学会員が一同に集まって、研究報告や議論を行う研究大会です。 |
- 「経営論とブランド論の接続」阿久津 聡(一橋大学大学院国際経営研究科 教授)
- 「ケース 横河電機」本庄 加代子(東洋学園大学 専任講師)
- 「MROCによる消費者行動研究 −『女子』プロジェクトを事例に−」梅津 順江(株式会社ジャパン・マーケティング・エージェンシー ディレクター)
- 「『ソロモンの消費者行動論』を定性データの解釈にどのように活かすのか」松井 剛(一橋大学大学院商学研究科 教授)
- 研究会メンバーと参加者によるディスカッション
- 「ユーザー・イノベーションにおけるプラットフォームの意義」西川 英彦(法政大学経営学部 教授)
- 「企業とユーザーを繋ぐコクリエーションプラットフォームのアドミニストレーターが果たす役割」西山 浩平(株式会社CUUSOO SYSTEM 代表取締役)
- 「プラットフォーム運営者 vs. 利用者」西山 浩平(運営者)・西川 英彦(無印良品・Sカレでの利用者) の対談
- 「『マーケティングの神話』と『エフェクチェーション』」栗木 契(神戸大学 教授)
- 「起業家が用いるエフェクチュエーションの原理」高瀬 進(神戸大学 研究員)
- 「エフェクチュエーションの実践的適用可能性」宮井 弘之(博報堂ブランドデザイン)
- パネルディスカッション 「新規事業開発とエフェクチュエーション」ゲスト:津幡 靖久(ヤフー株式会社メディアサービスカンパニー事業開発部 部長)
- 「エンパワーメントをめぐる課題 医療現場からの報告」小西 竜太(独立行政法人労働者健康福祉機構 関東労災病院 経営戦略室長)
- 「公衆衛生現場におけるエンパワーメント」菅野 匡彦(八王子市健康福祉部地域医療推進課)
- 「医療におけるコミュニケーションと情報技術」秋山 美紀(慶應義塾大学環境情報学部 准教授)
- 「地域活性化事例-徳島県神山町の概要」宮副 謙司(青山学院大学 教授)
- 「古民家再生による神山の活性化」坂東 幸輔(坂東幸輔事務所 代表)
- 「神山塾による地域起業家育成」祁答院 弘智(株式会社リレイション 代表)
- 「神山町にみる地域活性化の方法論『神山メソッド』について」宮副 謙司(青山学院大学 教授)+研究会企画運営メンバー
- 「『地域活性化のマーケティング』から『クリエイティブ・マーケティング』へ」宮副 謙司(青山学院大学 教授)
- 「Grönroosの研究の特徴」蒲生 智哉(目白大学経営学部 専任講師)
- 「北米型研究と北欧型研究の違い」藤岡 芳郎(大阪産業大学経営学部 教授)
- 「価値共創の概念化・理論化に向けた課題」村松 潤一(広島大学大学院社会科学研究科 教授)
- 「日米中デザイナー比較調査と実務における問題解決事例」鷲田 祐一(一橋大学大学院商学研究科 准教授)
- 「『クールジャパン』戦略と『韓流』戦略の他産業への波及効果比較」上原 渉(一橋大学大学院商学研究科 准教授)
- 「ビジネスエスノグラフィーの新展開 -物語性、ペルソナ、アフォーダンス-」田村 直樹(関西外国語大学 准教授)
- 「専門的なサービスと価値共創 -歯科医院の患者維持構造に及ぼす価値共創の影響分析-」五島 光(同志社大学大学院ビジネス研究科 修士課程)
- 「患者満足度を向上させる要因に関する研究」前平 秀志(株式会社メディネット 代表取締役社長)> 資料(1.5MB)
- 「公共空間における新たな移動者との接点創出に関する広告マーケティングの調査研究」日高 洋祐(東日本旅客鉄道株式会社JR東日本研究開発センターフロンティアサービス研究所 研究員)・田中 洋一郎(東日本旅客鉄道株式会社 研究員)、池辺 健志(東日本旅客鉄道株式会社 課員)
- 「外食店の女性『おひとりさま』利用に対する態度」滝口 沙也加(新潟大学大学院 博士課程)・清野 誠喜(新潟大学農学部)
- 「ケースによる“香り”のトレンド分析 -除臭、消臭から“補臭”へ-」京ヶ島 弥生(有限会社フロスヴィータ 代表取締役)
- 「ヒット現象・ユーザーの動態・施策の効果」山田 航平(一橋大学大学院商学研究科 経営学修士コース 修士課程)
- 「消費における「こだわり」の構造分析 -洋菓子業界の消費者行動を中心に-」松濤 聡(株式会社オッジ 代表取締役社長)
- 「IBMの企業コミュニケーション戦略」山本 美慶(NTTデータビジネスシステムズ 第二事業本部第二事業部第三開発部 課長代理)
