第9回マーケティングカンファレンス2020
「マーケティングカンファレンス2020」を開催
学会員670名参加による、探求と創発の場
テーマ:#いまマーケティングができること
日 程:2020年10月18日(日)
参加方法:オンライン開催
開催校:法政大学
カンファレンス委員長:内田 和成(副会長 / 早稲田大学ビジネススクール 教授)
カンファレンス副委員長:西川 英彦(副会長 / 法政大学 経営学部 教授)、八塩 圭子(常任理事 / 東洋学園大学 現代経営学部 准教授)
懇親会委員:山口 夕妃子(佐賀大学 芸術地域デザイン学部 教授)、須田 美貴(株式会社ムーンショット・マーケティング 代表取締役)
カンファレンス参加費
*9月30日まで早期価格(500円引き)でした。
カンファレンス参加費:2,500円
非学会員の学部生・修士院生参加費:2,500円
カンファレンス事後参加費
カンファレンス事後参加費:2,500円
非会員の事後参加費:3,000円
プレス専用の事後参加
*事後参加費で、11/22まで動画を視聴できます。
報告資料も一部掲載しています、文末のプログラムを確認ください。
#いまマーケティングができること
日本マーケティング学会の2020年度の研究発表大会「マーケティングカンファレンス2020」が、開催校の法政大学の運営のもと、10月18日(日)オンラインにて開催されました。第9回目となる今年は「#いまマーケティングができること」をテーマにした基調講演をはじめ、リサーチプロジェクト・セッション、ポスターセッション、オーラルセッションが行われ、マーケティングに携わる学者や研究者、実務家、学生など約670名の学会員の皆さんとともに、「探求と創発」の大きな渦が生まれました。
リサーチプロジェクト・セッション
午前9時、「マーケティングカンファレンス2020」はリサーチプロジェクト・セッションからスタートしました。マーケティング研究の最前線のテーマに取り組んでいる学会のリサーチプロジェクトの報告会で、15テーマで実施。「アジア・マーケティング」、「医療マーケティング」、「宇宙航空マーケティング」、「エフェクチュエーション」、「オムニチャネル」、「価値共創型マーケティング」、「健康アセット・マーケティング」、「健康経営ブランディング」、「サービス・マーケティング」、「サービス・マネジメント」、「サステナブル・マーケティング」、「デザイン思考」、「デジタルトランスフォーメーション」、「鉄道沿線マーケティング」、「ユーザー・イノベーション」の各テーマでこれまでの研究成果の報告が行われました。各セッションでは学会員からの質問をチャットで受付し活発な議論が行われました。
写真左は「エフェクチュエーション研究会」、写真右は「サステナブルマーケティング研究会」のセッションの様子
ポスターセッション
リサーチプロジェクト終了後、ポスターレビューとポスターセッションが行われました。
ポスターセッションとはパネルに図表を掲示して参加者と対話しながら進める報告会ですが、今年はオンライン開催のためオンラインストレージDropboxにてスライドを公開し、コメント機能やZoomなどを活用しての報告になりました。若手のマーケティング学者や企業の研究者を中心に、本年度58件応募、54件審査、54件採択、そして53件の報告が行われました。
ポスターセッションの前には発表者が自らの発表内容をレビューするセッションを実施し、学会員が事前に情報を得てポスターセッションに参加できるようにしました。
写真は、ポスターレビューの様子
写真は、ポスターセッションの様子
オーラルセッション
その後、伝統的な学会の報告スタイルであるオーラルセッションを開催。本年度70件応募、61件審査、58件採択で、そして13会場にて一般報告51件、2会場にて博士報告7件と、合計58件の報告と質疑応答が行われました。各会場にコメンテーターを配置し、また報告された論文も審査を経て選ばれた質の高いものばかりで、各会場で白熱した議論が行われました。発表された論文の中から、理事の投票によりベストオーラルペーパー賞とベストドクトラルペーパー賞を選定、基調講演で発表されました。
写真は、オーラルセッションの様子
基調講演 / パネルディスカッション
オーラルセッション終了後、基調講演とパネルディスカッションが行われました。フリーアナウンサーで東洋学園大学の八塩圭子准教授の司会のもと、基調講演は、まず古川一郎会長(武蔵野大学 経営学部 教授)が会長挨拶と「日本マーケティング学会の展望」の講演。
続いて、日本マーケティング本 大賞、マーケティングジャーナルのベストペーパー授与が行われました。日本マーケティング本 大賞の今年度の大賞は『オムニチャネルと顧客戦略の現在』近藤公彦氏・中見真也氏(編著)で、準大賞は『世界標準の経営理論』入山章栄氏と『消費者行動における感覚と評価メカニズム:購買意思決定を促す「何となく」の研究』石井裕明氏が受賞しました。「マーケティングジャーナル」の今年度のベストペーパー賞は「生産・企画の延期と在庫パフォーマンス ― アパレル業界を対象とした実証分析 ―」を発表した結城祥氏が、奨励賞は「ソーシャルメディアはブランドコミュニティか,ブランドパブリックか? ― 企業公式Facebook ページの分析 ―」を発表した麻里久氏と「推奨意向の観点から見た自動車業界のショールームに対する一考察」を発表した加藤拓巳氏が受賞しました。
