトリクスの提案 ― 競争と協調の矛盾を解消する論理の探究 ― 中村 正斉(テックファームホールディングス株式会社) |
11:40-11:59 AI時代の実店舗の消費者行動分析 ― デジタルサイネージの効果検証 ― 遠藤 ありす(富士通株式会社 富士通研究所)・石井 裕明(青山学院大学 経営学部 准教授)・外川 太郎(富士通株式会社 富士通研究所)・竹内 駿(富士通株式会社 富士通研究所) |
11:40-11:59 インターネットを介するコンテンツにおける関係性マーケティングの検討 ― VTuberコンテンツの事例 ― 富樫 佳織(京都精華大学 メディア表現学部 准教授)・津村 将章(神奈川大学 経営学部 准教授) |
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オーラルセッション13 (Y701) |
オーラルセッション14 (Y702) |
ドクターオーラルセッション1 (Y703) |
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コメンテーター:村松 潤一(岐阜聖徳学園大学 経済情報学部 教授) | コメンテーター:近藤 公彦(小樽商科大学大学院 商学研究科 教授) | コメンテーター:廣田 章光(近畿大学 経営学部 商学科 教授) | ||||||
10:40-10:59 価値共創の深層を表出させる共感のメカニズムの考察 窪山 哲雄(国際観光ホスピタリティ総研株式会社 会長) |
10:40-10:59 生命保険業界における顧客とのコミュニケーションがスイッチング・バリアとロイヤルティに与える影響 北本 淳一(アフラック生命保険株式会社)・原 泰史(神戸大学経営学研究科 准教授)・池上 重輔(早稲田大学大学院 経営管理研究科 教授) |
10:40-10:59 ソーシャルメディアマーケティング ― Social Media Marketing: 12 Years of Research ― 麻里 久(東京都立大学大学院 社会科学研究科 博士後期課程) |
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11:00-11:19 サービス提供者の行為による価値共同破壊回復のプロセス 阿曽 真紀子(東京都立大学 都市環境学部 特任助教)・岡島 眞理(桜美林大学 ビジネスマネジメント学群 教授) |
11:00-11:19 社会科学系学部による産学連携の成功に向けた一考察 ― 寝具店活性化プロジェクトの事例研究より ― 出野 和子(大阪国際大学 経営経済学部 経営学科 准教授) |
11:00-11:19 バウンダリーメディアがイノベーション活動の資源動員に及ぼす影響 ― 共感と共有を促進する媒介の役割 ― 神谷 泰史(情報科学芸術大学院大学 博士後期課程) |
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11:20-11:39 量り売り型小売店における価値共創プロセス ― 食品小売業を対象として ― 山本 莉央(武蔵野美術大学院 造形構想研究科 修士課程)・岩嵜 博論(武蔵野美術大学 造形構想学部 教授) |
11:20-11:39 リピート顧客の獲得・維持方法の開発に向けた実証的考察 ― 宿泊施設の利用客を対象に ― 犬塚 篤(名古屋大学 経済学研究科 教授) |
11:20-11:39 ミドル・マネジメントによる変革型リーダーシップのプロセスの研究 朝山 絵美(武蔵野美術大学大学院 博士後期課程) |
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11:40-11:59 価値共創マーケティングの新展開 ― Adam GrantのGive&Take理論とカラータイプ理論からのアプローチ ― 河野 万里子(株式会社色彩舎 代表取締役)・山本 邦子(株式会社マグノリア 取締役)・佐藤 善信(芸術文化観光専門職大学 教授) |
11:40-11:59 小売店舗販売員によるイノベーション ― 企業内リードユーザーとの共創による新製品開発 ― 渡邉 裕也(法政大学 経営学研究科 博士後期課程) |
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12:10- 13:00 |
ランチ,ランチョンセッション(富士見ゲート4・5F) *企業との共催によるマーケティングに関連する報告会(無料お弁当・飲み物付き)。 *新型コロナウイルス感染症の予防のため,黙食(質疑応答も無し)を徹底ください。 *各会場入口の共催企業受付で,原則,名刺を渡して(あるいは記帳)ください。共催企業より,メールあるいはDM等で連絡させて頂く場合があることをご了解ください。なお,お弁当・飲み物は,廃棄するのも問題なため,過去の実績よりカンファレンス申込者の8割程度分の用意となることをご理解ください。 |
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13:10- 13:40 |
ポスターレビュー報告(富士見ゲート4・5F) *ポスターセッションの内容を1報告1分で説明。 | |||||||
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13:40- 14:10 |
ポスターセッション(富士見ゲート3F カフェテリア つどひ)
*ポスターレビューの番号順に,ポスター設置。 |
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14:20- 17:30 |
基調講演(富士見ゲート5F G503) *G501、G502でライブビューイングも行います。 司会:八塩 圭子(常任理事 / フリーアナウンサー / 東洋学園大学 現代経営学部 教授)
16:30-17:30 パネルディスカッション |