- 「予防的イノベーションにおけるコンセプトブランディング戦略」香川 勇介(第一三共株式会社 マーケティング部 主査)
- 「グローバリゼーションとラグジュアリー・ブランド -流通戦略にみる競争優位の解明-」寺﨑 新一郎(早稲田大学商学学術院 助手)
- 「静岡の茶資源を活かしたグリーンティーツーリズム推進に関する基礎的研究 -2013静岡世界お茶まつり来訪者調査結果による考察-」崔 瑛(静岡英和学院大学 人間社会学部 人間社会学科 観光地域デザインメジャー 専任講師)
- 「地域プレイヤー創出に向けたマーケティングモデル -次世代を見据えた地域創生の在り方-」藤川 遼介(株式会社APITEC 代表取締役社長)・佐藤 暁彦(株式会社APITEC 取締役・データバンク部 統括部長)・松冨 瑞樹(株式会社APITEC 取締役・キャリアデザイン部 統括部長)
- 「消費の外部性下における最適広告戦略:An Advertising Strategy with Consumption Externality」金城 敬太(沖縄国際大学経済学部経済学科 専任講師)・海老名 剛(信州大学 学術研究院(社会科学系) 専任講師)
- 「近距離無線通信による次世代型クチコミュニケーションの展望」棚橋 豪(奈良産業大学 ビジネス学部 准教授)
- 「ショールーミングの購買プロセス満足化モデル -快楽的買物価値と功利的買物価値による把握-」水師 裕(株式会社クロス・マーケティング 事業統括部 クロス・マーケティング ラボ 主任研究員)・梅山 貴彦(株式会社クロス・マーケティング リサーチプランニング部 部長)
- 「ウェブサイトのバナー広告枠における動画広告と静止画広告効果の予備的検証-アイトラッキング分析によるアプローチ-」加藤 康広(株式会社きもちラボ 代表取締役)・菅野 圭介(デンノー株式会社 マーケティングディレクター)・竹井 成和(デンノー株式会社 ディレクターオブテクノロジー*)*現スマートニュース株式会社
- 「大規模ブログ記事データベースを利用した食に関する流行の現状把握・予兆発見サービスの開発」渡邊 隼史(株式会社ホットリンク SaaS事業部 研究開発グループ 研究員)・横江 淳次(株式会社ホットリンクコンサルティング 取締役 マネージングディレクター)、神子島 隆仁(株式会社ホットリンクコンサルティング 取締役 分析コンサルタント)・セーヨー サンティー(株式会社ホットリンク SaaS事業部 研究開発グループ マネージャー)・内山 幸樹(株式会社ホットリンク 代表取締役社長)
- 「国際比較のための構成概念を用いたソーシャルメディア利用における多様性の定量的可視化」本條 晴一郎(法政大学イノベーション・マネジメント研究センター 客員研究員)
- 「消費者参加型製品開発の継続要因」荒井 隆成(杏林製薬株式会社 営業本部 医薬マーケティング部 医薬調査グループ 課長)・西川 英彦(法政大学経営学部 教授)・秋田 康一郎(株式会社明治 健康栄養マーケティング部)・大伴 崇博(株式会社良品計画 生活雑貨部E&O担当カテゴリーマネジャー)・清水 秀樹(日本通運株式会社 大阪支店 関西営業部 課長)・橋本 和人(株式会社JECC 経営企画室 課長代理)・持田 一樹(株式会社りそな銀行 ローン営業部 グループリーダー)
> 資料(1.8MB) - 「イノベーションに役立つ管理会計」白井 琢也(白井琢也公認会計士事務所 所長)
- 「プロフェッショナル・サービス・プロフィット・チェーンにおける職業アイデンティフィケーションの影響による特異性」小谷 恵子(青山学院大学大学院国際マネジメント研究科 博士後期課程)
- 「アニメーション映画の中のプロダクト・プレイスメント(PP) -なぜPPは産業として発展しないのか-」森川 美幸(青山学院大学大学院国際マネジメント研究科 博士課程(DBAコース))・細田 高道(青山学院大学大学院国際マネジメント研究科 教授)
- 「戦略的CSRは持続的競争優位を導くか? -リソース・ベースト・ビュー理論からの考察-」藤井 祐剛(青山学院大学大学院国際マネジメント研究科 修士課程)
- 「顧客経験の記述とサービスデザインのアプローチ(2) -眼鏡の新しい購買経験の提案-」吉橋 昭夫(多摩美術大学 准教授)