続いて「マーケティングカンファレンス2020」のテーマである「#いまマーケティングができること」に関して、内田和成副会長(早稲田大学ビジネススクール 教授)による解題が行われました。続く基調講演では、早稲田大学ビジネススクール教授 入山章栄氏の「世界の経営学からみるポストコロナの経営」、株式会社 ワークマン 専務取締役 土屋哲雄氏の「ワークマンプラスのマーケティング戦略」と、それぞれ講演を行いました。その後のパネルディスカッションでは、八塩准教授のコーディネートにより、入山氏、土屋氏、内田氏の3者による議論が行われました。さらに、会場の講演や議論に呼応するように「#いまマーケティングができること」を付けたTwitterでの投稿が多く行われ、会場の議論が参加者以外にもリアルタイムで共有されました。
写真左は司会の八塩圭子氏、写真右は会長挨拶の古川一郎氏
写真左:左上から時計回りに、古川一郎氏・近藤公彦氏・中見真也氏・千倉書房の神谷竜介氏
写真右:左上から時計回りに、八塩圭子氏・入山章栄氏・古川一郎氏・ダイヤモンド社の肱岡彩氏
写真左:左上から時計回りに、古川一郎氏・石井裕明氏・千倉書房の岩澤孝氏
写真右:左上から時計回りに、古川一郎氏・麻里久氏・加藤拓巳氏
写真左は解題、写真右は基調講演①の様子
写真左は基調講演②、写真右はパネルディスカッションの様子
オンライン懇親会
懇親会には、約100名の学会員が参加しました。古川一郎会長と小林哲次期会長の挨拶の後、全員での乾杯があり、「マーケティングカンファレンス2021」各賞の受賞挨拶などを行いました。
ベストオーラルペーパー賞は「『拡大された出会い』による価値創造を強化する可能性の検討 ― カスタマイズするサービスプロセスの観点から ―」(阿曽真紀子氏)、「口コミ閲覧による自己の行動変容の類推が行動変容促進型商品の評価に与える影響」(木暮美菜氏・諸上茂光氏)、「都市ブランドの意味構造の類型化に関する一考察 ― 関係人口時代における新たなブランド戦略構築に向けて ―」(若林宏保氏・中村祐貴氏・徳山美津恵氏・長尾雅信氏)、「消費における主観的ウェルビーイング四類型尺度の開発 ― ブリコラージュ,エンジニアリング,セレンディピティ,リーンの視点から ―」(水師裕氏・高橋望氏・田口功一郎氏)、「広島東洋カープのサービス品質とロイヤルティ形成における因果モデルの構築 ― 横浜DeNAベイスターズ・読売ジャイアンツとの比較事例研究 ―」(田中江里華氏)、「大企業と中小企業におけるデザイン責任者が経営参画する組織の特徴」(加藤拓巳氏・狩野英司氏・細井悠貴氏)にそれぞれ贈られました。
また、ベストドクトラルペーパー賞は「SNS上の他者がユーザー行動に及ぼす影響 ― 非発言者の存在に着目した実験による検証 ―」(松井彩子氏)に授与されました。
ベストポスター賞は「中流層における将来不安が生み出す消費:リキッド消費とソリッド消費の視点から」(油谷博英氏・坂口智子氏・田口功一郎氏・木野将人氏・森陽一氏・水師裕氏)、「超然消費 ― 貧困時代の幸福に潜む消費価値観 ―」(木野将人氏・田村知子氏・高橋望氏・水師裕氏)、「Online Merges with Offlineの概念におけるサービス設計の整理と考察 ― 顧客時間と5感の視点における体験型サービスの整理 ―」(岡田直也氏)、「地域が『社会的ふるさと』として若者に選ばれるには ― 若者関係人口の獲得・育成メソッドの開発 ―」(臼井 健太氏・上田 和明氏・増田 光一郎氏)、「認知と感情からなるブランド態度 ― 高顕示製品と低顕示製品の比較 ―」(加藤美里氏・木村光希氏・山口葉月氏・東直樹氏・桝田梨央氏・平田愛果氏)、「秘密の関係性の探索 ― 深層インタビューによる多様性の把握と理解 ―」(六嶋俊太氏)に贈られました。
加えて、今年度最もダウンロードされたワーキングペーパーのトップダウンロード賞は「武道は教育か ― スポーツ・マーケティングの視点から ―」(冨田健司氏)に贈られました。
なお、第10回マーケティングカンファレンスは2021年秋に東京都内で開催される予定です。
> 受賞一覧はこちら
写真左は挨拶の古川一郎氏、写真右は次期会長の小林哲氏
写真左は乾杯挨拶の田中洋氏、写真右は締めの挨拶の内田和成氏
写真は、学会賞(ベストオーラルペーパー賞・ベストドクトラルペーパー賞・ベストポスター賞・トップダウンロード賞)の受賞スピーチの様子
写真は、懇親会参加者での記念撮影。
<プログラム>
基調講演
解題 「#いまマーケティングができること」
内田 和成(副会長 / 早稲田大学ビジネススクール 教授)
社会にイノベーションが起きる理由は技術革新とは限らない。今回の新型コロナウイルス感染騒ぎの中で、消費費行動が大きく変わってきている。もちろん技術革新の果たした役割もあるがそれ以上に消費者の心理的要因とそれがもたらす社会構造の変化が大きい。たとえばECの躍進や仕事におけるリモートワークが突然進んだことを見れば明らかである。技術は既にあったのである。