- 「『営業学としての理論体系化への挑戦』 顧客価値創造型営業戦略論のフレームワークに関する一考察」登坂 一博(株式会社ビジネスイノベーションコンサルティング 代表取締役)・本下 真次(関西学院大学大学院経営戦略研究科 博士後期課程)・脇 穂積(株式会社NNW JAPAN RESEARCH & CONSULTING 代表取締役社長)
- 「企業経営の道しるべとしてのクリエイティブ」岡田 庄生(株式会社博報堂 コンサルティング局)
- 「消費者基点の百貨店の位置づけに関する研究 -駅ビル・ファッションビルとの比較による調査-」圓丸 哲麻(麗澤大学経済学部経営学科 助教)> 資料(889KB)
- 「『幻効果』の過去と未来 -新モデルの発売情報が、旧モデルの製品評価に及ぼす影響-」藤沢 廉(早稲田大学大学院商学研究科商学専攻 修士課程)
- 15:00-15:10 日本マーケティング学会 会長挨拶
- 石井 淳蔵(会長/流通科学大学学長)
- 15:10-15:20 解題 「マーケティング戦略の現状と将来を考える」
- 田中 洋(カンファレンス委員長/副会長/中央大学大学院 戦略経営研究科教授)
- 15:20-16:20 基調講演①「マーケティング戦略論の過去・現在・未来」
- 小田部 正明(テンプル大学 教授)
- 16:20-17:00 基調講演②「TOTOの海外事業展開 -企業理念に基づく経営-」
- 木瀬 照雄(TOTO株式会社 相談役)
- 17:10-18:10 パネルディスカッション「マーケティング戦略論の過去・現在・未来」
- コーデイネータ:田中 洋(カンファレンス委員長)
パネラー:小田部 正明(テンプル大学 教授)・木瀬 照雄(TOTO株式会社 相談役) - アサヒグループホールディングス株式会社
- ESRIジャパン株式会社
- 株式会社QSR International Japan
- 株式会社クロス・マーケティング
- 株式会社ジェイエムアール・サイエンス
- 株式会社ジャパン・マーケティング・エージェンシー
- 株式会社碩学舎
- 日経広告研究所
- 株式会社ファースト
- 株式会社マーシュ
- マイボイスコム株式会社
- 株式会社マクロミル
第3回マーケティングカンファレンス2014
『マーケティングカンファレンス2014』を開催
多彩なプログラムに学会員368名が参加
テーマ:マーケティング戦略論の過去・現在・未来
日 程:2014年11月23日(日)
会 場:早稲田大学・早稲田キャンパス 8号館
カンファレンス委員長:田中 洋(副会長/中央大学大学院戦略経営研究科 教授)
カンファレンス副委員長:恩藏 直人(常任理事/早稲田大学商学学術院 教授)
懇親会委員:サロン委員(法政大学・中央大学田中洋ゼミMBA OB)
*報告資料も一部掲載しています、文末のプログラムを確認ください
日本マーケティング学会の2014年度の研究発表大会『マーケティングカンファレンス2014』が、11月23日(日) 早稲田大学早稲田キャンパス8号館(東京都新宿区)にて開催されました。第3回目となる今年は『マーケティング戦略論の過去・現在・未来』をテーマに、マーケティングに携わる学者や研究者、実務家、学生368名の学会員が集まり、今年も多くの「探求と創発」の場となりました。
充実したプログラム
「マーケティングカンファレンス2014」は、学会活動の集大成となる大会で、今年も充実したプログラムで構成されました。昨年好評だったものに加え、新しい取り組みとして、①朝早くから参加する会員のため無料朝食がでる「ブレックファースト」、②ポスターセッション内容を概観できる「ポスターレビュー」、③無料お弁当付きの企業共催の研究会「ランチョンセッション」、④研究の質的向上のため、フルペーパーでの査読とコーディネータ制を導入した「オーラルセッション」、⑤学会誌論文賞「マーケティングジャーナル ベストペーパー賞・ヤングスカラー賞」の懇親会での授与、⑥学生の研究教育支援のため「学会員でない修士課程学生(社会人院生は除く)の参加可能」などを実施しました。
リサーチプロジェクト・セッション
午前9時、『マーケティングカンファレンス2014』はリサーチプロジェクト・セッションからスタートしました。マーケティング研究の最前線のテーマに取り組んでいる学会のリサーチプロジェクトの報告会で、「ブランド&コミュニケーション」、「ソロモン流消費者行動分析」、「ユーザー・イノベーション」、「エフェクチュエーション研究会」、「医療マーケティング」、「地域活性化マーケティング」、「ソーシャル・ビジネス」、「クリエイティブ産業とイノベーション」、「価値創造型マーケティング」、「質的リサーチ研究会」の10つのテーマでこれまでの研究成果の報告が行われました。各会場では報告者の議論に聞き入る学会員の姿が数多く見られました。
写真(左)リサーチプロジェクトセッション ソロモン流消費者行動分析研究会の様子
写真(右)リサーチプロジェクトセッション ユーザー・イノベーション研究会 の様子(左より、西山浩平氏・西川英彦氏)
ポスターセッション
リサーチプロジェクト終了後、学会員は8号館地下1階の広間で行われるポスターセッションの会場に移動。ポスターセッションとはパネルに図表を掲示して参加者と対話しながら進める報告会で、若手のマーケティング学者や企業の研究者を中心に28の報告が行われました。各パネルの前には多くの人だかりができ、まるでフリーマーケットでのやり取りのように、発表者と学会員とのダイレクトの議論が行われました。今年からは、ポスターセッションの内容をレビューするセッションを新たに設け、学会員が事前に情報を得て参加する仕組みを整えました。会場にて学会員の投票によりベストポスター賞を選定、この日の夜に行われた懇親会で発表されました。
写真、ポスターセッションの様子
オーラルセッション
ランチョンセッションをはさんで午後まず開催されたのが、伝統的な学会の報告スタイルであるオーラルセッションで、7会場で計26の報告と質疑応答が行われました。今年から各会場にコメンテーターを配置し、セッションの充実を図った結果、各会場ともに白熱した議論が行われました。発表された論文の中から、理事の投票によりベストペーパー賞とベストドクターコース賞を選定、この日の夜に行われた懇親会で発表されました。
写真左より、オーラルセッションのコメンテータの若林靖永氏、報告者の横山斉理氏
基調講演 / パネルディスカッション
オーラルセッション終了後、基調講演とパネルディスカッションが行われました。基調講演は、まず石井淳蔵会長(流通科学大学学長)が会長挨拶と「日本マーケティング学会の展望」の講演。続いて「マーケティングカンファレンス2014」のテーマである「マーケティング戦略論の過去・現在・未来」に関して、田中洋カンファレンス委員長(中央大学大学院戦略経営研究科教授)による解題が行われました。
続く基調講演では、テンプル大学の小田部正明教授の「マーケティング戦略論の過去・現在・未来」、TOTO株式会社の木瀬照雄相談役の「TOTOの海外事業展開 -企業理念に基づく経営-」と、それぞれ講演が行われました。小田部正明教授は、まずアメリカにおけるマーケティングの学術的なポジションについて歴史的に振り返り、現時点では学問としてのマーケティングはマネジメントの中に吸収されている現状を説明しました。その上で、アメリカのマーケティング学会は、日本式の研究方法論から学ぶべきではないかと提唱しました。
木瀬照雄相談役は、インドネシアからスタートし現在は欧米、アフリカにまで広がっている同社のグローバル展開と同社の企業理念、ユニバーサルデザインへの取り組みなど同社の企業理念に基づいた企業展開などについて紹介しました。休憩をはさんだ後に行われたパネルディスカッションでは、田中洋カンファレンス委員長の進行のもと、小田部正明教授と木瀬照雄相談役の両氏が、経営におけるマーケティングの役割について議論しました。
写真左より、石井淳蔵会長、田中洋カンファレンス委員長、小田部正明教授、木瀬照雄相談役
写真(左)パネルディスカッション(左より、田中洋カンファレンス委員長、木瀬照雄相談役、小田部正明教授)
写真(右)基調講演会場の様子
企業出展
「マーケティングカンファレンス2014」のポスターセッションが行われた会場では、出版、リサーチ、コンサルティングなどマーケティング関連の12社が企業出展に参加、多くの学会員が立ち寄り、積極的な情報交換等を行っていました。また新しい試みとしてランチョンセッションを設け、昼食時間を利用して、スポンサー企業による報告会が行われました。
写真左より、ポスターセッション・企業展示会場、企業展示の様子
懇親会