コロナと共にマーケティングは変わる。withコロナの時代に必要なマーケティングのみならず、postコロナの社会を作っていく上でのマーケティングの役割はきわめて重要である。
本セミナーでは、まず新進気鋭の経営学者で早稲田大学ビジネススクール教授の入山章栄先生にコロナがもたらす経営の変化について語っていただき、次にコロナ下でも快進撃を続けるワークマンプラスがなぜこれほど成功したのかをワークマンの土屋哲雄専務に語っていただく。
その後のパネルディスカッションでは、コロナによってマーケティングがどう変わったのか、逆にマーケティングが世界をどう変えていくべきかを議論する。
<プロフィール>
東京大学工学部卒業、慶應義塾大学経営学修士(MBA)。
日本航空を経て、1985年ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)入社。
同社のパートナー、シニア・ヴァイス・プレジデントを経て、2000 年から2004年までBCG 日本代表を務める。
2006年には「世界の有力コンサルタント25人」に選出された。
2006年より早稲田大学教授。
ビジネススクールで競争戦略論やリーダーシップ論を教える他、エグゼクティブ・プログラムでの講義や企業のリーダーシップ・トレーニングも行う。
著書に『仮説思考』『論点思考』『右脳思考』(以上、東洋経済新報社)、『ゲームチェンジャーの競争戦略』(編著)『異業種競争戦略』 (以上、日本経済新聞出版社)、『リーダーの戦い方』(日経BP社)などがある。
基調講演①「世界の経営学からみるポストコロナの経営」
入山 章栄(早稲田大学ビジネススクール 教授)
コロナ危機を経て、日本企業 の経営 に さらなる変化・ イノベーションが 求められています 。一方、イノベーションは、世界中の経営学者により科学的な手法で研究が進んでいるにも関わらず、その知見が日本まで十分に届いていません。本講演では、世界の経営学の知見を使いながら、 ポストコロナ後の 日本企業の 経営 への示唆を考えていきます。
<プロフィール>
慶應義塾大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科修士課程修了。
三菱総合研究所で、主に自動車メーカー・国内外政府機関への調査・コンサルティング業務に従事した後、2008年に米ピッツバーグ大学経営大学院よりPh.D.を取得。
同年より米ニューヨーク州立大学バッファロー校ビジネススクール助教授。 2013年より早稲田大学大学院 早稲田大学ビジネススクール准教授。 2019年より現職。
「Strategic Management Journal」「Journal of International Business Studies」など国際的な主要経営学術誌に論文を多数発表。
著書に、『世界の経営学者はいま何を考えているのか』(英治出版)、『ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学』(日経BP社)、『世界標準の経営理論』(ダイヤモンド社) 他
基調講演②「ワークマンプラスのマーケティング戦略」
土屋 哲雄(株式会社 ワークマン 専務取締役)
ワークマンは作業服の小売というNiche市場で40年間圧倒的No.1であったが、市場は取り尽し気味で、成長の限界が見えていた。新業態へ進出するための「客層拡大」と知見のない新業態を運営するための「データ経営」の2大方針で、期限を定めず徹底した社内改革を行った。PB作業服はライダーズジャケットの様にStylish化して、一般客にも使えるようにした。
製品は進化したが、売上は伸びなかった。そこで「売り方」と「見せ方」を完全に変えたWORKMAN Plus店を大型ショッピングモールに出店したところ、一般客が殺到した。アウトドア・スポーツウェア市場では低価格帯ブランドがなかったので、4000億円規模の第2のブルーオーシャン市場にうまく参入できた。
ワークマンは低価格機能性ウェアのNiche市場で100年の競争優位を保持するため、天敵Amazonに絶対に負けないための3つの方策を長期的に実行している。その1つがお互いの「好意」に基づいた無償ベースの「アンバサダーマーケッティング」であり、この取り組みも紹介したい。
<プロフィール>
1952年生まれ。東京大学経済学部卒。三井物産入社後、海外留学を経て、35歳で三井物産デジタル社長に就任。企業内ベンチャーとして電子機器製品を開発し大ヒット。本社経営企画室次長、エレクトロニクス製品開発部長、上海広電三井物貿有限公司総経理、三井情報取締役など30年以上の商社勤務を経て2012年、ワークマン常務取締役に就任。2019年6月、専務取締役経営企画部・開発本部・情報システム部・ロジスティクス部担当(現任)。
日経「マーケター・オブ・ザ・イヤー2019」大賞、「2019年度ポーター賞」を受賞。10月21日に『ワークマン式「しない経営」~4000億円の空白市場を切り拓いた秘密~』(ダイヤモンド社)を出版予定。
基調講演:司会、パネルディスカッション:コーディネーター
八塩 圭子(常任理事 / フリーアナウンサー / 東洋学園大学 現代経営学部 准教授)
<プロフィール>