リーガロイヤルホテル東京のロイヤルホールに会場を移して行われた懇親会には、164名の学会員が参加しました。懇親会の中で「マーケティングカンファレンス2014」の各学会賞が発表されました。オーラルセッションのベストペーパー賞は、「異業種・異業態企業間連携の成功要因の分析」(佐藤善信氏・Mark E. Parry氏・西本凌氏)、「使用価値概念の再検討 -コミュニケーション・プロセスと直接知覚モデルを手がかりとして-」(川口高弘氏)、「サンフランシスコのサウスオブマーケット -レザーサブカルチャーとゲイツーリズム-」(畢滔滔氏)に、そしてベストドクターコース賞は、「ソーシャルメディアにおけるブランド評価の影響要因 -13業種44ブランドのTwitterデータを用いた実証研究-」(太田滋氏)にそれぞれ贈られました。
ポスターセッションのベストポスター賞は、「ヒット現象・ユーザーの動態・施策の効果」(山田航平氏)「予防的イノベーションにおけるコンセプトブランディング戦略」(香川勇介氏)、「消費者参加型製品開発の継続要因」(荒井隆成氏・西川英彦氏・秋田康一郎氏・大伴崇博氏、清水秀樹氏、橋本和人氏・持田一樹氏)に贈られました。
同時に、学会誌「マーケティングジャーナル」の新たに創設された学会賞も発表され、ベストペーパー賞は、「顧客志向が新製品パフォーマンスと企業価値へ及ぼす影響」を発表した帝京大学経済学部経営学科 助教の石田大典氏が、ヤングスカラー賞は「消費者視点のリテール・ブランド・エクイティ — 食品スーパーを対象にしたモデルの検討 —」を発表した流通科学大学商学部准教授の髙橋広行氏が受賞しました。
第4回マーケティングカンファレンスは2015年秋に東京都内の大学をメイン会場に開催される予定です。
写真左より、懇親会の様子、授与式の様子(左より、プレゼンターの石井淳蔵会長、ベストペーパー賞受賞の佐藤善信氏)
写真は、学会長と学会賞の受賞者(後列左より、石井淳蔵会長、Mark E. Parry氏、佐藤善信氏、大伴崇博氏、川口高弘氏、秋田康一郎氏、畢滔滔氏、西川英彦氏、前列左より、山田航平氏、髙橋広行氏、太田滋氏、荒井隆成氏、石田大典氏、橋本和人氏)
<プログラム>
・プログラム一覧ダウンロード(A4版)
・プログラム一覧ダウンロード(A3版)
・プロシーディングス(会員専用)
*なお、ログイン画面が表示された場合は、ログイン後に再度リンクをクリックしてください。
08:30- 09:00 |
受付開始(早稲田大学・早稲田キャンパス 8号館 B1階) ブレックファースト(B107教室)*無料コーヒー、サンドイッチ用意 |
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09:00- 10:30 |
リサーチプロジェクト・セッション 10セッション *マーケティング研究の最前線のテーマに取り組んでいる、学会のリサーチプロジェクトの報告会。 |
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ブランド&コミュニケーション 研究会(308教室) |
ソロモン流消費者行動分析 研究会(309教室) |
ユーザー・イノベーション 研究会(310教室) |
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リーダー:田中 洋(中央大学大学院戦略経営研究科 教授) >プロジェクト詳細 そのほか,執筆者から内容の報告と検討を行う。 |
リーダー:松井 剛(一橋大学大学院商学研究科 教授) >プロジェクト詳細 |
リーダー:西川 英彦(法政大学経営学部 教授) >プロジェクト詳細 司会:水野 学(阪南大学経営情報学部教授) |
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エフェクチュエーション研究会(311教室) | 医療マーケティング研究会(312教室) | 地域活性化マーケティング 研究会(401教室) |
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リーダー:栗木 契(神戸大学大学院経営学研究科 教授) >プロジェクト詳細 |
リーダー:川上 智子(関西大学商学部 教授) >プロジェクト詳細 セッション・チェア:的場 匡亮(昭和大学大学院保健医療学研究科 講師) |
リーダー:宮副 謙司(青山学院大学 教授) >プロジェクト詳細 |
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ソーシャル・ビジネス研究会(402教室) | 価値共創型マーケティング 研究会(403教室) |
クリエイティブ産業とイノベーション研究会(411教室) | ||||||
リーダー:廣田 章光(近畿大学経営学部 教授) >プロジェクト詳細 「日本におけるソーシャルビジネスの普及,促進の可能性と課題」 橫田 浩一(橫田アソシエイツ 代表),上木原 弘修(博報堂),池本 修悟(ユニバーサル志縁社会創造センター 専務理事)によるパネル討議。 |
リーダー:村松 潤一(広島大学大学院社会科学研究科 教授) >プロジェクト詳細 |
リーダー:鷲田 祐一(一橋大学大学院商学研究科 准教授) >プロジェクト詳細 |
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質的リサーチ研究会 (412教室) |
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リーダー:田村 直樹(関西外国語大学 准教授) >プロジェクト詳細 |
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10:40- 11:10 |
ポスターレビュー 28報告 *ポスターセッションの内容を、2会場で1報告1分で説明。 |
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11:10- 11:50 |
ポスターセッション(地下1階 教室前スペース) 28報告 ポスターレビューの番号順に、ポスター設置。 *パネルに図表を掲示して、逐次、参加者と対話しながら進める報告会。フリーマーケットのように、聞き手と交流しつつ深く議論できる手法。会場にて学会員の投票によりベストポスター賞選出。 |
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12:00- 12:50 |
ランチ、ランチョンセッション *企業との共催によるマーケティングに関連する報告会(無料お弁当・お茶付き)。 各会場入口の共催企業受付で、原則、名刺を渡して(あるいは記帳)ください。共催企業より、メールあるいはDM等で連絡させて頂く場合があることをご了解ください。なお、お弁当・お茶は、ほぼカンファレンス参加者分を用意しますが、数に限りがあることはご理解ください。 |
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13:00- 14:50 |
オーラルセッション 26報告 *フルペーパー(論文)を準備の上で、報告・質疑応答を行う、いわゆる伝統的な学会の報告スタイル。理事の投票による、ベストペーパー賞、ベストドクターコース賞(博士課程個人報告対象)も予定。 |
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オーラルセッション1 A会場(308教室) |
オーラルセッション2 B会場(309教室) |
オーラルセッション3 C会場(310教室) |
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コメンテータ:若林 靖永(理事/京都大学経営管理大学院 教授) | コメンテータ:丸岡 吉人(理事/ジャーナル編集委員/株式会社電通iPR局 局長) | コメンテータ:栗木 契(理事/神戸大学大学院経営学研究科 教授) | ||||||
13:00-13:25 「ロジスティクス思想の誕生と近代的再生 −1838年から1944年まで− D-Day: When Logistics Thought Came into Modern Sense」伊藤 佑(ヤマト運輸株式会社) |
13:00-13:25 「使用価値概念の再検討 -コミュニケーション・プロセスと直接知覚モデルを手がかりとして-」川口高弘(NTTコミュニケーションズ株式会社) |
13:00-13:25 「インタビュー調査の体験 -要因への還元を回避した事例記述のために-」入江 信一郎(京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科デザイン経営工学部門 助手) |