上智大学法学部卒業。テレビ東京で10年務めた後フリーアナウンサーに。法政大学大学院社会科学研究科経営学専攻マーケティングコース修士課程修了。関西学院大学商学部准教授、学習院大学経済学部経営学科特別客員教授を経て、2016年4月から東洋学園大学現代経営学部准教授。報道番組司会、コメンテーターなど多数。
<プログラム>
09:00- 10:30 |
リサーチプロジェクト・セッション 15セッション(Zoom会議) | ||
アジア・マーケティング研究会 | 医療マーケティング研究会 | 宇宙航空マーケティング研究会 | |
リーダー:薗部 靖史(東洋大学 社会学部 教授) >プロジェクト詳細 多形化する社会とマーケティング
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リーダー:的場 匡亮(昭和大学大学院 保健医療学研究科 講師) >プロジェクト詳細 遠隔医療の可能性
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リーダー:湊 宣明(立命館大学大学院 テクノロジー・マネジメント研究科 教授) >プロジェクト詳細 宇宙航空オープンイノベーション
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エフェクチュエーション研究会 | オムニチャネル研究会 | 価値共創型マーケティング 研究会 |
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リーダー:栗木 契(神戸大学大学院 経営学研究科 教授) >プロジェクト詳細 事業成長フェーズごとのエフェクチュエーション
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リーダー:近藤 公彦(小樽商科大学大学院 商学研究科 教授) >プロジェクト詳細 デジタル環境下の小売イノベーション ― コロナ禍を超えて ―
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リーダー:村松 潤一(岡山理科大学 経営学部 教授) >プロジェクト詳細 サブスクリプションモデルにみる価値共創の視点
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健康アセット・マーケティング研究会 | 健康経営ブランディング研究会 | サービス・マーケティング 研究会 |
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リーダー:中見 真也(神奈川大学 経営学部国際経営学科 准教授) >プロジェクト詳細 ニューノーマル時代における「健康アセットマーケティング」の在り方について
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リーダー:阿久津 聡(一橋大学大学院 経営管理研究科 教授 / マーケティング学会 副会長) >プロジェクト詳細 企業理念への共感共鳴が従業員の健康を守る ― ニューノーマル時代の強い組織とは ―
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リーダー:小野 譲司(青山学院大学 経営学部 教授) >プロジェクト詳細 デジタル×ニューノーマルにおける企業と顧客の関係
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サービス・マネジメント研究会 | サステナブル・マーケティング研究会 | デザイン思考研究会 | |
リーダー:向井 光太郎(相愛大学 人文学部 講師) >プロジェクト詳細 インバウンド・マーケティングのバリュー再生 ― COVID 19ハザードにおけるJALのチャレンジ ―
1、2報告後、「インバウンド・バリューの創出について」のディスカッションを行う予定です。 |
リーダー:青木 茂樹(駒澤大学 教授) >プロジェクト詳細 サステナブル・マーケティングの構図
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リーダー:廣田 章光(近畿大学 経営学部 教授) >プロジェクト詳細 デザインの企業経営への導入実態と課題
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デジタルトランス フォーメーション研究会 |
鉄道沿線マーケティング研究会 | ユーザー・イノベーション 研究会 |
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リーダー:藤川 佳則(一橋大学大学院 経営管理研究科 准教授 / 一橋大学 副学長補佐 / MBAプログラムディレクター) >プロジェクト詳細 デジタルトランスフォーメーション実現に向けたプロセスの考察
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リーダー:加藤 肇(産業能率大学 経営学部 教授) >プロジェクト詳細 沿線と駅の可能性を再考する
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リーダー:西川 英彦(法政大学 経営学部 教授) >プロジェクト詳細 企業によるユーザー・イノベーションの有効活用:キッコーマンWINE BLEND PALETTE
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10:40- 11:10 |
ポスターレビュー *ビデオ会議システムZoom上で、1報告1分でレビュー。 |
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ポスターレビュー1 | ポスターレビュー2 | ポスターレビュー3 | |
司会:佐々木 竜介(サロン委員 / 毎日新聞社 経営戦略本部 マーケティング室委員) | 司会:小宮 信彦(サロン委員 / 株式会社電通 関西支社統合プランニングG統括 / シニア・コンサルティング・ディクレター) | 司会:森口 美由紀(サロン委員 / 合同会社西友 コーポレート・アフェアーズバイス・プレジデント) | |
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11:10- 11:40 |
ポスターセッション *サイトにてスライド閲覧しつつ質疑可能。学会員の投票によりベストポスター賞選出。 |
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12:00- 13:20 |
オーラルセッション (Zoom会議) *フルペーパー(論文)を準備の上で,理事によるコメンテーターのもと,報告(12分)・質疑応答(7分)を行う,いわゆる伝統的な学会の報告スタイル。理事の投票による,ベストオーラルペーパー賞,ベストドクトラルペーパー賞(博士課程個人報告対象)も予定。 |
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オーラルセッション1 | オーラルセッション2 | オーラルセッション3 | |
コメンテーター:廣田 章光(近畿大学 経営学部 商学科 教授) | コメンテーター:猶本 良夫(川崎医科大学総合医療センター 病院長) | コメンテーター:青木 茂樹(駒澤大学 経営学部 教授) | |
12:00-12:19 「拡大された出会い」による価値創造を強化する可能性の検討 ― カスタマイズするサービスプロセスの観点から ― 阿曽 真紀子(東京都立大学 都市環境学部 特任助教) |
12:00-12:19 新型コロナウィルス(COVID-19)がスタートアップ企業に与えた影響 ― ピンチとチャンスを分けたもの ― 西山 裕子(NPO法人生態会 事務局 事務局長)・山下 貴子(同志社大学大学院 ビジネス研究科 教授) |
12:00-12:19 地方創生・大学プロジェクトによる地域活性化に関する研究 ― マーケティングを学ぶ学生が経営する飲食店・DK art café ― 松林 賢司(金沢工業大学 教授)・香林 亜実(金沢工業大学) |
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12:20-12:39 価値共創マーケティングと文脈マネジメント ― 戸建住宅営業に関する質的研究 ― 大藪 亮(岡山理科大学 経営学部 教授) |
12:20-12:39 CSVを実践する新手法の検討 ― サンテFXシリーズで働き方改革を推進するコミュニケーション戦略 ― 寺澤 佳大(同志社大学大学院 ビジネス研究科)・杉浦 充(ADKマーケティング・ソリューションズ)・山下 貴子(同志社大学大学院 ビジネス研究科 教授) > 資料 |
12:20-12:39 都市ブランドの意味構造の類型化に関する一考察 ― 関係人口時代における新たなブランド戦略構築に向けて ― 若林 宏保(株式会社電通 クリエーティブ・ディレクター)・中村 祐貴(株式会社電通マクロミルインサイト)・徳山 美津恵(関西大学 総合情報学部 教授)・長尾 雅信(新潟大学 人文社会科学系 准教授) |
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12:40-12:59 スポーツ競技プレイヤーと観衆との価値共創 ― バドミントンのケーススタディ・リサーチ ― 山本 邦子(カラーコンサルティング MICHEL)・佐藤 善信(関西学院大学大学院 経営戦略研究科 教授) |
12:40-12:59 異業種企業によるCOVID-19対応型CSV事業の研究 ― マスク事業を中心に ― 段 送爽(関西学院大学 経営戦略研究科 博士後期課程)・相島 淑美(神戸学院大学 経営学部 准教授)・佐藤 善信(関西学院大学大学院 経営戦略研究科 教授) |
12:40-12:59 都市ブランディングにおける行政広報に関する一考察 ― ブランド化が目的ではない ― 北見 幸一(東京都市大学 都市生活学部 准教授) |
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13:00-13:19 業務用不動産仲介プロフェッショナル・サービスにおける価値共創 村木 信爾(明治大学ビジネススクール 兼任講師) > 資料 |