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13:27-13:52 「異業種・異業態企業間連携の成功要因の分析」佐藤 善信(関西学院大学専門職大学院経営戦略研究科 教授)・Mark E. Parry (Henry W. Bloch School of Management, University of Missouri-Kansas City ・Ewing Marion Kauffman/Missouri Endowed Chair in Entrepreneurial Leadership &Professor of Marketing)・西本 凌(関西学院大学専門職大学院 経営戦略研究科 教授) |
13:27-13:52 「『婚活』の理由 -雑誌記事タイトルのテキストマイニングによる正当化の研究-」織田 由美子(株式会社Mind Mining) > 資料(3.1MB) |
13:27-13:52 「参与観察の体験 -調査協力者とラポールを築き論文を執筆する『わたし』-」松田 温郎(山口大学経済学部 講師) |
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13:54-14:19 「対面販売における場のプレッシャーの構造 -定性的アプローチによる考察から-」金 春姫(成城大学 経済学部 准教授)・Assarut Nuttapol (Chulalongkorn Business School, Assistant Professor)・古川 一郎(一橋大学大学院商学研究科 教授) |
13:54-14:19 「『女子力』とは何か?何歳までが『女子』なのか? -社会タイプと知覚年齢-」松井 剛(一橋大学大学院商学研究科 教授) > 資料(1.3MB) |
13:54-14:19 「『相互反映性の原則』の学説的起源 -1920年〜40年代の質的方法論とエスノメソドロジーの原構想-」樫村 志郎(神戸大学大学院法学研究科 教授) |
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14:21-14:46 「チェーン小売企業の実証分析におけるマルチレベル分析の適用 -一般線形モデル(GLM)と階層線形モデル(HLM)の比較-」横山 斉理(日本大学商学部 准教授) |
14:21-14:46 「新製品アイデア開発における視覚化活用と複数アイデア創出の効果」磯野 誠(鳥取環境大学 准教授) |
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オーラルセッション4 D会場(311教室) |
オーラルセッション5 E会場(312教室) |
ドクターオーラルセッション1 F会場(411教室) |
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コメンテータ:古川 一郎(副会長/一橋大学大学院商学研究科 教授) | コメンテータ:廣田 章光(理事/近畿大学経営学部 教授) | コメンテータ:澁谷 覚(理事/東北大学大学院経済学研究科 教授) | ||||||
13:00-13:25 「神戸市の農水産物の6次産業化を通じた地域ブランド化 -農漁業者インタビュー・消費者アンケート調査にもとづくマーケティング戦略の検討-」髙橋 広行(流通科学大学商学部 准教授) |
13:00-13:25 「サンフランシスコのサウスオブマーケット -レザーサブカルチャーとゲイツーリズム-」畢 滔滔(立正大学経営学部 教授) |
13:00-13:25 「マーケティングにおけるM&A研究 レビュー -ブランドを中心に-」鶴岡 公幸(神田外語大学外国語学部国際コミュニケーション学科 教授/早稲田大学大学院商学研究科 博士後期課程) |
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13:27-13:52 「顧客満足とサービス提供者のコミュニケーション・スタイルとの関係における接近・回避志向の調整効果 Approach-Avoidance Orientation as a Moderator of the Relationship between Service Provider’s Communication Styles and Customer Satisfaction」鈴木 智子(京都大学大学院経営管理研究部 特定講師)・竹村 幸祐(滋賀大学経済学部 准教授)・藤原 健(大阪経済大学人間科学部 講師) |