13:00-13:19 地域酒類卸売業の価値共創戦略 ― SDロジックを援用したCreating Shared Value(共通価値の創造)の実現 ― 今西 栄策(株式会社泉屋 代表取締役社長)・山下 貴子(同志社大学大学院 ビジネス研究科 教授) |
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オーラルセッション4 | オーラルセッション5 | オーラルセッション6 | |
コメンテーター:新倉 貴士(法政大学 経営学部 教授) | コメンテーター:坂田 隆文(中京大学 総合政策学部 教授) | コメンテーター:清水 信年(流通科学大学 商学部 教授) | |
12:00-12:19 日本人消費者を対象とする顧客推奨度指標の最適化 ― NPSからPSJへ ― 木村 達也(早稲田大学大学院 経営管理研究科 教授) |
12:00-12:19 インナーブランディングを促進するブランド・プラクティスの実証研究 ― 理念浸透がもたらす組織への効果。「庄や」を事例として ― 嶋尾 かの子(むすび株式会社 ブランド構築研究開発室 室長) |
12:00-12:19 口コミ閲覧による自己の行動変容の類推が行動変容促進型商品の評価に与える影響 木暮 美菜(法政大学大学院 社会学研究科 博士後期過程)・諸上 茂光(法政大学 社会学部 准教授) |
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12:20-12:39 ロイヤルユーザーがコンビニエンスストアに抱くイメージに関する深層心理学的研究 ― コラージュ法を用いて ― 伊藤 俊樹(神戸大学院 人間発達環境学研究科 准教授)・岩田 賢吾(株式会社 丸紅) |
12:20-12:39 日本のテレワークにおけるインターナル・マーケティングに関する研究 平岩 英治(関西学院大学 研究員)・本下 真次(同上) |
12:20-12:39 口コミ情報を用いたサービスの期待値測定方法の提案 ― 東横INNとアパホテルの比較分析 ― 犬塚 篤(名古屋大学大学院 経済学研究科 教授) |
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12:40-12:59 「ヲタ活」に見る若者の消費行動と心理 ― 享楽志向と承認欲求が支える献身的消費 ― 大山 翔平(CCCマーケティング株式会社)・長田 麻衣(株式会社SHIBUYA109エンタテイメント) |
12:40-12:59 採用ブランディングが企業経営にもたらす未来の変革 ― 企業は理念の下に集うコミュニティになる ― 深澤 了(むすび株式会社 代表取締役) |
12:40-12:59 オンライン上の顧客接点をどのように活用できるか? ― 購買後の顧客経験からの示唆 ― 張 婧(岡山理科大学 経営学部 講師) |
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13:00-13:19 消費における主観的ウェルビーイング四類型尺度の開発 ― ブリコラージュ,エンジニアリング,セレンディピティ,リーンの視点から ― 水師 裕(武蔵野美術大学 客員研究員)・高橋 望(株式会社クロス・マーケティング)・田口 功一郎(株式会社クロス・コミュニケーション) |
13:00-13:19 テレワークに関する実証分析 ― どのような属性のひとがテレワークをしているのか ― 宗 健(大東建託 賃貸未来研究所長) |
13:00-13:19 若年層におけるInstagram利用に関する研究 大谷 光一(武庫川女子大学 生活環境学部 情報メディア学科 助手) |
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オーラルセッション7 | オーラルセッション8 | オーラルセッション9 | |
コメンテーター:小谷 恵子(明海大学 経済学部 講師) | コメンテーター:森 一彦(関西学院大学専門職大学院 経営戦略研究科 教授) | コメンテーター:向井 光太郎(相愛大学 人文学部 講師) | |
12:00-12:19 出島組織の新たな可能性 ― 顧客の生活世界への入り込み ― 宮脇 靖典(岡山理科大学 経営学部 経営学科 教授) > 資料 |
12:00-12:19 生命保険営業の変遷と今後の動向 ― ポスト・コロナのリレーションシップ・マーケティング ― 出野 和子(関西学院大学 経営戦略研究科 研究員) |
12:00-12:19 ライブ・エンタテインメントのリアルタイム配信ビジネスに関する一考察 ― コロナ禍のもとでの演劇ビジネスを中心に ― 進藤 美希(東京工科大学 メディア学部 教授) |
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12:20-12:39 未来のワークプレイスに向けた企業主体の「共創空間」の形成プロセス ― 株式会社オカムラ中部支社「Open Innovation Biotope “Cue”」の事例より ― 今永 典秀(名古屋産業大学 現代ビジネス学部 准教授) |
12:20-12:39 組織風土改革の意義を,「ハビトゥス」で読み解く ― 内閣府レポートが掲げたオープンイノベーションに好適な組織風土要件を参照して ― 森 泰規(株式会社 博報堂 BID局 ディレクター) |
12:20-12:39 広島東洋カープのサービス品質とロイヤルティ形成における因果モデルの構築 ― 横浜DeNAベイスターズ・読売ジャイアンツとの比較事例研究 ― 田中 江里華(早稲田大学大学院 経営管理研究科 修士課程) |
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12:40-12:59 日本の地ビールメーカーの地域的分布と設立母体組織の特徴 ― 地ビール産業の発展第1期を中心に ― 畢 滔滔(立正大学 経営学部 教授) |
12:40-12:59 大企業と中小企業におけるデザイン責任者が経営参画する組織の特徴 加藤 拓巳(埼玉大学 人文社会科学研究科 専任講師)・狩野 英司(行政情報システム研究所 主席研究員)・細井 悠貴(行政情報システム研究所 研究員) |
12:40-12:59 デジタル時代におけるインタラクションによる価値と関係性の再構築 ― 短期視点のデジタル活用から長期視点への変革 ― 田村 修(東京理科大学大学院 経営学研究科 非常勤講師) |
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13:00-13:19 地場産業のマーケティング課題 ― 神戸・大阪のソース産業の事例研究 ― 辻村 謙一(オリンピア岩屋 管理者)・佐藤 善信(関西学院大学 専門職大学院 教授) |
13:00-13:19 マーケティング授業における2つのPBLの関係 ― 授業実践の振り返り ― 山本 誠一(大阪国際大学 経営経済学部 経営学科 准教授)・佐藤 善信(関西学院大学専門職大学院 経営戦略研究科)・相島 淑美(神戸学院大学 経営学部 准教授)・出野 和子(関西学院大学 経営戦略研究科 研究員) > 資料 |
13:00-13:19 おもてなしの視点による日本型ビジネス・インプロビゼーション 相島 淑美(神戸学院大学 経営学部 准教授)・佐藤 善信(関西学院大学大学院 経営戦略研究科 教授) |
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オーラルセッション10 | オーラルセッション11 | オーラルセッション12 | |
コメンテーター:高橋 広行(同志社大学 商学部 教授) | コメンテーター:金 雲鎬(日本大学 商学部 准教授) | コメンテーター:本庄 加代子(東洋学園大学 現代経営学部 准教授) | |
12:00-12:19 小売企業における感覚マーケティング ― 経営者に対するインタビュー調査による検討 ― 石井 裕明(青山学院大学 経営学部 准教授)・平木 いくみ(東京国際大学 商学部 教授)・外川 拓(上智大学 経済学部 准教授)・恩藏 直人(早稲田大学 商学学術院 教授) |
12:00-12:19 ソーシャル共同購買ECの受容性分析 ― 「Pinduoduo」モデルを対象として ― 劉 亜菲(KDDI総合研究所 アナリスト) |
12:00-12:19 ラグジュアリーブランドの展覧会とブランド経験 ― シャネルとカルティエの比較分析 ― 栗栖 郁(CBRE リサーチ ディレクター)・斎藤 勇哉(順天堂大学大学院 医学研究科 放射線診断学) |
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12:20-12:39 セレンディピティ消費の概念化 小菅 竜介(立命館大学大学院 経営管理研究科 教授)・安田 裕子(立命館大学 総合心理学部 准教授) |
12:20-12:39 シニアのeコマース利用についての一考察 ― ガイドライン策定のための購買時の不安要因の探索と分類 ― 倉橋 美佳(株式会社ペンシル COO)・太宰 潮(福岡大学 商学部 准教授) |
12:20-12:39 データ駆動型メタアナリティック脳神経画像結合解析によるブランド・リレーションシップの情報処理過程の検討 綿貫 真也(流通科学大学 准教授)・赤間 啓之(東京工業大学 生命理工学院) |
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12:40-12:59 個人知の活用と持続的幸福度の関係性 ― スキルシェアがもたらす社会的価値 ― 青木 慶(甲南大学 マネジメント創造学部 准教授) |
12:40-12:59 プラットフォームビジネスにおけるコーペティション・ベースのビジネスモデル革新に関する考察 ― Yahoo!ニュースの事例研究に基づく仮説提示 ― 富樫 佳織(愛知淑徳大学 創造表現学部 准教授) |
12:40-12:59 アフターコロナ時代のプレイスブランディング ― OMOによる地方創生の再構築 ― 岩林 誠(株式会社東京アドエージェンシー) > 資料 |