13:27-13:52 「豪州産WAGYUの海外市場流通状況把握と、DNAチップ技術によるオンサイト品種検査体制整備についての検討」鷲田 祐一(一橋大学大学院商学研究科 准教授)・後藤 浩朗(株式会社東芝DNAチップ事業推進統括部 グループ長)・高橋 匡慶(株式会社東芝 DNAチップ事業推進統括部 部長)・中嶋 隆二(株式会社東芝 DNAチップ事業推進統括部 主務)・万年 英之(神戸大学大学院農学研究科 教授) |
13:27-13:52 「コーズ・リレーテッド・マーケティングが消費者のブランド態度へ及ぼす影響 -先行研究のレビューと将来の研究機会-」増田 明子(千葉商科大学人間社会学部 准教授/早稲田大学大学院 博士後期課程) |
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13:54-14:19 「中食産業における価値創造の変遷 -マージナル市場からの脱却-」高力 美由紀(宮城大学 事業構想学部 准教授) |
13:54-14:19 「長期的なマーケティングの視点から捉えるソーシャルメディア -従来のブランドコミュニティ概念との類似点と差異-」麻里 久(株式会社ジェイアール東海エージェンシー 営業三部 第三アカウントチーム サブリーダー) |
13:54-14:19 「システム概念の再検討による商業・マーケティング研究への新たな視角 New Research Perspective for Commerce and Marketing by Reconsidering the Concept of System」渡邉 正樹(神戸大学大学院経営学研究科 博士後期課程) > 資料(582KB) |
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14:21-14:46 「サービス・エンカウンターにおける購買行動 ー面子と顧客との関係性の影響ー」Assarut Nuttapol( Chulalongkorn Business School, Assistant Professor)・金 春姫(成城大学 経済学部 准教授)・古川 一郎(一橋大学大学院商学研究科 教授) |
14:21-14:46 「日本企業におけるCSV経営の実践に関する考察」徳永 朗(株式会社博報堂 研究開発局 主席研究員) |
14:21-14:46 「市場創造における評論家の役割 -古楽を事例とした代理消費者の研究-」飯島 聡太朗(一橋大学大学院商学研究科 博士後期課程) |
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ドクターオーラルセッション2 G会場(412教室) |
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コメンテータ:守口 剛(理事/ジャーナル編集委員/早稲田大学商学学術院 教授) | ||||||||
13:00-13:25 「小売フォーマット概念の考察 -新たな店舗戦略構築に向けて-」岩橋 哲哉(青山学院大学大学院国際マネジメント研究科 博士課程) |
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13:27-13:52 「ソーシャルメディアにおけるブランド評価の影響要因 -13業種44ブランドのTwitterデータを用いた実証研究-」太田 滋(青山学院大学大学院国際マネジメント研究科 博士課程) |
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13:54-14:19 「ショールーマー行動の分類化に関する考察と課題」吉井 健(中央大学大学院戦略経営研究科 博士後期課程) |
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コーヒーブレイク(B107教室) *無料コーヒー等用意 | ||||||||
15:00- 18:10 |
基調講演(106教室) 司会:小林 哲(常任理事/大阪市立大学大学院経営学研究科 准教授)
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18:30- 20:30 |
懇親会(リーガロイヤルホテル東京 3階 ロイヤルホールⅠ )>MAP *学会員同士の交流を目的とした懇親会。各賞の授賞式も実施。 |
企業展示