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13:00-13:19 潜在顧客を見つけるカラーマーケティング法 ― 消費行動を促す色彩心理とは ― 河野 万里子(株式会社色彩舎 代表取締役)・田中 久美子(みらいラフター 代表) > 資料 |
13:00-13:19 居住者実感調査に基づく街の分類 新井 優太(株式会社リクルート住まいカンパニー)・相島 雅樹(同上)・小出 佳世(同上) |
13:00-13:19 ブランド研究はどう発展すべきか? ― 被引用上位2000位までのブランド研究論文から見えてきた40のトピック ― 宮井 弘之(株式会社SEEDATA 代表取締役) > 資料 |
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オーラルセッション13 | ドクターオーラルセッション1 | ドクターオーラルセッション2 | |
コメンテーター:本條 晴一郎(静岡大学 学術院工学領域事業開発マネジメント系列 准教授) | コメンテーター:金 春姫(成城大学 経済学部 教授) | コメンテーター:久保田 進彦(青山学院大学 経営学部 教授) | |
12:00-12:19 サービスの効果の検討のための分析アプローチの構築 今村 一真(茨城大学 人文社会科学部 教授)・陳 晨(茨城大学大学院 人文社会科学研究科) |
12:00-12:19 サービスの特性と消費者間の相互作用 ― ジャニーズファンにおける同担拒否を事例として ― 末吉 彩(一橋大学 経営管理研究科 博士課程) |
12:00-12:19 創造性の発揮を支援する行動 ― 広告会社の課題解決チームの会話分析からの考察 ― 太古 益樹(大阪市大 創造都市研究科 博士後期課程) |
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12:20-12:39 シニア市場の多様性分析 ― 未来展望と将来自己連続性の観点から ― 磯田 友里子(高知大学 人文社会科学部 講師)・工藤 玲(株式会社ハルメクHD 生きかた上手研究所)・恩藏 直人(早稲田大学商学学術院 教授) |
12:20-12:39 外食における消費者の行動分析 ― 検索サイトを通じた循環する意思決定プロセスに着目して ― 島 浩二(大阪市立大学大学院 創造都市研究科 博士課程) |
12:20-12:39 ソーシャルメディア上で拡散・共有された広告情報の効果に関する実証研究 ― 一般消費者が拡散・共有した広告情報の受信者側の効果 ― 渋瀬 雅彦(法政大学大学院 経営学研究科) > 資料 |
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12:40-12:59 サービス・マーケティングにおけるエージェント管理問題 ― 病理検査サービスを事例に ― 秦 洋二(流通科学大学 商学部 教授) |
12:40-12:59 SNS上の他者がユーザー行動に及ぼす影響 ― 非発言者の存在に着目した実験による検証 ― 松井 彩子(一橋大学大学院 経営管理研究科 博士課程) |
12:40-12:59 ヘリテージツーリズムとして鳥羽・志摩地域の「海女漁」の活用プロセスにおける課題と可能性 ― 食のメディア化による「フードコンテンツツーリズム」の形成 ― 青木 洋高(北海道大学大学院 国際広報メディア・観光学院 博士後期課程) > 資料 |
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13:00-13:19 創薬ベンチャーのオープン・イノベーション ― ライセンシングのためのコミュニケーション ― 冨田 健司(同志社大学 商学部 教授) |
13:00-13:19 エンタテインメント・イベントに参加する消費者行動分析におけるアタッチメント・スタイルの援用 榎沢 祐一(嘉悦大学大学院 ビジネス創造研究科 博士課程) |
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13:30- 16:40 |
基調講演(Zoomウェビナー) 司会:八塩 圭子(常任理事 / フリーアナウンサー / 東洋学園大学 現代経営学部 准教授)
16:00-16:40 パネルディスカッション |
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16:50- | オンライン懇親会(Zoom会議) 司会:須田 美貴(株式会社ムーンショット・マーケティング 代表取締役)、山口 夕妃子(佐賀大学 芸術地域デザイン学部 教授) *学会員同士の交流を目的とした懇親会。全員での乾杯をはじめ、各賞の受賞挨拶、記念撮影、受賞者や報告者も交えたブレイクアウトルーム(シャッフルによる小部屋)での交流会も実施。初の試みのためトラブルもあるかもしれませんが、カンファレンスでの報告を肴に楽しみたいと思いますので、各自飲み物をもって、ぜひご参加ください(追加費用は不要)。 なお、Zoomの表記名は、名前(所属)に変更ください(Zoomの参加者をクリックし、自分の名前をクリックあるいは横の詳細で変更可能)。 |